5歳おすすめ絵本❷ 〜長男の読書記録より

長男の読書記録、5歳❷です。まだまだやさしい絵本が多いですが、昔話絵本も登場してきます。

長男は春生まれのため、この絵本リストは、春→夏→秋→冬と読んだ順に並んでいます。
絵本だけでなく、文章が多い本、幼年童話も含みます。読みにくかった本は省きました。

絵本・児童文学研究センターの良書リストにある本は、そのことがわかるようにしました。


シリーズとして他にも出ている絵本があれば明記します。
私は息子が気に入った絵本の続編などがあれば、それも読むことにしていました。読書習慣が身につくまでは、読み終えた本から「次に読む本」へつなげていくことが重要です。

絵本の説明は、出版社HPの説明文を転載させていただきます。
お子さんが好きそうだと思った本は、ぜひ図書館で借りたり購入してみてください!

目次

5歳夏。だるまちゃんやバムケロなど、シリーズものが大好き

『だるまちゃんと におうちゃん』加古 里子
だるまちゃんシリーズの8作目です。
今回、だるまちゃんと一緒に遊ぶ友だちはお寺の男の子。体が大きく力持ちなので、金剛力士の「におう(仁王)ちゃん」と呼ばれています。だるまちゃんとにおうちゃんはお寺の境内で力比べをすることになりました。
お相撲、腕組み相撲、けんけん相撲、指相撲、尻相撲など、体を使ったさまざまな遊びを楽しみます。
だるまちゃんとにおうちゃん、力比べはどちらが勝つでしょうか。(福音館書店)
「だるまちゃん」シリーズ(全8冊

『からだ あいうえお』中川ひろたか /文、佐々木 一澄 /絵
病気や体、病院にかかわる50音がテンポ良く展開します。おもしろいイラストで体のことや病気のこと、検査や治療のこと、病院のことを知りながら、50音を覚えていくことができます。
読み聞かせのときに、簡単に説明できるよう短い解説文も添えました。カバー裏面は見て覚える「あいうえお」表つき!(保育社)

『うさぎとかめ』 ラ・フォンテーヌ /文、ブライアン・ワイルドスミス /絵
紹介文なし(らくだ出版)。絶版ですが、絵がとても美しいのでせひ図書館で借りてみてください。

『どんどろ めがね』はやし ますみ
山が大きな動物の背中に見えたこと、あるかな? 流れていく雲たちが動物の群れに見えたこと、あるよね?
自然が宿すもうひとつの姿を、はやしますみがオイルパステルでダイナミックに描き出す。
目には見えない、でも確かにそこにある姿が、色が、魂が― そう、めがねをかけると見えてくる。(佼成出版社)

『バムとケロのおかいもの』島田ゆか
いっしゅうかんの まんなかの すいようび。きょうは たのしい おかいもののひ!(文溪堂)
「バムとケロ」のシリーズ(既刊5冊)

『すいかのたね』さとう わきこ
ばばばあちゃんが、すいかのたねを庭にまきました。
それを見たねこが掘り出してしまいますが、ただの種だったので「つまらない」と庭にうめもどしてしまいます。
いぬ、うさぎ、きつね、ばばばあちゃんがみんなが同じことをしたので、とうとうすいかのたねは「いいかげんにしろ」と怒り出します。
そんなたねを「大きくおなり」と、ばばばあちゃんが叱りつけたものだから、さあ大変。悔しくがって勢いよく育ったすいかが、ぐんぐんつるを伸ばし始めたのです!(福音館書店)
「ばばばあちゃん」シリーズ(既刊18冊ほど)

『ちょうつがいの絵本』井上 洋介
蝶番が閉じるとパタンと半分、パッと開けばたちまち2倍。なんて楽しい蝶番。なんでもつけよう蝶番。
帽子に椅子に、地球につけた、いったいどうなる蝶番!?
1976年初版、今なお新しいナンセンス絵本の復刊!(フレーベル館)
「井上洋介の絵本」シリーズとして、他に『アナボコえほん』『ぐるぐるえほん』があります

井上洋介さんの絵本はたくさん読みました。ユニークな感性をもった井上さんの絵本は、毎回ちがう発見・面白さを感じさせてくれます。
この『ちょうつがいの絵本』も、何にでもちょうつがいをつけてしまおう!という、不思議で愉快な視点の絵本でおすすめです。

長男

この絵本を読んで「ちょうつがい」のことを知って、2つのものをくっつけられるところが面白いと思いました。
『アナボコえほん』も『ぐるぐるえほん』も楽しかったです!

『むしたちの うんどうかい』得田 之久 /文、久住 卓也 /絵
カブトムシ、テントウムシ、バッタ、チョウ、ダンゴムシ… たくさんの虫がはらっぱにあつまって、うんどうかいをはじめました!(童心社)

『よーい どん!』中川ひろたか /文、村上 康成 /絵
かけっこ、とび箱、あみくぐり。おやおやこんどは水泳だ。楽しい応援団もいっぱいの愉快な運動会。(童心社)
「ピーマン村の絵本たち」シリーズ(全12巻)

年中になり、季節感や行事もしっかり意識できる年齢になってきました。
運動会やおゆうぎ会、りんご狩りなど、幼稚園で行われる行事に合わせた絵本選びも意識していました。

『きたかぜにのって』はるな まき /文、いしくら きんじ /絵
朝がくるとインコのパムは、鳥かごの中から町のみんなに元気にあいさつ。
でもある日、パムは仲良しのかざみどりに「ぼくの生まれた遠い南の国に帰りたい」と相談しました。かざみどりは思い切って応援することに。(小峰書店)

『だちょうさんのたまご』谷口 國博 /文、村上 康成 /絵
ダチョウが卵を産みました。皆さんは知ってますか? 鳥は、生まれて最初に見たものをお母さんだと思うんですって。
卵にひびが入りました。もうすぐヒナが生まれそう。そこにやってきたのは… エリマキトカゲやヤマアラシ、おじさんたち!
大変!! 生まれてきたヒナが、みんなをお母さんと思ったらどうなるの? 
ダチョウの赤ちゃんがエリマキトカゲやヤマアラシやおじさんみたいになっちゃうの?!(ひさかたチャイルド)

『青いヤドカリ』村上 康成
波打ちぎわに立つ男の子の耳にふしぎな声がきこえてきました。
「怖いのかい? それなら、足もとにおちている貝がらをひろってごらん。海の声がきこえるだろ…」
海の精ともいえるタコに誘われ、少年は海にもぐります。
青く深い、美しい海の魅力と少年の勇気を描いた、まぶしい夏の絵本。(クレヨンハウス)
「ようこそ森へ」シリーズの夏の絵本で、春『ようこそ森へ』秋『山のおふろ』冬『やきいもの日』もあります

『そーっと そーっと ひらいてみよう』ニック・ブロムリー /文、ニコラ・オバーン /絵
みんなの力で、絵本の世界から怪物を追い出そう!
絵本の世界が、へんてこな侵入者のせいでめちゃくちゃに! みんなもいっしょに怪物を退治してくれない?

誰もが知っているアンデルセンの『みにくりあひるの子』の絵本の中に、みょうな闖入者が入りこみます。闖入者は絵本の中で大暴れ。ページを引き裂き、文字や文章を食べて、絵本の世界はめちゃくちゃになってしまいます。
あわてたみにくいあひるの子は読者に、「こいつを外に追い出すために、力をかして」と頼むのですが…。
さあ、どうすれば、闖入者は絵本の外に出て行ってくれるでしょう? 読者が絵本の世界に入り込んで、お話に参加して楽しめるアクティビティ絵本。最後にはあっと驚く大胆なしかけが、お話の臨場感を高めてくれるはずです。(WAVE出版)

『おおきなきがほしい』佐藤さとる /文、村上 勉 /絵
りすや小鳥がすみ、居心地のよい見晴らし台がある大きな木…。そんな木があったら登ってみたいとねがう、子どもの夢を描きます。(偕成社)
絵本・児童文学研究センター 良書リスト4〜5歳前後

『かずあそび ウラパン・オコサ』谷口 晃一
1はウラパン、2はオコサ…。1と2だけでたのしく遊べる、ちょっとふしぎな「かず遊び絵本」。
魔法がかかったようなやわらかな色彩の絵と言葉が、ふしぎな世界へと誘います。(童心社)

『よかったね ネッドくん』レミー・シャーリップ
パーティーに出かけたネッドくん。運がよかったり悪かったり、スリル連続の大冒険。アメリカで爆発的な人気をよんだ絵本です。(偕成社)

『どこにいるの? シャクトリムシ』新開 孝
ふしぎな歩きかたをするシャクトリムシ。じつは、かくれんぼの名人です。さまざまな色や形のシャクトリムシのくらしを紹介します。(ポプラ社)
「ふしぎいっぱい写真絵本」シリーズ

『こんちゅう かくれんぼクイズ』
虫たちのなかには、擬態といって、自然物にそっくりな姿をすることで、敵にみつからないように身を守ったり、獲物を捕まえたりするものがいます。本書では、みごとに擬態する虫たちを、自然物と並べて、クイズにして紹介していきます。虫たちの驚きの化けっぷりを楽しんだあとは、その虫が実際に環境にとけこんでいる姿や生態を、鮮明な写真でみていきます。(ひさかたチャイルド)
「しぜんにタッチ!」シリーズ

『森の顔さがし』藤原 幸一
ゆたかな森は ゆかいな森
へんな顔 いっぱい わらい顏 いっぱい
森のなかまたちに あいにいこう!
ほら、森のこえが きこえてきたよ(そうえん社)
「そうえんしゃ・写真のえほん」シリーズ

『ぼく、ひとりでいけるよ』リリアン・ムーア /文、ジョーヤ・フィアメンギ /絵
あらいぐまのリトル・ラクーンは、お母さんからザリガニをとってきてとたのまれました。幼児のはじめてのおつかいを描きます。(偕成社)
絵本・児童文学研究センター 良書リスト5〜6歳前後

『ちいさな1』アン・ランド、ポール・ランド
ひとりぼっちの「ちいさな1」は、仲間をさがしに出かけます。
しかし、だれも仲間に入れてくれません。そこへ「わっか」がやってきて…。(ほるぷ出版)

『なつのあさ』谷内こうた
だれの心にも時おりふとよぎる少年の日のひとこま。
夏の朝のさわやかな匂い、白い風景、弾む自転車、汽車の音-絵本ならではの喜びがあふれてくる。(至光社)
絵本・児童文学研究センター 良書リスト5〜6歳前後

『なつのあさ』はすばらしい名作絵本なので、ぜひたくさんの子に読んでほしいです(大人も一緒に楽しめます)
夏の朝のさわやかな空気の中、主人公の男の子がいろいろなものを感じ取ります。自然に対して五感が開かれるあの感じが、伝わってきます。
絵本・児童文学研究センターの講義で知り、初めて読んだ時は親子で感動しました。

『ちいさな島』ゴールデン・マクドナルド /文、レナード・ワイズガード /絵
夏がきたころ、一匹の子ねこが、家族と一緒にちいさな島にピクニックに来ました。「なんて ちっぽけなところだ」と子ねこは言い、「ぼくは この おおきな世界につながってる」という、ちいさな島の言葉を理解できません。ちいさな島の「さかなに きいてごらん」という言葉に、子ねこは魚に聞いてみます。そうして子ねこが分かったことは、自分の知らないことを知る喜びと、そして信じるということ。ちっぽけだと思ったこのちいさな島は、確かに世界につながりをもちながら自分の世界も持ち、そしてこの輝く青い海に囲まれているのです。(童話話)

『旅する蝶』新宮 晋
カナダとメキシコを渡る蝶、オオカバマダラの旅を美しい絵で表現。
著者の2度に渡るメキシコ取材により生まれた絵本。生命の神秘と力強さを鮮やかな色彩で描きます。(文化出版局)

『くも』新宮 晋
オニグモの習性と時の流れを、空の雲、夜の星を背景に、トレーシングペーパーに描いた画期的な絵本。高い芸術性が評価されました。(文化出版局)

5歳秋。木の実やきのこに興味があり、ポケット図鑑を持ち歩いていました

『木の実とともだち』松岡 達英 /構成、下田 智美 /作
秋の木の実をあつめた絵本。比較的身近によくみられる木の実の名前や料理、遊び方、毒の実などを、女の子と森の動物たちが紹介。(偕成社)

『にわのかいじゅうファイル』松橋 利光
カマキリやトカゲなど、庭で出会えるかいじゅうのような生き物たちを、カードの形で紹介。特徴や見つけた場所、見つけ方のポイントも。(アリス館)
「絵本であそぼ! いきものさがし」シリーズ(全3巻)

『ベルナルさんのぼうし』いまい あやの
ともだちのいないくまのベルナルさん。楽しみは、お気に入りのぼうしをかぶって散歩をすること。
ある日、散歩から帰って鏡を見ると、ぼうしにキツツキが穴をあけているではありませんか!
そのうちいろんな鳥がぼうしにすみついて…。
繊細な色づかいと、ユニークな造形が人気の作者が、心あたたまる優しい物語を紡ぎだしました。(BL出版)

『つるのおんがえし』山下明生 /文、吉田 尚令 /絵
原型は中国の唐の時代から語りつがれてきた昔話を、児童文学者の山下明生が再話。
鶴を助けた男とその母親の家に女が訪れ、幸せを得るものの、約束を破ることで終わりを迎える物語としました。
なぜ女はなぜやってきたのか、どうして男は女の正体をのぞいたのかなど、すべてが明快に進みます。
挿絵は気鋭の画家、吉田尚令が担当。幸福をもたらす愛らしい鶴女房に命を吹き込んでいます。ラストの鶴が去るシーンは美しく余韻を残します。(あかね書房)
「日本の昔話えほん」シリーズ(全10巻)

『もりたろうさんのじどうしゃ』おおいし まこと /文、きただ たくし /絵
もりたろうさんは、とってもすてきなことを思いつきました。じどうしゃのうんてんです。さて、それから―。(ポプラ社)
絵本・児童文学研究センター 良書リスト4〜5歳前後

『山のごちそう どんぐりの木』ゆのき ようこ /文、川上 和生 /絵
冬のコナラの木には葉はありません。でも,枝先にはたくさんの芽が春のおとずれを待っています。豊かなみのりをもたらすどんぐりの木(理論社)

『かにむかし』木下 順二 /文、清水 崑 /絵
有名な日本民話「さるかに合戦」が木下順二氏の新解釈により、ユニークな絵本になりました。
方言の味わいを生かしたリズミカルな再話に,清水崑氏ののびやかな墨の絵がぴったりです。(岩波書店)

『いのちのカプセル まゆ』新開 孝
幼虫が細い糸でつくるまゆ。その形は種類によりさまざまです。天敵も多いまゆですが、その中で幼虫はさなぎとなり、立派な成虫へと成長します。(ポプラ社)
「ふしぎいっぱい写真絵本」シリーズ

『きゃべつばたけの ぴょこり』甲斐 信枝
キャベツの葉っぱの裏がわに、ふしぎな形をしたものがくっついています。
アリがちょんちょんとつつくと「ぴょこり」、カメムシがとんとんとたたいても「ぴょこり」と動きます。どうやら生きているようです。
雨が降りはじめると虫たちはあわてて逃げていきますが、ぴょこりは葉っぱにはりついたまま、ぴくりともしません。
雨がやみ、朝がくると、ぴょこりの背中がぴりっと裂けて何かが出てきました。それは、1匹のチョウでした。(福音館書店)
「幼児絵本ふしぎなたね」シリーズ(既刊40冊ほど)

『あたごの浦』脇 和子・脇 明子 /再話、大道あや /画
お月さまのきれいな晩、大きなタコが浜にあがって畑のナスを食べていると、タイがやってきて、月がきれいだから魚を集めて演芸会をしようといいます。
魚たちが集まって、にぎやかに歌い踊り、宴もたけなわになったところで、かくし芸を披露することになりました。
タイは松の木にのぼり「松にお日さん、これどうじゃ」、魚たちは「妙々々々々々」と大喝采。讃岐の昔話です。(福音館書店)

『りんご みのった』菅原 光二 /写真
秋の代表的な果物、りんご。その実が美しくおいしいのは、授粉や摘花、草刈りなど、農家の人々による工夫と努力のたまものです。
本書では、春にりんごの花が咲き、秋に収穫されるまでのりんご畑の様子を、農家の仕事の様子を交えて、数々の写真で紹介します。
りんごの生長を通して、自然の恵みや、自然と人とのかかわりに目が向き、食に対する興味が深まる絵本です。(ひさかたチャイルド)
「しぜんにタッチ!」シリーズ

『クリストファーのしあわせないちにち』バレリー・ゴルバチョフ
数の数え方を習った子うさぎくん。なんでも数えてみたくてしかたがありません。
新しい知識を得た子どもの喜びをえがいた絵本です。(偕成社)

『甲虫のはなし』ダイアナ・アストン /文、シルビア・ロング /絵
『たまごのはなし』シリーズの最新刊、今回は「甲虫」(Beetle)です。
アメリカでは色とりどりの甲虫が人気なので、この絵本もカブトムシなどではなく、タマムシなどが描かれています。監修者は今をときめく昆虫学者・丸山宗利さん。(ほるぷ出版)
「世界がどんどん広がる!知識絵本のはなし」シリーズ(全6巻)

『だんぼーるおうじ』長野ヒデ子
子どもたちにとっても身近な「段ボール」を題材に、主人公ゆうちゃんの遊びがどんどん広がっていく、想像力豊かなストーリー。親子で一緒に、すぐ遊びたくなる「あそび絵本」です!(世界文化社)

『うらしまたろう』時田 史郎 /再話、秋野 不矩 /絵
魚をとって暮らしていた浦島太郎は、ある日、家に戻る途中、村の子どもらにいじめられていた亀を助けて、海に逃がしてやりました。
次の日、太郎が釣り糸をたれると、美しい娘が大きな亀をしたがえて現れ、自分が昨日助けられた亀で、実は竜王の娘、乙姫であることを告げ、お礼に竜宮に来てほしいといいます。
おなじみの昔話を、古代の文献にまでさかのぼり精査して再話しました。(福音館書店)
絵本・児童文学研究センター 良書リスト4〜5歳前後

『むし ムシ 昆虫』しもだ ともみ
「昆虫」には、どんな特徴があるの?
お絵かきしていると、体に共通の特徴があることがわかるよ。紙と鉛筆を持ってチャレンジしよう!(PHP研究所)

『ぞくぞく ぞぞぞ』九州国立博物館
江戸時代初期の『化物絵巻』(狩野宗信作)から、12種の化物がつぎつぎに登場する。
妖怪の権威、水木しげる氏推薦!(フレーベル館)
「きゅーはくの絵本」シリーズ(既刊10冊)

『みずたま レンズ』今森 光彦
朝露や雨にぬれた花や葉っぱには、キラキラ光る丸いみずたまがついています。
小さないきものたちの気持ちになってみずたまをのぞいてみると、むこうの景色が逆さまに見えたり、こちらの景色が映っていたり。
たくさんのみずたまに同時に映る同じ顔、顔、顔。みずたまがレンズになったり、鏡になったり、見える場所によってさまざまなものを写してくれます。そこには不思議な世界がありました。(福音館書店)

『白雪姫』高津 美保子 /文、山本 容子 /絵
雪のように色が白く、血のようにほおが赤く、カラスのように黒いつやつやしたかみの毛の白雪姫。
だれからも愛されていた白雪姫が、新しいおきさきにつらくあたられて…。
銅版画で描くグリム童話の世界。(ほるぷ出版)

『からすたろう』やしま たろう
学校では何ひとつ覚えられず、みんなに無視されていた少年からすたろうには、かくされた才能がありました。教育とは何かを問う。(偕成社)
絵本・児童文学研究センター 良書リスト4〜5年生前後

『からすたろう』は小学校の中学年〜が合っています。私が読んでみたくて選びましたが、当然ながら長男には早くてキョトンとしていました(汗)
学校での問題や、人の尊厳をどう守るかという大きなテーマをもつ作品なので、適切な年齢になったら再読したいです。

『かずをかそえる』五味 太郎
「ことりが1わ はなが1りん 1」「こどもがひとり いすが2こ ねこが3びき」「10のまとまりが5 はんぱが7 57」
―絵本作家・五味太郎の描くかわいいイラストで学ぶ、1から100の数字。
数を理解するために、いちばんはじめに手にすべき一冊。やさしく、わかりやすく、ものの数え方と計算の基礎を教える。(玉川大学出版部)

『昆虫のこと』キャスリン・シル /文、ジョン・シル /絵
昆虫ってどんな生き物でしょう? ハチ、クワガタ、チョウ…。幼虫は、卵からかえります。
シンプルな説明と美しい細密画のコラボレーションによる生態絵本。さあ、生き物が暮らす自然の世界へ出かけましょう!
視覚に訴えかける図絵とわかりやすい言葉。巻末には登場した生き物の解説を付します。好評シリーズの一冊。ョンによる生態絵本。解説付き。(玉川大学出版部)
「〜のこと」というタイトルのシリーズで、他にも15冊ほど出ています

『どんどん どんぐり!』 西沢 杏子 /文、飯村 茂樹 /写真
秋になると雑木林で見かけるどんぐり。どこからやってきて、どうやって大きくなるの?
どんぐりの成長や、どんぐりをえさにする動物などを紹介する。
自然や様々な生き物を通して地球環境を考える写真絵本。(チャイルド本社)

『ドングリ小屋』いしい つとむ
ドングリ小屋は、仲良し3人の秘密の場所。遊びに行くたびに、テーブルの上に山盛りのドングリが置いてある。
だれがドングリをくれるの? ドングリ小屋はだれのもの?
やがて時が経ち、久しぶりにドングリ小屋を訪れた3人は、その答えに気がついた―。
大きな子から小さな子へ受け継がれていく「秘密基地」で存分に遊び、まぶしいばかりに成長していく子どもの姿を、繊細な筆致で描く。(佼成出版社)

5歳冬。小学校受験も意識して、昔話絵本を読むよう心がけていました

『こぶとりじいさん』いもと ようこ
右頬にこぶのある陽気なじいさんは鬼の宴に出くわし踊り出てしまいます。明晩も来いという鬼はこぶを取って預かります。左頬にこぶのある陰気なじいさんもまねてみますが、下手な踊りにしらけた鬼にこぶを返されてしまいました。(金の星社)
「いもとようこの日本むかしばなし」シリーズとして、他にも多数出ています

『きたかぜと たいよう』ラ・フォンテーヌ /文、ブライアン・ワイルドスミス /絵

『エリーちゃんのクリスマス』メアリー・チャルマーズ
エリーちゃんは、犬のハリーや猫のヒラリーたちとクリスマスツリーの飾りつけをしました。
さあ、できあがりと思ったら、ツリーのてっぺんにかざるお星さまがありません。エリーちゃんは雪の中、お星さまを探しにでかけます。
途中で出会った女の人も、青いカケスも、ふくろうもお星さまをもっていません。そんなとき、むこうからサンタさんがやってきました。エリーちゃんがサンタさんにお星さまを探していることを伝えると…。(福音館書店)

『手ぶくろをかいに』新美 南吉 /文、黒井 健 /絵
冷たい雪で牡丹色になった子狐の手を見て、母狐は手袋を買ってやろうと思います。黒井 健の情感豊かな絵で表現された南吉の世界。(偕成社)

『ねずみのさかなつり』山下 明生 /文、いわむら かずお /絵
寒い冬。かちんかちんに凍った湖に穴をあけて魚釣り。お父さんが作ったそりに乗って、釣り名人だったお母さんが大活躍。(ひさかたチャイルド)
「7つごねずみ」シリーズ(既刊4冊)

『クリスマス プレゼントン』スズキ コージ
スズキコージから小さい頃の懐かしい思い出をクリスマスプレゼント!
とても寒い雪の夜、だまって座っていた雪だるまが突然歩き出しました。それを見つけた、メリーという女の子が、そおっとあとをつけていきましたが。
雪のラッパ男、雪の馬、雪の山や村などのすてきなイラストが楽しませてくれるクリスマスお勧めの本。(復刊ドットコム)

『ダンボールくん』 ジェローム・リュイエ
ひとりぼっちのダンボールくん。いろんな形に変身して遊びます。でも、さびしい。
ある日、やっぱりひとりぼっちのレオンと出会いました。(小峰出版)

『クリスマスのおくりもの』ジョン・バーニンガム
クリスマス・イブの夜。おじいさんサンタとトナカイたちは、プレゼントを配りおえてうちに帰ってきました。
やっと休むことができると思ったら、ふくろの中にまだひとつ、おくりものがのこっているではありませんか!(ほるぷ出版)

『がまんのケーキ』かがくい ひろし
ケーキを目の前に、こいたろうくんとかめぞうさんは「がまんがまん」。けろこさんを待つけれど…。
ユーモアたっぷり人情絵本!(教育画劇)

『ぱれーど』山村 浩二
『おやおや、おやさい』シリーズなどで大人気の山村浩二が作と絵を手がける絵本。アカデミー賞にノミネートされた『頭山』や『マイブリッジの糸』など世界的なアニメーション作家として知られる山村氏の繊細でユーモラスな世界が画面いっぱいに広がります。
たいこの音に導かれた子どもが、前に前にどんどんと進んでいくと、見たことのない時代、場所で、動物のような、文字のような不思議なものたちと出会っていきます。
稀代のアニメーション作家がかきおろしたしなやかで力強い絵本の誕生です!(講談社)

まえむき よこむき うしろむき』いのうえ ようすけ
ゾウを前から見ると鼻がぶらぶら、横は大きなおなか、後ろはしっぽがぷらり。
時計は前向きだと振り子が動いて見え、横向きだ音だけカチコチ、後ろ向きだと金具がひとつだけ。
カエルは、電車は、ブランコは、クロールは、おすもうさんは、お母さんは……と、前、横、後ろから見た姿を描きながら、いろいろな面から物を見たときの、物の感じ方をユーモラスな文でつづっていきます。(福音館書店)

ある物を、いろいろな方向から見た時にどう見えるか考えること(メンタルローテーションといいます)は、小さな子にとって大切です。
こんな絵本を読むことで、楽しくトレーニングできたらいいですね!
※近々、メンタルローテーションについて記事にまとめる予定です

りんごのきに こぶたがなったら』アニタ・ローベル /文、アーノールド・ローベル
「ふたりでめんどうみれば、たいしたことはないさ」お百姓はおかみさんにそう言って、こぶたを全部買った。ところが農場へ帰ると、なまけて寝てばかり。一人でこぶたたちの世話をしたおかみさんは、ある日とうとう…。ユーモアとウィットいっぱいの楽しい絵本。(評論社)

『エンリケタ、えほんをつくる』リニエルス
おかあさんから、きれいな色えんぴつをもらったエンリケタは、それを使って絵本をかくことにしました。さて、どんなお話ができるのでしょう?
アルゼンチンの国民的人気漫画家、リニエルスの初邦訳絵本。リニエルスは長年、アルゼンチンの新聞にひとコマ漫画を連載しています。抜群の描写力で描かれる茶目っ気いっぱいの漫画は、アルゼンチンのみならず、世界中の読者を魅了しています。また、3人の愛娘を観察することから生まれた絵本は、ユーモアと愛情にあふれ、アメリカで賞を受賞するなど、高く評価されています。(ほるぷ出版)

『やじるし』平田 利之
花をつみに出かけた女の子は、黄色のやじるしに連れられて、ふしぎな寄り道をします。魚が鳥になり、雨は花になり、やじるしも姿を変えて進み、やっと野原についたと思ったら大きなクマが出てきて…!
青と黄と黒だけを使用した3色印刷が味わい深く、シンプルにデザインされた画面は、新しいのになぜか懐かしい気持ちに。
人気イラストレーターの平田利之さんが描くユーモアは心地よく、何度でもページをめくりたくなる絵本です。(あかね書房)

『かいぶつ ぞろぞろ』辻村 益朗
足やつばさが生えた魚、1本ヅノの馬。古い絵や本の中には、ふしぎないきものがいっぱい。
よくみると、そのすがたはいろいろなどうぶつのたし算からできあがっています。何千年も前から、人間はたし算をつかった絵をたくさんえがいてきました。
みたこともないものにあこがれたり、正体のわからないものをこわがったり。絵の中のたし算には、そんなきもちを目にみえるかたちにしてくれる力があるのです。(福音館書店)

『むしさん なんの ぎょうれつ?』オームラ トモコ
案内係のハチが、50ぴきの虫たちの大行列を交通整理中。行列の先には、なにがあるのかな!?
人気シリーズ第4弾!(ポプラ社)
他に『うみで なんの ぎょうれつ?』『なんの じゅうたい?』『こんやは なんの ぎょうれつ?』があります

『ごはんのにおい』中川ひろたか /文、岡本よしろう /絵
朝、ごはんのたけるにおいで目を覚ました。『あーいいにおい』
ご飯粒がついたほっぺを見ておかあさんが教えてくれた。お米にまつわるお話しや、
あさごはんはどうして食べていくといいのか。(おむすび舎)

『すべてのひとに 石がひつよう』バード・ベイラー /文、ピーター・パーナル /絵
この本をきっかけに、多くの人が石(小さな地球)に眼を向けるようになりました―世代を超えて読みつがれてきた名作絵本。
自分の石を見つけるためのガイドブック。待望の復刊!(河出書房新社)

『ハリーのセーター』ジーン・ジオン /文 、マーガレット・ブロイ・グレアム /絵
ハリーは黒いぶちのある白い犬です。ある日、バラの模様のセーターをプレゼントされました。でも、ハリーはその模様が気に入りません。
セーターを着せられて町を歩けば、人も犬もみんなセーターを見て大笑い。ハリーは、街のあちこちでセーターを脱ぎ捨てようとしますが、そのたびに見つかって大失敗。
そんなとき、セーターから毛糸がいっぽんたれているのに気がついて…。あっとおどろく結末が楽しい、ゆかいな物語です。(福音館書店)

『キャベツくん』長 新太
ライオンがキャベツを食べるとどうなるのかな? じゃあクジラが食べると?
キャベツくんとブタヤマさんの楽しい会話のおもしろさ。(文研出版)

『ドラキュラーってこわいの?』せな けいこ
うさぎの兄弟の活躍で、ワインのびんの中で眠ってしまったドラキュラー。
いつまた目が覚めるかわからないので、うさぎの兄弟はびんごと大きな風船につけて飛ばしてしまいます。
すると雲の上にかみなりちゃんがいて、ドラキュラーはかみなりちゃんの血を吸おうとしますが…。(小峰書店)

『おもちのきもち』かがくい ひろし
「もう、たいへんなんです」お正月、“かがみもち”は、とある決心を…。お年賀にどうぞ。(講談社)

『雨とひょう』フランクリン・M・ブランリー /文、ヘレン・ボーテン /絵

『しばいのすきなえんまさん』渋谷勲 /文、松谷 春男 /絵
団十郎という役者がはやりやまいで死んで、あの世への道を歩いていると、鬼が出てきて団十郎をえんまさんの前につれだした。団十郎が役者だと知るとえんまさんは…。(ほるぷ出版)
「日本みんわ絵本」シリーズとして、他にも多数出ています

『いっすんぼうし』百々 佑利子 /文、小沢 良吉 /絵
ちびのいっすんぼうしが都に出て、お屋敷で奉公する。お姫さまのおともで大路に出かけ、そこで鬼をやっつけた。
…おなじみの昔話を草双紙・絵巻物を思わせる品格のある絵で描いた、魅力あふれる絵本。(ほるぷ出版)

『ふしぎなえ』安野 光雅 
階段をあがると上の階へ、またあがると、あれあれ、もとの階にもどっています。
迷路に入っていくと、いつのまにか天地がさかさまに。
蛇口から流れ出した水は川となってまた水道に循環し、高架道路は地面と同じ高さに…。
絵の中だけに存在する不思議な世界に、小人の案内で導かれます。世界的に人気を獲得した絵本作家・安野光雅のデビュー作です。(福音館書店)

『スースーとネルネル』荒井 良二
スースーとネルネルはなかなか寝ない子どもたち。ふたりは眠くなるまで、お話をつくって遊びます。
ベッドタイム・ファンタジー。(偕成社)

『あいうえおばけの おまつりだ』うえの あきお /文、美濃 瓢吾 /絵
夕方薄暗くなり始めると、妖怪たちの時間です。山や川、森から出てきて、続々と山奥の野原に向かう妖怪たち。70を超える妖怪たちは、夜通し大騒ぎをして、朝日に追われるようにねぐらに逃げ帰って行きます。
古来から言い伝えられてきた妖怪の姿は、美しくユーモラスで、怖いのに目が離せなくなる不思議な魅力があります。そんな妖怪たちが、五十音順のリズミカルな文章にのって続々と登場します。
絵本はこれが最初の作品となる美濃瓢吾が描いた、独特ながらどこか懐かしい、新たな妖怪絵巻です。巻末に妖怪の解説つき。(長崎出版)

『また おこられてん』小西 貴士 /文、石川えりこ /絵
「かたづけや〜」「またうそついて〜っ」… ぼくがきらいなことだらけやから、母ちゃんがおこりんぼマシーンになってまうんやろか。けんちゃんは、おふろで父ちゃんに語りかけます。
好きなものに囲まれていたかったり、母ちゃんに見ててほしかったり… 子どもの気持ちをていねいに描き、おこったりおこられたりの毎日の中にある大切な自分の気持ち、家族を愛おしく想う気持ちを発見させてくれる絵本。
おふろから出ると母ちゃんが…!(童心社)

『ルラルさんの ほんだな』いとう ひろし
ルラルさんが本を読んでいると、にわのみんなが「読んでくださいよ」とやってきました。
でも、読み始めると…。(ポプラ社)
「ルラルさん」シリーズとして、他にも多数出ています

『よにもふしぎな 本をたべるおとこのはなし』 オリバー・ジェファーズ
ヘンリーは本がだいすき。でも、ほかのみんなが本をすきっていうのとはちょっとちがう。
なぜって… ヘンリーは本を“食べる”のが大好き。どんなにむずかしい算数の本だって辞書だってぱくり。
それにどんどん頭が良くなっていくみたい!
だけど… だんだんヘンリーの頭とお腹の中はおかしな事に…。(ヴィレッジブックス)

『おしりつねり』桂 文我 /文、北村 裕花 /絵
そうじ、おつかい、ごしゅじんさまのおともなど、いっしょうけんめいはたらく子ども、でっちさん。
でっちさんが活やくする落語が、たのしい絵本になりました。
でっちのつねきちは、とてもよい子です。お店もきれいにそうじをしますし、おつかいもいやがりません。
でも、言われたことをおぼえるのが、とてもにがて。今日も、だんなさんからおとなりに言づてをたのまれましたが、すっかりわすれてしまい…。(BL出版)
「桂文我のでっち絵本」シリーズとして、他に『いちはちじゅうのもぉくもく』『お正月』があります

『ちょう』いまもり みつひこ
命の成長の感動、変化の楽しさを、美しい切り絵と優しい分で子どもたちへ伝えます。
卵から幼虫への、羽化のポイントが分かります。(アリス館)

『ひとつ』 マーク・ハーシュマン /文、バーバラ・ガリソン /絵
「かぞえきれないほど ほしはあるけど そらはただひとつだけ」
たくさんのものでも「ひとつ」に数えられる。ひとつはちいさいけれど、大きな不思議なかず。絵に描かれたものを一緒に数えながら楽しめます。(福音館書店)

5歳半くらいから家庭学習(特に算数能力)に力を入れるようになったので、読み聞かせでも算数がテーマの絵本を選ぶようにしていました。
「数」を「量」として捉えるには、ビジュアルで楽しめる絵本は最適です!
図形能力も高めたかったので、「形」の面白さに着目した絵本も選んでいました。
この『ひとつ』も素敵な算数絵本です。“中にうさぎが5羽いても、その巣穴は一つ”というように、小さいようで時に大きい「一つ」の概念を学ぶことができます。

6歳おすすめ絵本に続きます!

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