6歳おすすめ絵本 〜長男の読書記録より

長男の読書記録、6歳です。文章の多い本が増えて冊数は減ってきましたが、その分自分で図鑑や読みもの系の本を読むようになった頃です。

小学校受験や入学への不安で落ち着かない時期に、本を読むことは長男の息抜きになっていたと思います。

長男は春生まれのため、この絵本リストは、春→夏→秋→冬と読んだ順に並んでいます。
絵本だけでなく、文章が多い本、幼年童話も含みます。読みにくかった本は省きました。

絵本・児童文学研究センターの良書リストにある本は、そのことがわかるようにしました。

シリーズとして他にも出ている絵本があれば明記します。
私は息子が気に入った絵本の続編などがあれば、それも読むことにしていました。読書習慣が身につくまでは、読み終えた本から「次に読む本」へつなげていくことが重要です。

絵本の説明は、出版社HPの説明文を転載させていただきます。
お子さんが好きそうだと思った本は、ぜひ図書館で借りたり購入してみてください!

目次

6歳春、いよいよ年長。入学や小学校をテーマにした本を選ぶことも

『大接近! 工場見学④ フィットちゃんの工場〈ランドセル〉』高山リョウ /文、富永 泰弘 絵
ミートボール工場の超巨大フライヤー、溶ける前に作るアイスキャンディー工場の早技、マニアも歓喜のプラモデル工場の遊び心、ハイテクと職人技術が交わるランドセル工場、完全オリジナルにこだわるクレパス工場。おなじみの商品の製造過程をビジュアル化。(岩崎書店)
全5巻の人気シリーズで、他に『ガンプラの工場〈プラモデル〉』『サクラクレパスの工場〈クレパス〉』『おべんとクンミートボールの工場〈チルド食品〉』『ガリガリ君の工場〈アイスキャンディー〉』があります。

『らくがきぶたくん』あきやま ただし
「もっとうまく描けないのかっ!」 らくがきのぶたくんが文句を言って飛び出してきた。
ぶたくんはぼくのそっくりをらくがきして、ぼく自身を消しちゃった。
さぁふたりでらくがきの世界へ出発しようゼ。(ポプラ社)

『あなたが うまれた ひ』デブラ・フレイジャー
赤ちゃん誕生の喜びを高らかに歌いあげた絵本ができました。
あなたが生まれることは、動物から動物へと伝えられ、世界中が知っていました。お腹の中にいるときから、あなたが地球で楽しく生きていくための準備をしてくれました。
だから、あなたが生まれてきたとき、誕生を祝福する明るい歌声がきっと聞こえてきたことでしょう。親子でいっしょにお読みください。プレゼントにも最適です。(福音館書店)

『すなばばば』鈴木のりたけ
公園のすなばで友だちと遊んでいたら、空からすながふってきた!
すくなば、すなばなな、すながねばねば…、おかしなすなばになっちゃった!
すると、はぐれた友だちとであって…?
声色を変えたり、抑揚をつけたり、読み方次第で楽しみ方が何倍にも広がります。読み聞かせにぴったりの一冊です。(PHP研究所)
『す〜べりだい』『ぶららんこ』もあります

『ぼく バナナムシ』海野 和男
ぼくのなまえはバナナムシ。バナナにそっくりでしょ? だからバナナムシってよばれてるんだ!
大人気の虫の写真絵本。(佼成出版社)

『ろくべえ まってろよ』灰谷 健次郎 /文、長 新太 /絵
たいへんだ! 犬のろくべえが深い穴の中に落ちてしまった。
早く助け出さないと死んでしまうかもしれない。どうしよう!
子どもたちは救出大作戦に…。(文研出版)
絵本・児童文学研究センター 良書リスト5〜6歳前後

『だって 春だもん』小寺 卓矢
木の芽や、水や、動物たち… 森のみんなが知っています、まっています。かならず春がくることを。
美しい写真でつづる絵本。(アリス館)

『だんどん だんどん』内田 麟太郎 /文、かつらこ /絵
だんどん だんどん―。真っ白いふしぎな形のだんどんがやってきました。
だんどんを見たブタの親子は、「なかにいれて」と言って、だんどんの中へ入っていきました。すると、だんどんのからだにブタの鼻としっぽが現れました。
次にキリンがやってきました。キリンがだんどんの中へ入っていくと、だんどんにキリンの長い首がつきました。
そこへ、ウシが「おれもいれてくれ」と棒高跳びでだんどんに入っていきました。すると、だんどんは、ブタの鼻とキリンの首、そしてウシのからだを合わせたおかしな形になりました。
そして、次に待っていたのはおかめさん。おかめさんもだんどんの中へ入っていきました。だんどんは、ブタとキリンとウシとおかめさんを組み合わせた、おどろきの形になっていきます。さて、つぎにやってきたのは…?(PHP研究所)

『ぱーおーぽのうた』きくち ちき
のっちのっちと、小さなゾウくんが歩きはじめました。すると大きなゾウやキリンやガゼル、たくさんの虫たちも加わって、いつしかにぎやかな行進に!
力強く大地を踏みしめる足音と、生きものたちのよろこびの歌が響き合う絵本です。(佼成出版社)

『はっけん! むしのもり』タダ サトシ
さっちんという男の子と、オオクワガタのオオクワくんは、仲良しのお友だち。いつも一緒に「むしのもり」で遊んでいます。
「むしのもりのあかちゃんたち」では、いろいろな虫の幼虫に出会い、ホタルのライトアップで夏の到来を感じます。
「せみのもり」では、セミが羽化するすばらしい瞬間に、時間を忘れて見入ってしまいました。セミくんたちとドリンクバーで飲んだジュースもとってもおいしい!
恒例のさがしっこは、今回はちょっと難しいかな?
筋金入りの虫好き、タダサトシさんが楽しみながら描き上げてくださいました。(小学館)
『むしのもり』『おいでよ! むしのもり』もあります

『さかさのこもりくん』あきやま ただし
こもりくんは、こうもりの子。いつもさかさま、話す言葉もさかさま!本当の気持ちが伝えられないこもりくん。お友達できるかな?(教育画劇)
続編が3冊出ています

『まめうしのおとうさん』あきやま ただし
まめうしくんのおとうさんは、足もしっぽもうんこも、とにかくなんでも大きい。つのも大きくて立派ですが、よく見るとひびやきずだらけ。それは、まめうしくんがからすにいじめられた時に助けに来てくれ、木の上に逃げたからすをこらしめようと、幹にずつきしたり…と、まめうしくんを守るためにできたきずなのです。まめうしくんは、おとうさんが大好きです。
ところがある日おかあさんから、おとうさんも子どもの頃はまめうしくんより小さくて泣き虫だったと聞かされます。その夜、自分がすごく大きくなって、おとうさんと牧場を走る夢を見たのでした。
大胆な構図と優しい色合いの絵が美しい、楽しくも心温まる絵本です。(PHP研究所)
『まめうし』『まめうしとありす』もあります

『幼年版・ファーブルこんちゅう記 全10巻』アンリ・ファーブル /文、たかはし きよし /絵
大きな活字と繊細な挿し絵で、昆虫の特長や生態を学ぶことができます。巻末には、ご両親と先生方に向けた「『昆虫記』覚え書き」も掲載。(あすなろ書房)

虫の記事でも書きましたが、虫好き長男と頑張って読んだ思い出のシリーズです。
虫が苦手な親御さんも多いと思いますが、ファーブル昆虫記を読むことで、虫のどういうところが面白いのかわかると思います。虫の生態の不思議さ・奥深さに驚き通しでした。

『わんぱくだんのおばけやしき』ゆきの ゆみこ・上野 与志 /文、末崎 茂樹 /絵
わんぱくだんの3人がやってきたのは古ぼけた空家。その中でお化けごっこをしていると、誰か他にもいるみたいで…。(ひさかたチャイルド)
「わんぱくだん」シリーズ(既刊24冊ほど)

『おばけドライブ』スズキ コージ
だんご坂下のたばこ屋で、おばけたからくじを買ったヘイザくん。なんと、一等賞のスポーツカーが大あたり!!
さっそく、ガールフレンドのカアコさんとカッパ池までドライブへ出発! 途中、集団ヒッチハイクの小学生たちを乗せてあげたのですが…。
スピード感満点の、ノンストップおばけ絵本!!!(ビリケン出版)

『水鳥たちの楽園』太田 威
上池と下池には越冬のため、たくさんの水鳥たちが渡ってくる。その様子を貴重な写真で紹介する。(そうえん社)
「そうえんしゃ・写真のえほん」シリーズ(既刊16冊ほど)

『とぶえほん』KawaBooks /作、CHIMASKI /絵
「鳥の目線」の景色を楽しむ、新しい絵本が登場!
とりの形を楽しむ!読んで楽しむ! 探して楽しむ! 飛ばして楽しむ! こどもから大人まで楽める♪とりの形をした絵本です。
どんなお話?? さむ~い北極にいた鳥はあたたかい場所をもとめ、世界の素敵な景色をめぐりながら南の島へ向かっていきます。
あつ~い南の島にいた鳥はすずしい場所をもとめ、世界の素敵な景色をめぐりながら北極へ向かっていきます。(いろは出版)

『たなばた プールびらき』中川ひろたか /文、村上 康成 /絵
おりひめとひこぼしがたなばたかざりのお願いを見て、叶えてあげようと天の川へ皆をよぶと…。(童心社)
「ピーマン村のえほんたち」シリーズ(全12巻)

『むしたちのサーカス』得田 之久 /文、久住 卓也 /絵
カマキリのピエロが、ダンゴムシの玉のりをいたします! うまくきましたら拍手喝采を。(童心社)
「むしたち」シリーズ、既刊6冊ほど

『ぼくのロボット大旅行』松岡 達英
空高くを飛べて、海にも深くもぐれる“ぼく”の作ったロボット。
人口頭脳が頭のてっぺんに搭載されていたり、外の様子が見えるモニターやライトがついているのはもちろん、ロボットの中には、冷蔵庫やベッド、お風呂や研究室まであって装備は万端です。
そんな夢のような“ぼく”のロボットにのって、北極、北米、南米、オーストラリア、アフリカ、それに深海や宇宙まで旅をする、想像力が膨らむ、楽しい絵本です。(福音館書店)
『ぼくのロボット恐竜探検』もあります

『へそのかくれが』中西 翠 /文、かべや ふよう /絵
なかよしのゆいくんが、何だか変です。いつもと反対のことばかりしています。なんと、おへそにあまのじゃくが隠れていたのです! さあ大変。果たしてあまのじゃくをやっつけることはできるのでしょうか。愉快、痛快な絵本。(アリス館)

6歳夏。図鑑を持って旅行に行ったり自然体験をしたり、たくさん遊びました

『みんな 生きている』中川ひろたか /文、きくち ちき /絵
漢字学習にもぴったりの、感じる漢字絵本。
【青い空。金いろにひかるお日さま。虫も花もみんな、力づよく生きている。】
特に、小学一年生で習う漢字80字は、ゆたかな自然や、楽しい学校生活を感じられるものばかり。その80字をすべて使って中川ひろたか氏が書いた情景を、きくちちき氏がのびのびと生き生きと絵で描ききりました。
漢字を習い始める時期のお子さんにもおすすめの絵本です。(小学館)

『みんなおなじ でも みんなちがう』奥井 一満 /文、得能 通弘 /写真
生物の世界では、同じ種(しゅ)でもその個体には変異があります。大きさや、色や形がそれぞれ違っています。ですから同じ個体はそろいません。
ここでは、アサリ、ヒマワリのタネ、ウズラの卵、ヤママユガの繭、クワガタムシなど、動植物から14例を選び、美しくレイアウトをした鮮やかな写真によって、それぞれの個体がいかに違うかを明らかにしました。
まずその違いをじっくり見てください。個性的であることは生物の実態です。(福音館書店)

『ザガズー じんせいってびっくりつづき』クエンティン・ブレイク
大人が子どもを育てる苦労と、子どもが自分で育っていく苦労と、どっちが大変なんだろう?(好学社)

『こなものがっこう』塚本やすし
「こなものがっこう」って知ってる? 小麦粉たちは、立派な 「こなもの」になるために、そこでいろいろな勉強をしているんだ。(フレーベル館)

『みどりの船』クェンティン・ブレイク
お屋敷の庭で、植木を刈りこんだ「船」をみつけたぼくたちが、さっそく乗船してみると……。少年の日の夏の輝きを描いた絵本。(フレーベル館)

『ともだち くるかな』内田 麟太郎 /文、降矢なな /絵
朝から部屋をそうじして、誰かが来るのを待つオオカミ。友だちが誕生日のお祝いに来てくれるはずなのです。シリーズ2作目。(偕成社)
「おれたち、ともだち!」シリーズ、全13巻

『あかいありと くろいあり』加古 里子
学校の帰り道、ギャング黒ありにさらわれた小さな赤ありのぺっちゃん。それを知った赤ありたちが力をあわせて黒ありと戦います。(偕成社)
『あかいありの ぼうけんえんそく』もあります

『ゴー・ゴー・ゴール!』さこん らんこ /文、かべや ふよう /絵
街の人たちが次々にボールをつないで… 日常生活がいつのまにか「サッカー」になっちゃう!(フレーベル館)

『こぶたのブルトン なつはプール』中川ひろたか /文、市居みか /絵
ブルトンとアンドレはプールに行きます。おすもうのプールや迷路のプール。着ぐるみ水着に魚つり。楽しいプールがいっぱいです。(アリス館)
「こぶたのブルトン」シリーズ、全4巻

『14ひきのとんぼいけ』いわむら かずお
たくさんのトンボたちと、水辺の生き物が登場する、人気ロングセラーシリーズ第11作。
10ぴきのきょうだいたちは、ハグロトンボ、オニヤンマ、ギンヤンマ、シオカラトンボ、ナツアカネなど、たくさんのとんぼたちと出会います。(童心社)
「14ひき」のシリーズ、既刊12巻

『レインボーとふしぎな絵』エミリー・ロッダ
4番地に住むのは、画家のレインボー。お金持ちではないし、有名でもないけれど、絵を描くのが大好き。そんなレインボーの家に、ある日、老人ホームから手紙が…。(あすなろ書房)
「チュウチュウ通りのゆかいななかまたち」シリーズ、全10巻

『ゆでたまごひめ』 苅田 澄子 /文、山村 浩二 /絵
おべんとうのおかず達が大活躍!! お弁当箱のお城に住む“ゆでたまごひめ”。
ソーセー爺を振り切り、外に飛び出した。「わーい。ころころ」。
しかし、サンドイッチ兄弟にさらわれて!? おでんば“ゆでたまごひめ”の運命は!?
食べ物キャラクターが大活躍。ハラハラドキドキ、最後まで目がはなせない面白さです!!(教育画劇)

『おしりたんてい いせきからのSOS』トロル
おしりたんていと助手のブラウンは謎の依頼人を助けるため、ジャングルの奥深くの遺跡の中に入り…。
大人気シリーズ第5弾!!(ポプラ社)
「おしりたんてい」シリーズ(読み物)、既刊11巻

6歳秋、受験への緊張感が高まった時期。読み聞かせを淡々と続けることでリラックス

『じぶんだけのいろ』レオ=レオニ
自分の色がないことに悩むカメレオン、ある日もう一匹のカメレオンに出会って、すばらしい答えを見つけます。(好学社)
絵本・児童文学研究センター 良書リスト5〜6歳前後

この絵本は、幼稚園の読み聞かせボランティアで読みに行ったものです。
短所に感じられたものが、長所に変わることもある。人と人とをつなぐこともあるかもしれない。
力強く優しいメッセージが詰まったお話なので、ぜひ多くの子に読んでほしいです。

『かいけつゾロリに ドラゴンたいじ』原ゆたか
ひとり修業の旅にでたゾロリは、あるときお姫さまの花むこにりっこうほすることにしました。そのためにすばらしい計画をたてます。(ポプラ社)

『よーするに医学えほん からだアイらんど おなか編』きむら ゆういち・川田 秀文 /文、中地 智 /絵
「あらしのよるに」のきむらゆういちが考えた、ドラマいっぱい医学えほん。ふりがなつきでよみやすい。
医学専門家ではない絵本作家のきむらゆういちだからこそひらめいた! からだの仕組みのおもしろさがもりだくさんの「よーするに医学えほん」シリーズ(講談社)
「けが編」「インフルエンザ編」もあります

『ねたあとゆうえんち』大串ゆうじ
夜、「今日こそ絶対に寝ないぞ」と決めた僕のベッドに「ガチャーン!」と車輪が生えて、町をベルトコンベアーみたいに「ウィーン」と運ばれた先は!?
注目新人が濃密に描くレトロ感あふれる魅惑の世界。(白泉社)

『もりのこびとたち』エルサ・ベスコフ
深い森の奥の木の根もとに、小人のおうちがあります。そこには小人の家族がすんでいます。
小人の子どもたちは、りすとかくれんぼしたり、かえると飛びくらべをしたりして遊びます。
少し大きくなると、物知りのふくろうおばさんの学校で、森のことを学びます。
小人たちの生き生きとした暮らしと、森の季節が描かれた美しい絵本です。自分たちのまわりの森や林にも、小人の家族がいるかもしれない。そんな想像の世界を広げてくれます。(福音館書店)

『ファビアンのふしぎなおまつり』マリット・テルンクヴィスト
きょうは、おまつりの日。ファビアンは出かける前に、わくわくしていろんなことを考えました。きょうは町で、車じゃなく、ゾウに乗れるかも。キャンディーのなる木や、広場からはみだしそうに大きなケーキもあるかも! そして、ママと町へ出てみると、ほんとうに…?
大きく広がる「観音開き」のページをたくさん使って、子どもの空想のふくらみを表現し、ふしぎなおまつりの一日を描きだした、オランダ生まれの楽しいしかけ絵本。(徳間書店)

長男

すごく夢のあるお話で印象に残っています。こんなお祭りに行ってみたいと思いました!

『きんいろのとき』アルビン・トレッセルト /文、ロジャー・デュボアザン /絵
きりぎりすがなきはじめると、「霜がおりるまで、あと6週間」といわれます。こんなふるい、いいつたえが、秋の訪れを、知らせてくれるのです。
秋の収穫のよろこびに感謝したくなる絵本です。(ほるぷ出版)

『もじゃもじゃペーター』ハインリッヒ・ホフマン
「りょうての つめは 1ねんも きらせないから のびほうだい 
かみにも くしを いれさせない うへえ! とだれもが さけんでる…」
1844年のクリスマスの1週間ほどまえ、若い開業医ホフマン博士は、3歳半の息子に適当な絵本と本屋で見つけることができなかったので、かわりに1冊のノートを買ってきて、自分で絵を描き、詩をそえて絵本をつくりました。
それがもとで生まれたのが、この歴史にのこる傑作絵本『もじゃもじゃペーター』です。(ほるぷ出版)
絵本・児童文学研究センター 良書リスト小1〜2年

この絵本が発表されたのは1847年。ドイツの精神科医であるホフマンが、息子さんに向けたお話集として書いたものです。
表題作『もじゃもじゃペーター』の「ペーター」は息子さんの名前で、髪や爪を切らなかったら大変なことになるという戒めのお話です。
他のお話も子ども心にストレートに届く戒めばかりで(火遊びやいじめなど)、最近の絵本にないものを感じます。面白いですよ!

『たまごのはなし』ダイアナ・アストン /文、シルビア・ロング /絵
ひとくちに卵といっても、その形態はさまざま。
きれいな卵、やわらかい卵、袋のような卵…と、ちいさな命がつまった卵には、生き物の知恵や不思議もいっぱいつまっています。あたたかいイラストの知識絵本。(ほるぷ出版)

『ぞうのホートン ひとだすけ』ドクター・スース
ほこりの上に誰かの小さな世界があった!
50年以上世界で愛されてきた絵本作家ドクター・スースが描くぞうのホートンの絵本です。(偕成社)
『ぞうのホートン たまごをかえす』もあります

長男

ホートンがほこりの上にある小さな人たちを、必死で守り抜く姿に感動しました。
いろいろな本を読んだけど、ドクター・スースが書くお話は特別で、新しい感じがします。

『100円たんけん』中川ひろたか /文、岡本よしろう /絵
コンビニで、おかしをおねだりしたら、「100円までよ」って言われた。
100円ショップに行ったら、なんでも100円だった。じゃあ、よそのお店では、100円で何が買えるのかな?
ぼくとお母さんは、商店街をたんけんしてみることにした。名付けて…100円たんけん!
はかりうりしているお肉屋さんで、100円ぶんのお肉を買ってみよう。
魚屋さんに100円で買えるものはある?
1800円のケーキ、100円ぶんならどのくらい?
八百屋さんは? お寿司屋さんは? パンやさんは?
子どもたちにとって身近なねだん「100円」で買えるものをくらべてみながら、お金のやくわりや、もののねうちについて、考えるきっかけをくれる絵本。
読めば、ふだんのおこづかいの見方がちょっと変わるかも!? 親子で楽しめる、はじめてのお金絵本です。(くもん出版)

『どんぐりむし』藤丸 篤夫 /文、有沢 重雄 /絵
どんぐりから出てきた小さないもむし「どんぐりむし」。その正体は?
みぢかな虫のひみつがわかる楽しい写真絵本。(そうえん社)
「しぜんといっしょ」シリーズ、既刊7巻

『こけしがこけて』新井 洋行
日本には郷土玩具というものがあります。全国各地にあって、その数はとても多いんです。昔の人たちはこのおもちゃで遊んでいたということですね。
この本を作るにあたり、全国の郷土玩具を調べました。そして、その中から有名なもの、魅力的なものを集めておはなしにしました。郷土玩具収集もとても楽しいですよ。(鈴木出版)

6歳冬、卒園までもう少し。入学後の読書につなげるべく、いろいろなジャンルの本に挑戦

『ゆうぐれ』ユリ・シュルヴィッツ
クリスマスを間近にひかえたある日、男の子とおじいさんが散歩にでかけます。
川辺で沈んでいく夕日を眺めているうちに、あたりはだんだん暗くなり、やがて街のイルミネーションが次々と輝きだしていきます。
あわただしく過ごしていると、気づかずに通りすぎてしまうような瞬間が、あざやかに描きだされます。
風景の美しさはもちろん、夕暮れ時のなんとなくさみしい気持ちや、クリスマスを控えた街の様子、イルミネーションにわくわくする気持ちが伝わってくる、珠玉の絵本。(あすなろ書房)

『あわふきむし』有沢 重雄 /文、藤丸 篤夫 /絵
こうえんで ふしぎな しろい あわを みつけたよ。これ、いったい なんだろう?
くさの ねもと、きの えだ、くさや きの はっぱ… いろんなところで みつかる。このあわ、いったい なんだろう?
みぢかな しぜんで みつけよう! むしの くらしは おどろき いっぱい!(そうえん社)
「しぜんといっしょ」シリーズ、既刊6巻

『うさぎのさとうくん つきよ』相野谷 由起
さとうはねるくんは、ある日うさぎになりました。池にうつる月を食べたり、麦わら帽子の穴から海が見えたり、雨を結んでみたりしています。
さとうくんの毎日に時々起こる不思議なできごとを描いたファンタジックな絵本。(小学館)
『うさぎのさとうくん』『うさぎのさとうくん こうちゃのみ』も出ています

『わたしのすてきなクリスマスツリー』ダーロフ・イプカー
窓から見える冬ざれの雪景色。庭にそびえる1本のツリーには、1つの星が神々しく輝いています。
そこに集うのは、つややかな毛並みのくろくま、しろふくろう、きびたいしめ、ごきげんのしまりすなど、野や森の魅力的な生きものたち…。
クリスマスの美しい風景を、いきいきとしたイマジネーションと鮮やかな色づかいで描いた絵本。
しっとりした文章も味わい深く、クリスマス気分を存分に楽しめます。
カウンティングブックにもなっていて、3~5歳のお子さまから、美しい絵を愛する大人の方々にもおすすめです。(BL出版)

『きみの行く道』ドクター・スース
子どもから大人まで、新しい人生をふみだそうという人に贈るユーモアと冒険に満ちた物語。現代のマザーグースといわれるスース博士の、人生のヒントに満ちた作品。(河出書房新社)

『パディントンのクリスマス』マイケル・ボンド /文、R.W.アリー /絵
もうすぐクリスマス。クマのパディントンは、デパートでわくわくのイベントがあることを知り、ブラウン家のみんなと出かけることにしました。さあ、どんな一日になるでしょう。
愛すべきクマのパディントンのほっこりするお話。(理論社)
「クマのパディントン」絵本シリーズ、全7巻

『くるみわりにんぎょう』E・T・A・ホフマン /原作、アリソン・ジェイ /絵
雪のクリスマスイブ。クララは名付け親から、くるみわり人形をもらいました。
真夜中、クララがねずみの王の攻撃から人形を助けると、人形は呪いがとけて、王子の姿になり、クララはお菓子の城に招待されて…?
バレエで知られる物語に、英国で人気の画家が絵をつけました。訳は詩人の蜂飼耳。(徳間書店)

『みまわりこびと』アストリッド・リンドグレーン /文、キティ・クローザー /絵
雪のうえに残った、ちいさな足あと。それは、冬の夜、雪にとざされた農場を、順々にこびとがみまわっているのです。牛、馬、ひつじ、にわとり… そしてにんげんの子どもたち。
長い冬のあとには夏がやってくると、勇気づけるように語りかけていくこびと。
北欧ではおなじみのこびとのトムテはスウェーデンのサンタクロースともいわれる農家を守る妖精。そのこびとについてうたった古い詩をもとに、児童文学作家アストリッド・リンドグレーンが1960年代初頭に書いたお話が長い年月を経て再発見されました。
その文章にアストリッド・リンドグレーン記念文学賞受賞作家であるキティ・クローザーが絵を添えてできたのがこの絵本。ふたつの才能が見事にぶつかり合った、奇跡のコラボレーションによる珠玉のクリスマスストーリー。(講談社)

『ウリンボー』椎根 和 /文、荒井 良二 /絵
イノシシの赤ちゃんをウリンボーといいます。とてもかわいらしく何でもよく食べます。人間とイノシシのつながりは、日本の古い書物に紹介されているように、昔からあります。
2011年3月、フクシマの原子力発電所が爆発して放射能の雨が山野に降り注ぎました。放射性物質につよいといわれるイノシシの王様がフクシマの王子様にたのまれ、イノシシたちが人間のために、その放射能汚染に立ち向かいました。
そして、フクシマはイノシシであふれかえり、イノシシ王国になりました。(芸術新聞社)

『名画 ここどこ』結城 昌子
色彩感覚や美的センスは幼少期に養われます。だけど、いきなり子どもを美術館に連れて行って、まったく絵画に興味を持たなかった、という経験はありませんか? 子どもだけでなく、大人だって漠然と美術館に放り込まれてもなかなか絵を好きになれるものではありません。
そこで、見るとおもしろいポイントが抜き出され、絵全体のなかから抜きだされたところを探すという、遊びながら絵が自然に好きになるという仕組みの本ができました。「ここど~こだ?」といいながら一緒に遊べる、親子でのコミュニケーションにも役立ちます。この絵本で「はじめまして」の名画体験が楽しいものになるはずです!(小学館)


『クリスマスイヴのこと』クレメント・ムーア /文、アニタ・ローベル /絵
170年もの間たくさんの絵本やカードに作られてきたムーアの詩に、アニタ・ローベルが腕をふるった1冊。
細部まで丁寧に描き込まれた画集のように美しい絵本。(らんか社)

『おはなしのもうふ』 
フェリーダ・ウルフ、ハリエット・メイ・サヴィッツ /文、エレナ・オドリオゾーラ /絵

村の子どもたちは、「おはなしのもうふ」に座って、ザラおばあちゃんのお話を聞くのが大好き。
そのひとりが、ある日、毛糸のくつしたをもらいました。贈り主はわかりません。
それから、村人たちに次々と謎のプレゼントが届くようになり…。(光村教育図書)

『わっ』井上 洋介
おじいさんがあるいていると… わっ!
ここにも、そこにも、あそこにも…まちのあちらこちらに、びっくりがいっぱいかくれてる。
おじいさんといっしょに、どきどきするお散歩に出発! びっくり楽しいお散歩絵本。(小峰書店)

『なきむしこぞう』今村 葦子 /文、酒井 駒子 /絵
しずかな夏の夕方、ぬいぐるみのゾウとライオンとキリンは家出をすることにしました。もといた動物園の売店に帰るのです。でも、庭で出会った屋根裏ネズミに持ち主の男の子が3匹がいなくなって大泣きしていると聞き…。いとおしく宝物のような絵童話。(理論社)

『あっ! ゆきだ』フランクリン・M・ブランリー /文、ホリー・ケラー /絵
雪ってきれいだけど、時には交通を遮断したりするやっかいなもの。
そんな雪は何かに役だっているの?雪の成り立ち、雪の形や、雪の役割など「雪」のいろいろを伝えます。
1968年に「ゆきがふる」というタイトルで当社より翻訳出版された作品が、2000年にアメリカで新たなイラストレーションをつけて絵本として改訂、出版されました。
雪の専門家による新しい訳でお届けします。雪に関するQ&Aもついています。(福音館書店)
「福音館の科学シリーズ」として、他に13冊ほど出ています

『むしホテルへようこそ』きねかわ いつか /文、近藤 薫美子 /絵
「いらっしゃいませ!」「こんにちはー」ここはもりのおくのきりかぶホテル。きょうもたくさんのむしたちがとまりにやってきます。カメムシ、カブトムシ、テントウムシ…。そこへ、フンコロガシもやってきて…。いったいなにがおこるのでしょう?さあ、いっしょにホテルをのぞいてみましょう!(BL出版)
『むしホテルとなぞのちかしつ』『むしホテルのおばけさわぎ』も出ています

『あかちゃん新社長がやってきた』マーラ・フレイジー
あかちゃん社長に大ピンチ! 新入社員は、実は、新社長だったのです! 
新社長のいばり方といったら、あかちゃん社長の比ではありません。でも、ママとパパは、楽しそう。新社長には、オーガニックミルクや、アロマテラピー、専用車など至れり尽くせり。
社長の座を追い落とされて我慢ならなくなった、元あかちゃん社長は、ついに大胆な行動に出るのですが…!(講談社)
『あかちゃん社長がやってきた』の続編です

『森の標本箱』Forest Farm
めんどうな理屈も、むずかしい技術もいらない。落葉、木の実、川原の石ころ…。素材はすべて自然がつくってくれたもの。
それら全ては、拾い上げた瞬間に素敵なアートに変身。森の遊びのガイドブック。(小学館)

『どろんこ どろちゃん』いとう ひろし
どろんこの中からぐぐぐーーーん! 生まれてきたのは、どろんこどろちゃん。さあ、いっしょにあそぼう!(ポプラ社)

『こどもってね』ベアトリーチェ・アレマーニャ
こどもってね、ちいさな ひと。でも、ちいさいのは すこしのあいだ。 いつのまにか しらないうちに おおきくなる。
こどもってなんだろう? そんな哲学的な問いが名作絵本を生み出しました。
様々なシーンの子どもたちが勢いのあるタッチで大胆に描かれ、子どもの感性がしなやかな言葉でつづられます。作家自らが「代表作」と呼ぶベストセラー絵本、待望の邦訳!(きじとら出版)

『雨ニモマケズ』宮沢 賢治 /文、柚木 沙弥郎 /絵
賢治がのこした一冊の手帖。そのなかにあった言葉が、多くの人々の心をゆさぶりつづけている。
闘病生活のさなかに書きとめられたその言葉は、作品として書かれたものではなく、賢治の「祈り」そのものだった…。(ミキハウス)

『ヘリオさんのふしぎななべ』市居みか
ヘリオさんが買った、古いあなあきなべの絵には、不思議な力がありました。
夜中にものおとで目覚めたヘリオさんが見たものは…?(アリス館)

『いろいろ いろんな日』
ドクター・スース、スティーブ・ジョンソン /文、ルー・ファンチャー /絵

「きいろいきぶん。あおいきぶん。いろんな日があって、いろんなぼくがいる―」
日々変化する心の動きを「いろいろな色」で表現し、アメリカで多くの人々の共感を得た、リズミカルで躍動感あふれる絵本。
1991年に亡くなったドクター・スースが色彩感覚に優れた画家に絵を描いてほしいと書き残した作品で、彼の死後二人の画家の手により完成しました。(BL出版)

『重力って……』ジェイソン・チン
重力って、どういうものなのか? これをシンプルに説明し、重力というものの性質を、絵本の中で体験できる作品です。
迫力のある絵に、ごく短い文がつき、思わずひきこまれます。宇宙に興味をもつファーストブックとして、小さい子どもから楽しめる絵本です。巻末には、よりくわしく重力について学ぶことができるよう、解説ページがついています。(偕成社)

『トゥースフェアリー』ピーター・コリントン
歯がはえかわるとき、ぬけた歯を箱に入れて枕の下においておくと、夜のあいだに妖精が訪れてコインと交換してくれます。妖精はその歯をもって、どこへいくのでしょう。
欧米の習慣をモチーフにした「歯の妖精」のメルヘンを、豊かな想像力で細やかに描いた、文字のない絵本。
歯を入れるトゥース・ボックス(くみたて式)がついています。(BL出版)

『スケッチブック』植田 真
おしゃまなふたごの女の子と、少し気弱な男の子。
3人は楓の木の下に、1冊のスケッチブックをみつけます。その中には、画家の心の風景が静かに広がっていました…。
ページをめくるごとに、子どもたちの想像力が飛び立つ、詩的で、愛らしい絵本。大切な人へのプレゼントにもどうぞ!(ゴブリン書房)

『いろ いろ いろのほん』エリヴェ・テュレ
読者が絵本の世界を動かす新感覚絵本! 色の不思議と楽しさをつめこんだカラフルでエネルギッシュな世界に圧倒される絵本。(ポプラ社)

『まさかりどんが さあ たいへん』かこ さとし
まさかりどんは、大きな木をたおし、大なたやのみにきりが力をあわせ、かわをむいたりけずったり、かなづちととんかちがきて、すてきないすのできあがり。(小峰書店)

『おっとどっこい しゃもじろう』もとした いづみ /文、市居みか /絵
しゃもじのしゃもじろうたちは、風邪をひいてしまったおねえさんのためにとびっきりおいしいおかゆを作ってあげることに…!
かわいい台所用品たちが繰り広げる、楽しくて心温まるお話。(ひかりのくに)

『ゆきだるまくん、どこいくの?』たむら しげる
スキーで、くまにぶつかってしまったゆきだるまくん。怒ったくまに追いかけられて逃げる逃げる。
ドキドキのノンストップ絵童話。(偕成社)

『まめまめくん』デヴィッド・カリ /文、セバスチャン・ムーラン /絵
まめまめくんは、なぜか、生まれたときから豆つぶみたいに小さかったのです。
お人形の靴をはき、マッチ箱の中で眠り、おもちゃの車に乗って遊んだり、乗馬みたいにバッタに乗って探検したりして、自分が小さいことなど気にもせずに、楽しく過ごしていました。
でも、小学校に入学したら、豆つぶサイズには難しいことが続出したのです。教室のイスには座れないし、給食も届かないので食べられません。休み時間も、クラスメイトと遊べないので、いつも一人で絵を描いています。
先生は、そんなまめまめくんの将来を心配しますが、まめまめくんは、やがて立派な大人になりました。そして、すばらしい仕事を持てたのです。さて、その職業とは…
こんなに小さくても、偉大なアーティストになったのです。(あすなろ書房)

手のひらに収まるサイズの可愛い絵本です。
人はだれでも好きなことを続けていけば、自分の仕事を見つけることができるという温かいメッセージが込められています。
読んだ時長男の反応はありませんでしたが、心の奥底に残ってくれていたらいいなと思います。

『マトリョーシカちゃん』ヴェ・ヴィクトロフ、イ・ベロポーリスカヤ /文、加古 里子 /絵
お人形のマトリョーシカちゃんは、お客さんを家に招待することにします。
「仲間も待っています」と、はり紙を出しておくと、お客さんの人形がやってきました。
しかし、家に入るとマトリョーシカちゃんしかいないので、お客さんはうそをつかれたと怒ってしまいます。
マトリョーシカちゃんはみんなを騙したのでしょうか? いいえ。あっと驚く趣向で、もてなすのです。
ロシアの民俗人形が次々と登場する、うきうきとした楽しさがいっぱいの絵本です。(福音館書店)

『おりがみにんじゃ』つきおか ゆみこ
おりがみ城のおりがみ殿様に「あずきの国の宝を探れ」と命じられた、おりがみ忍者。
「いちおり、におり、さんおりん、あっというまに…」と呪文をとなえると、鳥に大変身。ひとっ飛びで、あずき城にやってきました。
あずき城のお姫さまに「お宝はどこじゃ」と忍者が迫ると、なんと、姫は和菓子を使って戦って…!?
あずき城の意外な宝に思わず心がほっこり。本文や見返しで折り紙の折り方もわかる、おいしい楽しい絵本です。(あかね書房)

『給食番長』よしなが こうたく
クラスの番長にそそのかされ給食を残してばかりの1年2組。怒った給食の先生たちが家出してしまい…。インパクト抜群の食育絵本。(好学社)
『飼育係長』『あいさつ団長』『おそうじ隊長』『ちこく姫』『宿題ファイター』も出ています

長男

学校でも人気のシリーズです。迫力のある絵が楽しい!
この絵本を読んだら、小学校に行くのが怖いなという気持ちがなくなりました。

『なぞかけどうじょう』中川ひろたか /文、大島 妙子 /絵
なぞかけは「○○とかけて△△ととく。その心は□□」という江戸時代からある言葉遊びで、落語家の大喜利でもおなじみ。
同じ発音でも意味が異なる言葉、同音異義語の勉強にもなります。さあ、なぞかけ道場に入門しよう!(金の星社)

『そらからきた こいし』しおたに まみこ
あるとき、女の子はほんのすこしだけ地面から浮いている小石を見つけました。
不思議に思ってしらべはじめますが、誰に聞いても、本を読んでも、「うかぶ小石」のことはわかりません。
でも、女の子がよく探すと、うかぶ小石はいろんなところですこしずつ見つかって…。
木炭と鉛筆による緻密なタッチの絵で、女の子の小石への思い、小石が集まってからおこったとくべつなできごとを、繊細にえがきます。
小さな身近なものへ寄せる思いが、遥か彼方にあるものへの思いへとひろがっていく、新人作家の鮮烈なデビュー作。(偕成社)

絵が素晴らしい。そしてお話もユニークでぐっと引き込まれます。
石や宇宙が好きの子に、特におすすめです。

これで長男0〜6歳読書記録が終わりました。
長男入学後の読書記録については、また少し間を置いて、いつか書けたらと思います。

次は、次男の0〜6歳読書記録を書きたいですが、長男を上回るペースで読み続けているので、書くのが大変そう…! 少し落ち着いた頃に挑戦したいと思います。

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