【Z会 幼児コース】兄弟で続けて良かったことは? 難しい時のフォロー方法もお伝えします

もうすぐ新年度。お子さんの家庭学習について、もう計画を立てられましたか?
我が家は家庭学習中心なので、毎年春休みが始まる前までに、次年度の教材を準備しています。

今日は、長男(新小3)が幼稚園の3年間、そして次男(新年中)が1年間やっている、Z会幼児コースの通信教育についてお伝えします。

言語力や読解力を鍛えてくれる内容になっているので、読み聞かせとの相性も抜群です。

通信教育は届くまで内容がわからないので、決めるまで迷われる方も多いと思います。
ぜひこの記事を読んで、参考にしてください。

目次

まずは、毎月届く教材のくわしい内容をご紹介します。

Z会の通信教育は、幼児から高校生まで揃っているので、長く続けていくことができます。

小学生コースからは、ハイレベルコースも用意されていて、私の周りでも塾なしZ会のみで、医学部や難関大学に入学しているお子さんが何人かいます。
どうやらZ会を続けていると、自学自習のできる子に育つようです。

長男は幼児コースを受講した後、小1〜2年の間はお休みしていましたが、小3からまた算数・理科・社会・英語を受講することに決めました。
ずっと教科書準拠のワークを探していたのですが、先日調べたところ、Z会の算・理・社は教科書準拠の内容になっているんです(しかもちゃんと出版社別!)嬉しい発見でした。

普段の家庭学習では、ピグマリオンの教材や思考力系の問題集を解いているので、Z会で教科書の内容をフォローしてもらえれば、バランスが良くなりそうです。

小学生コースの感想は、また別な機会に書きたいと思います。

さて、幼児コースですが、決して難しかったり、知育教材として高度なことを教え込むようなものではありません。

「あと伸び」を重視するZ会だからこそ、小さな子が当たり前のことを当たり前に知ったり感じたり理解したりできるように、サポートをしてくれる内容になっています。

私自身、長男の子育てを通して、幼少期の楽しい体験・豊かな言語体験が、入学後の学力に大きく影響するのだということを、日々実感しています。

幼少期に詰め込まず、親子での体験を大切にするZ会だからこそ、難関大学受験にも通用する自学自習の力が育つのでしょう。

【Z会幼児コース(年少)で届くもの】
①『かんがえるちからワーク』季節感がたくさん盛り込まれた良質なワークブック。シール付き。
②『ぺあぜっと』工作や食育など、親子で取り組む体験型教材。シールや材料付き。
③『ぺあぜっとi』『ぺあぜっと』の解説と、子育て情報が載った保護者向けの冊子。
④『いっしょにおでかけブック』お出かけに便利なミニサイズ絵本。

これは①の『かんがえるちからワーク』2月号です。
「四角い」「丸い」「大きい」「小さい」など比べる言葉について、イラストで見ながら学べる問題。

これは冬の野菜や果物について知る問題で、②『ぺあぜっと』の体験につながるような流れになっています。

点線をなぞる練習は、指先の巧緻性を高めたり、物の形を正しく捉える力も高めてくれます。

小さい子が大好きな迷路もあります。
この他にも、多いのはどちらかを選ぶ問題、似た形の中から同じ形を選ぶ問題、間違い探し、反対言葉を探す問題、2番目に少ない量のものを見つける問題など、さまざまな問題がバランス良く載っているワークブックになっています。

鉛筆とクレヨンさえ用意すればOKです。
ちなみに我が家では、リラ社(ドイツ)の三角グリップクレヨンを愛用しています。太くて芯が柔らかいので、幼児の筆圧でもしっかり書けて、普通のクレヨンのように汚れないのでおすすめです!

②の『ぺあぜっと』は、親子での体験型です。

2月号では、このように葉もの野菜の葉っぱを観察して、小さな赤ちゃん葉っぱを見つけようというものでした。

ほうれん草を用意する必要がありますが、やってみると次男は大喜び。小さな葉っぱを見つけて、家族の中で一番小さい自分と重ね合わせて、嬉しそうに話してくれました。

私が面白いなと思ったのは、③の『ぺあぜっとi』の解説。毎号知らない知識が載っているので、親が話してあげることで、興味をどんどん広げていくことができます。

2月号では他に、親子で遊びながら身体の部位を覚える課題や、食事の配膳を学ぶ課題、ペットボトルのふたに顔をつける工作が載っていました。

長男3年、次男1年、続けた効果は?

長男次男
言葉の使い方をより正しく理解
机に向かう習慣がついた
鉛筆の正しい持ち方を覚えた
ワーク形式に慣れることができた
結果、小学校受験対策になった
親子で取り組み思い出が増えた
話せる言葉の数が増えた
文字への興味が促された
兄の影響で元々勉強が好きなので
毎月届くことでさらにやる気UP

長男は絵本の読み聞かせで言葉のシャワーを浴びせながら、ピグマリオンZ会の合わせ技で勉強してましたが、3つの相性はとても良いと感じています。
知識を詰め込まない、まずは心を育てる、実体験を重視、そして、高学年以降の“あと伸び”を目指す。

Z会の教材は全体に、語彙を増やすこと、言葉を正しく使うことを重視した内容になっていますが、絵本の読み聞かせも合わせて行うことで、言葉を文章として身体に、心にしみ込ませることができます。

また、Z会幼児コースの算数分野は、ピグマリオンの数論理能力を育てるやり方と同じです。
イラストを見ながら、数を量として捉える練習をくり返した後で、だんだんと合わせたり引いたりしていく。その過程で、数唱や数字を書く練習もします。

長男のやったZ会です。綴りひもでまとめておくと収納に便利です。

中身は全体に改訂されていますが、ところどころ同じ問題も載っていて、兄弟で見比べるのも面白いです。

長男の時は何もわからず、ネットを検索していろいろな教材を試しましたが、「読み聞かせ✖️Z会✖️ピグマリオン」という3本柱は、地頭を鍛えるのにかなり効果があったと確信しています!

月齢差をどのようにフォローするか。工夫すれば早生まれさんでも大丈夫!

Z会幼児コースのデメリットを一つ挙げるとしたら、毎号季節感のある内容になっているため(それは素敵なことなのですが)、やらずに置いておくと季節がずれてしまうこと。

つまり、月齢差などで内容を難しく感じても、数ヶ月おいてから取り組むと、季節が合わなくなっているんです。

幼児期は月齢差が大きく、それに加えて、人ぞれぞれ発達段階にも差があります。

長男は春生まれで発達が早かったため、Z会幼児の教材は簡単に感じたのですが、次男は冬生まれで発達ものんびり。当初は言葉数が少なく、文字への興味もなかったため、教材をやるのは難しいと思いかなり悩みました。

そこで思い切って、一年遅らせて受講しようと考えました。年中の4月から、年少コースを受講しようと思い、Z会のお問い合わせ窓口で聞いてみたんです。

すると、次のような返信をいただきました。

ちょうど次男の発達で悩んでいた時だったので、この返信に励まされると同時に、「私が一緒に取り組んで、発達を促してあげればいいんだ!」と、奮起することができました。

この一年、実学年で受講してきた結果、年が明けて4歳を迎える頃には言葉数が増えて、いろいろなことへの理解も一気に進みました。Z会のワークに刺激され、文字を読むこと・書くことへの興味も出てきました。
今では、Z会に挑戦して本当に良かったと思っています。

ちょっと難しいと感じるワークに取り組む際、一つだけ工夫したことがあります。

このように、文字(五十音)の形がはっきり確認できるように、大きく印刷したプレートを作ったことです。

例えば2月号の「た」と「だ」を見分ける問題をやる時に、「これが『た』だよ」とプレートを置いて見せてあげると、形を覚えやすくなります。

これは長男の漢字学習を手伝っていて気づいたことですが、文字は何度も書くことで覚えられるのでなく、なるべく大きくした文字を、しっかり目で見て脳に焼きつけるようにすることで、すぐに覚えることができます。

特に、小さい頃から絵本の読み聞かせをしてきて、「絵」をよく見てきた子は、その傾向が強いのではないかと考えています。

数字も同じように大きく印刷したものを使っています。

次男は虫が好きなので、この昆虫カード(かるた)をよくやるのですが、その時にもひらがなプレートは活躍します。

言語発達を促して、本物の思考力を育む。あと伸び重視のZ会には安心感があります。

Z会幼児コースでは、親子での絵本の読み聞かせも大切にしています。

前述のように、毎号ミニサイズの絵本がついてくるのと、保護者向け情報誌『ぺあぜっとi』の巻末には、必ずおすすめ絵本コーナーが設けられています。

季節にあった絵本や、『ぺあぜっと』の体験とつながるような絵本が並んでいるので、毎号楽しみに読んでいます。

人は言葉を媒介にして、イメージを操作することで思考します。

単純な記憶テクニックで物事を暗記するのは限界があるため、イメージ化して記憶したり、それを元に思考できる能力が、これからの時代には必須です。

Z会幼児コースは、単にワークで詰め込み(暗記)をさせる教材ではありません。
物など具体的な言葉を増やし、さらに、親子でふれあいながら取り組むことで(ここがポイント)、心で感じる抽象的な言葉も増やしてくれるので、イメージする力がどんどんついていきます。

本物の思考力を育むサポートをしてくれていると感じるからこそ、信頼しながら受講することができています!

幼児教育の質で、地頭の良さが変わる。お金と時間をかけるなら幼少期です。

長男が入学して、初めての参観日を見て愕然としたのが、小1の時点で自由にイメージして思考する力には、大きな差がついているということでした。

4月から小3ですが、その後の様子を見聞きしていても、イメージ力の差だけは埋まっていないと感じています。
もちろん、解法やテクニックの詰め込み学習の効果で優秀な子はたくさんいますが、自分の頭をいつでもフル回転させられる子はそれほど多くありません。

「お金と時間をかけるなら幼児期」というのは真実だと、日々実感しています。

【Z会幼児コース2021年度 受講会費(毎月払い)】
※入会金・解約金などはいっさいかからないので安心です
  年少:2200円 /月
  年中:2640円 /月
  年長:2860 円 /月
ここから、12カ月一括払いなら15%off、6カ月一括払いなら5%offになります

工作はお兄ちゃんに先生をお願いしています。前に一度作ったことがあるものばかりなので、「なつかし〜!」と言いながら教えてくれています。

毎号さまざまなテーマの課題が届くので、お子さんとの思い出が増えるのは間違いありません。

4月号の申し込み締め切りは、3月15日(月)までです。
(遅れたら5月号からの受講になってしまうので、お気をつけください!)

下のバナーをクリックすると、Z会ホームページに飛ぶことができます。


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