【秋の絵本】ハロウィン絵本 おすすめリスト(18冊)

今年ももうすぐハロウィンです★
日本でも行事としてすっかり定着し、どんどん絵本も増えてきました。

その中から読んで面白かったものをご紹介します。

ハロウィンに限らず、かぼちゃやおばけ、魔女などが登場するものも広くセレクトしました。
ぜひ絵本選びの参考になさってください。

目次

『ハロウィン! ハロウィン!』西村 敏雄

【内容】24ページ
主人公・たろうと動物たちは、工夫を凝らしたお手製の仮装で「トリック オア トリート!」とおばあちゃんの家を訪ねます。秋の新定番絵本、誕生!(白泉社)』

【manpukuポイント】
黒猫は画用紙でコウモリに、ねずみは袋をかぶっておばけ、ぶたはトイレットペーパーでミイラ男に変身☆ 高い衣装を買わなくても、手作りだって十分楽しめます。創作意欲がわく絵本です。
絵もお話も優しいので、小さい子でも安心して楽しめるハロウィン絵本です。

【おすすめ年齢】
1〜2歳から

『おばけのぺろぺろ』乾 栄里子 /文、西村 敏雄 /絵

【内容】32ページ
いたずらがだ〜い好きなおばけの“ぺろぺろ”が歌うのは、歌ったものが本物になる、ヘンテコな歌。
夜の町にやってきては、いたずらばかり。
今日は公園で、子どもたちをおどろかそうと張り切っていましたが…あれれ? なんだかいつもと様子が違うみたい!
声に出すほど面白い! ぺろぺろが歌うへんてこリズムがクセになる、愛とユーモアいっぱいの絵本。(フレーベル館)

【manpukuポイント】
これも『ハロウィン! ハロウィン!』と同じ西村 敏雄さんのイラストです。お目目くりくりの「ぺろぺろ」が可愛いです。
歌ったことが現実に! 大人数の読み聞かせでも盛り上がりそうなハロウィン絵本です。

【おすすめ年齢】
3〜4歳から

『おばけのきょうだい はじめてのハロウィーン』松田 奈那子

【内容】32ページ
ぼくたち おばけと 一緒に 楽しもう!
今日はハロウィーン。イチ、ニイ、サン、ヨンのおばけきょうだいは、仮装をした子どもたちといっしょに街へでかけ、「トリック オア トリート!!」
元気な声をひびかせて、初めてのハロウィーンを過ごします。
仲良くお菓子をもらって、空を飛んで、みんなとっても楽しそう。次のハロウィーンも、きっとまた遊べるね!(小学館)

【manpukuポイント】
おばけと子どもたちが仲良くなる微笑ましいお話です。巻末にハロウィン工作がたくさん載っているので参考になりますよ。

【おすすめ年齢】
4〜5歳から

『かぼちゃスープ』ヘレン・クーパー

【内容】32ページ
森の中の家に、ねことりすとあひるの三人が、いっしょに住んでいた。 三人が、毎日決まった手順で作るかぼちゃスープは、世界一の味。 ところがある朝、あひるが「ぼくがスープをかきまぜる!」と言ったから、三人は大げんか。ついに、あひるは家出した。 三人の友情と、スープの味はもとに戻る?(アスラン書房)

【manpukuポイント】
ハロウィン絵本ではないですが、世界一おいしいかぼちゃスープの出てくる絵本。寒くなってくる時期に読みたくなります。子どもたちの心に響くストーリーです。

【おすすめ年齢】
4〜5歳から

『まじょのかんづめ』佐々木マキ

【内容】32ページ
女の子と犬が森へ遊びにいくと、見なれない一軒家がたっていたので、中に入ってみました。
すると台所にあった缶詰から「たすけて」という声が聞こえてきます。缶切りでギッシギッシと開けてみると、最初はゾウが、次はクマが…と、次々と動物が出てきました。
その時、魔女が帰ってきて、ふたりはかんづめにされてしまいますが…。
魔女の家の蛍光色がふしぎな雰囲気を醸しだす絵本です。(福音館書店)

【manpukuポイント】
不思議で、少しハラハラするところもあって、子どもたちが夢中になれる魔女の絵本です。
小さい子向けの絵本にはあまりない「謎解き」要素があるので、最後に「そうだったのか!」という発見があります。佐々木マキさんらしい味わい深く面白い作品です。

【おすすめ年齢】
3〜4歳から

『やさいのおなか』きうち かつ

【内容】48ページ
ネギ、レンコン、ピーマンなど、いつも食べている野菜の断面(おなか)をじっくり見てみたことはありますか?
何層にも重なっていたり、穴が空いていたり、種が詰まっていたり… 外から見ているだけだと分からない、不思議な形が隠れているんですよ。
そんな野菜のおなかが「これ なあに?」とたくさん登場!
答えとともに、美しい野菜の絵が楽しめます。身近な野菜のおもしろい一面を味わえる絵本。(福音館書店)

【manpukuポイント】
表紙のかぼちゃが印象的な野菜の絵本です。
食育にもぴったりなので、ぜひまだ読んだことのないお子さんは、クイズのように楽しんでみてほしいと思います(大人でも何だろう?と考えてしまう「やさいのおなか」があります)
続編で『やさいのせなか』も出ています

【おすすめ年齢】3〜4歳から

『プリンちゃんのハロウィン』なかがわ ちひろ /文、たかお ゆうこ /絵

【内容】32ページ
ここはおかしのくに。きょうはハロウィン。
プリンちゃんはともだちのドーナツくんとマシュマロちゃんとおばけのかそうをします。
ところが、おやおや…!? 三人で近所をまわっていたのに、なぜか四人組になっていたのです。(理論社)

【manpukuポイント】
可愛い可愛いプリンちゃんのシリーズに、ハロウィン絵本があります。男の子はもちろん、女の子が大好きな世界観だと思います。他の絵本も面白いですよ。

プリンちゃんの部屋はこちら ≫

【おすすめ年齢】
3〜4歳から

『あくたれラルフのハロウィン』ジャック・ガントス /文、ニコール・ルーベル /絵

【内容】32ページ
「あなたが いちばん すきなものに へんそうして きてね」
あくたれねこのラルフとセイラの家に、友達からハロウィンパーティーの招待状が届きました。
セイラはラルフに、ラルフはセイラに、変装して行くことにしました。
ところが、セイラの恰好をしたラルフは、自分の恰好が気に入らず、おばけに変装している友達の衣装をぬがせたり、りんごあめをお風呂場中にくっつけたり… いたずらばかりのやりたい放題!
友達は、本物のセイラがいたずらをしていると思い、「帰ってほしい」と言います。
ラルフの恰好をしたセイラは、友達に嫌われたかと思い泣いてしまいます。
そこへ、黒猫が現れると、セイラはこれ以上に嫌なことが起こるかと思い嫌がりますが、ラルフのおかげで…。
どんなにあくたれていても、大きな愛でラルフを見守るセイラの姿は、いたずらっ子を見守る親の姿と重なります。ユーモラスで愛情たっぷり、楽しいハロウィンにぴったりの一冊!(PHP研究所)

【manpukuポイント】
「あくたれ」は、ひどい悪さをするという意味です。ラルフという赤い猫は本当にあくたれで、毎回いろいろな悪さをしでかします。
飼い主であるセイラも怒ったり泣いたりしますが、最後にはちゃんと許して、変わらない愛情を見せます。まるで親子のような関係です。
読み聞かせしていると、心がふわっと軽くなります。ちょっと子育てに手こずっている親御さんに、ぜひ読んでみてほしいです。

【おすすめ年齢】
4〜5歳から

『魔女ひとり』 ローラ・ルーク /文、S.D. シンドラー /絵

【内容】32ページ
魔女は、友だちからいろいろな食べ物をもらい、それでスープを作ることにしました。ユニークな数の絵本。(小峰書店)

【manpukuポイント】
数をかぞえられる絵本です。おどろおどろしいものがたくさん出てきます。
魔女の不気味な世界観が癖になるお話なので、怖いのが得意なお子さんにおすすめです(でも出てくるものが怖いだけで、お話はユーモアに満ちています)

【おすすめ年齢】
5〜6歳から

『ぐりとぐらとすみれちゃん』なかがわ りえこ/文、やまわき ゆりこ /絵

【内容】32ページ
野ねずみのぐりとぐらのところに、すみれちゃんがかぼちゃを持ってやってきました。
とびきり大きくて、とっても固いかぼちゃをすみれちゃんはお母さん秘伝のダイナミックな方法で見事に割ってくれました。
さあ、かぼちゃのお料理の始まりです。「お料理すること、食べること」が大好きなぐりとぐらに森の動物たちも加わって、かぼちゃのごちそうがたくさんできました。
みんな、おいしくておいしくて、おなかいっぱい食べました。(福音館書店)

【manpukuポイント】
おいしそうなかぼちゃ料理がたくさん登場します。さすがはお料理上手なぐりとぐら。
かぼちゃを豪快に割るすみれちゃんも可愛らしくて笑ってしまいます。

【おすすめ年齢】
3〜4歳から

『ねむたい ねむたい』やぎゅうげんいちろう

【内容】20ページ
「ねむたいねむたい なすびのこ」。なすびのこは、こってんと横になって寝てしまいました。つづいて、バナナのこも、かぼちゃのこも、そら豆のこも、こってんこってんと横になって寝てしまいました。子守歌のように繰り返される言葉と眠たげなやさいのこたちの表情が、赤ちゃんを眠りの世界にいざないます。おやすみなさいの絵本の定番として、眠りにつく前のひととき、赤ちゃんとゆったりとした気分で読んでほしい1冊です。(福音館書店)

【おすすめ年齢】
0歳から

『ねられん ねられん かぼちゃのこ』やぎゅう げんいちろう

【内容】24ページ
夜になったので、お月さんが「はやくねなさーい」といいます。でも、かぼちゃの子は頭の上にかえるさんが乗っていて「ねられん ねられん」といいます。かえるさんにどいてもらってようやく寝られるかと思ったら、今度は背中にいもむしさんがくっついていて「ねられん ねられん」……。「おつきさん おやすみなさーい」といって安心して眠りにつくまでの、かぼちゃの子とお月さんのやりとりが楽しいお話。(福音館書店)

【manpukuポイント】
『ねむたい ねむたい』の姉妹編。とっても可愛いかぼちゃの子とお月さまとの、なんとものんびりした会話が魅力です。

【おすすめ年齢】
3〜4歳から

『14ひきのかぼちゃ』いわむら かずお

【内容】32ページ
みんなでまいたかぼちゃのたね。芽が出て、葉っぱがのびて、花が咲いて、虫たちがあつまってきた。
そうしてどてっとおおきな実がなって…。
かぼちゃコロッケ、かぼちゃまんじゅう、かぼちゃのにつけ、かぼちゃスープにかぼちゃパイ。みんなで収穫したかぼちゃ、おいしく料理してたべようね。(童心社)

【manpukuポイント】
読んだ後で一緒にかぼちゃ料理をすると、絵本と体験がつながってより印象に残り、素敵な親子の思い出になると思います。

【おすすめ年齢】
3〜4歳から

『ゆめちゃんのハロウィーン』高林 麻里

【内容】ページ
親子で楽しむ、季節と行事のよみきかせ絵本。
お菓子をくれなきゃ、いたずらしちゃうぞ! さまざまな仮装をして、街をまわるハロウィーン。そのわくわくするおまつりの楽しさを描きます。
ニューヨークに暮らす絵本作家が描く、ハロウィーン!(講談社)

【manpukuポイント】
10冊出ている行事絵本シリーズの一冊。本場ハロウィンの雰囲気が伝わってきます。
このシリーズは、一つの行事のことがわかりやすく描かれているので、小さい子の理解を促すのにぴったりです。

【おすすめ年齢】
4〜5歳から

『パンプキン』ケン・ロビンズ

【内容】32ページ
ハロウィーンの人気者、パンプキン。
種まきの段階から、農家での収穫の模様、ハロウィーンでの様子など、パンプキンにまつわる一年の様子をつづった硬派な写真えほん。(BL出版)

【manpukuポイント】
大きい子向けの「パンプキン」に詳しくなれる科学絵本です。写真なのでわかりやすく、本場ハロウィンの様子を感じられるのが面白いと思います。

【おすすめ年齢】
1〜2年生から

『おばけパーティー』ジャック・デュケノワ

【内容】48ページ
おばけのアンリが、ともだちみんなをおもてなし。
どんなごちそうがでるのかな?
おばけって、おりょうりたべたらどうなるの?
さぁ、みんなでおばけのパーティをのぞいてみよう!(ほるぷ出版)

【manpukuポイント】
フランス生まれの、ちっとも怖くないおばけ絵本です。壁を通り抜けたり、カラフルになったり、おばけの世界を楽しめると思います。

【おすすめ年齢】
4〜5歳から

『おかしな?ハロウィン』ザ・キャビン・カンパニー

【内容】34ページ
きょうは ハロウィン。こどもたちは おばけに へんそうして、おかしを もらいにいきます。
とんとんとん!
おばあさんのいえに やってきたこどもたちは、かわったおかしを いっぱい もらいます。
コウモリクッキー、おおかみのふんチョコ…、さて、この おばあさんの 正体は…!?(ほるぷ出版)

【manpukuポイント】
『銭天堂』を思わせるような、面白くて夢のあるお菓子が登場します。
おばあさんが仮装を脱ぐラストには、子どもも大人もゾクッとくるはず! 小学生なら大丈夫でしょう。

【おすすめ年齢】
1〜2年生から

『おばけのてんぷら』せな けいこ

【内容】32ページ
うさこがごきげんでてんぷらをあげていると、においにさそわれた山のおばけが、そーっとしのびこんできました。さあ、たいへん!(ポプラ社)

【manpukuポイント】
個人的に大好きな絵本です。この絵本に登場する「めがねうさぎ」と「おばけ」は、せな けいこさんの他の絵本でも登場します。
うさこの作る野菜のてんぷらがおいしそうです(揚げたてをキッチンで食べるところも!)
おいしい食べ物の絵本は五感を刺激されるので、記憶に残りやすいですね。
めがねを天ぷら衣の中に落っことしちゃううさこも、油で揚げられる前に必死で逃げるおばけも可愛くて、ほっこりした温かい気持ちになれる絵本です。

【おすすめ年齢】
3〜4歳から

グッズも可愛くておすすめです。わたしは絵本棚に、いつも笑顔のめがねうさぎを飾っています♡

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