【冬の絵本】クリスマス絵本 おすすめリスト(17冊)

もうすぐ11月も終わり。ちょうど1カ月後はクリスマスです☆
親としてはとても慌ただしい師走ですが、子どもたちにとっては一年で一番わくわくする時期。

楽しいクリスマス絵本を読むことで、わくわくをもっと盛り上げましょう!

読み聞かせをすることで大人の脳はリラックスできるので、きっと親御さんの疲れを和らげる効果もあるはずです。

目次

子どもにとって、サンタクロースの意味は?

サンタクロースの存在をイメージできるようになるのは、だいたい3〜4歳からと言われています。

クリスマスの夜、トナカイが引くソリで夜空をかけまわって、子どもたちにプレゼントを配るサンタクロース。

サンタクロースという存在は、宗教に関係なく、「目に見えない存在を信じる」ということの豊かさ・幸せ・温かさを、子どもたちに教えてくれます。

文化的な意味で、とても大切なことです。

今の子どもたちの世界には、オンオフで切り替えられる物、科学の力で便利になった物があふれていて、目に見えない想像の世界で遊ぶことがどんどん減っています。

一年に一度くらい、想像の世界でにっこり笑うサンタクロースについて、親子で会話できたらいいですね。
お子さんにとって、温かい記憶になるはずです。

アドベント期間の楽しみ方

12月25日の約4週間前の日曜日から、クリスマスイブまでの期間を「アドベント」といいます(今年が11月28日からのようです)

日本でもアドベントカレンダーを飾るのが定着してきたので、聞いたことのある言葉だと思います。

クリスマスを迎える準備をする期間のことで、ツリーやキャンドルを飾ったり、クリスマスのお菓子を作ったり、クリスマスディナーの献立を考えたりします。

我が家は息子たちが生まれた時からクリスマスを大切にしてきたので、毎年アドベント期間も楽しくすごせるように工夫しています。

一緒にツリーを飾って、工作をしたり、フラワーアレンジメントを体験したり、クッキーを焼いたり……。

去年は初めて自宅でヘクセンハウスを組み立てました。使ったのは広島アンデルセンのキット

お家作りが好きな次男も大喜び。

そのまま絞り出せるやわらかなアイシングがたっぷり入っているので、とっても楽なキットでおすすめです!

今年も次男が作りたいと言っているので、生地から手作りのヘクセンハウス作りに挑戦する予定です。

よくお菓子作りの材料や道具を購入している「cotta」 さんで、クッキー型と粉糖(生地作りとアイシングで使用)を購入したところです。

あと、アンデルセンのHPで紹介されていたこの↓工作もやってみる予定です。
オーナメントにしたら可愛くなりそう!

何かと忙しい年末ですが、みなさんも小さな手作りを取り入れて、アドベントを楽しんでください。

続いて、アドベント期間に親子で読むのにぴったりなクリスマス絵本をたくさんご紹介します。

クリスマス絵本が大好きで毎年たくさん読むので、紹介したいものがたくさんありあすぎて載せきれませんでした(笑)
どれも本当に素敵な絵本ばかりです。

おすすめクリスマス絵本リスト(17冊)

『100にんのサンタクロース』谷口 智則

【内容】32ページ
あるところに、100人のサンタクロースが住むまちがありました。
サンタさんは100人みんなで協力してクリスマスの準備をします。そして、みんなにプレゼントを配り終わったあとは……?(文溪堂)

【manpukuポイント】
100人それぞれ得意なこと・特徴があって、協力しながらサンタ業務を行なっています。
裏表紙の裏の部分には一覧が載っているので、親子の会話も弾むはずです!

【おすすめ年齢】
4~5歳から

▼谷口さんのサンタ絵本は他に2冊出ています。『だれかのサンタ』は11月に出たばかり。

『ノンタン! サンタクロースだよ』キヨノ サチコ

【内容】40ページ
空いっぱいに飛びかう、いろんなサンタクロースたち。ノンタンは、ねこのサンタにプレゼントをたのみたいのに会えません。(偕成社)

【manpukuポイント】
お空にはさまざま動物のサンタが飛び回っています(人間のサンタもいます)
ノンタンといっしょに「ねこのサンタ」を探すと楽しいですよ。

【おすすめ年齢】
3~4歳から

『ツリーさん』新井 洋行

【内容】20ページ
今日は楽しいクリスマス。「ツリーさん」のもとには、さまざまなオーナメントが集まってきて、クリスマスツリーらしく、どんどんにぎやかになっていきます。
でも、何かが足りない気がして、ツリーさんとオーナメントたちが首をかしげていると……?(講談社)

【manpukuポイント】
あまりない赤ちゃんから楽しめるクリスマス絵本です。

【おすすめ年齢】
1~2歳から

『めがねうさぎの クリスマスったらクリスマス』せな けいこ

【内容】32ページ
クリスマスのばんなのに、サンタさんはぐっすりねています。しかたなく、うさことおばけがプレゼントをくばることに……。(ポプラ社)

【manpukuポイント】
せな けいこさんの絵本でおなじみの「めがねうさぎ」が、サンタさんの代わりに大活躍します。もちろんあの白いおばけも!
いつでもどこでも楽天家のめがねうさぎ。にっこり笑顔に癒されます。

【おすすめ年齢】
3~4歳から

『ぐりとぐらのおきゃくさま』なかがわ りえこ /文、やまわき ゆりこ /絵

【内容】28ページ
ぐりとぐらは、森で雪の上に大きな足あとを見つけました。
足あとは森をぬけ、原っぱを通り、ぐりとぐらの家まで続いていました。
ドアを開けると玄関には大きな長靴、壁には真っ赤なオーバーと白いマフラー、そして赤い帽子がかかっています。いったい誰?
そのときいい匂いがしてきたので、台所にいってみると、そこにはまっ白なひげのおじいさんが焼きたてのケーキを作って、待っていました。ぐりとぐらのクリスマスの絵本です。(福音館書店)

【manpukuポイント】
サンタさんが作ってくれた大きなケーキを食べる時には、『ぐりとぐら』に登場した森の動物たちもやってきます。そんな“つながり”も楽しめる続編絵本です。

【おすすめ年齢】
3〜4歳から

『おおきいツリー ちいさいツリー』 ロバート・バリー

【内容】32ページ
ウィロビーさんのおやしきにとどいた大きな大きなツリー。
大きすぎて、さきっぽを切りました。そのさきっぽがまた切られ、どんどん小さくなって…… 森の動物たちも大よろこび!
アメリカで長く愛されてきた、かわいらしいクリスマス・ストーリーです。いろいろな動物が登場するくりかえしの展開は、読み聞かせにぴったりです。(大日本図書)

【manpukuポイント】
サイズが合わなくて切られるけど、ぴったりのお家にもらわれて歓迎される「ツリーのさきっぽ」。ユーモアがあって温かい気持ちになれるお話です。

【おすすめ年齢】
4~5歳から

『おたすけこびとのクリスマス』なかがわ ちひろ /文、コヨセ・ジュンジ /絵

【内容】38ページ
クリスマスの夜。大切な仕事をたのまれたこびとたちのチームは、働く車の列をつくって、夜の町をはしっていきます。どこへ行くのかな、そしてたのんだのはだれ……?
大人気絵本『おたすけこびと』の待望の第二弾!
画面のすみずみまで楽しめる、わくわくするクリスマス絵本。(徳間書店)

【manpukuポイント】
クリスマスにも大忙しのおたすけこびとたち。もちろん依頼者はあの人です!

【おすすめ年齢】
3〜4歳から

『ゆきだるまのクリスマス』 キャラリン・ビーナー /文、マーク・ビーナー /絵

【内容】32ページ
クリスマス・イブの夜ふけ、ゆきだるまたちは集まって、たべたり、うたったり、大さわぎ!
ゆきだるまの秘密がのぞける、すばらしい夜のせかいへごしょうたい。
絵のなかに、ねこやうさぎ、サンタやティラノサウルスたちがいっぱいかくれているよ。さがしてみてね!(評論社)

【manpukuポイント】
絵がとってもきれいでキラキラしていて、うっとり楽しい気持ちになれる絵本です。
真夜中は、ゆきだるまたちが楽しむ時間です。『ゆきだるまは よるがすき!』の続編。

【おすすめ年齢】
4〜5歳から

▼朝になると溶けたりつぶれたりしているゆきだるま。
「夜にいったい何があったの?」男の子の疑問から始まる楽しい絵本。『ゆきだるまの クリスマス!』と合わせてどうぞ。

『バスでおでかけ』間瀬なおかた

【内容】24ページ
「今日は素敵なところへ行こう」。お父さんに連れられてバスでお出かけした行き先は……?
クリスマス気分たっぷりのラストにはあっと驚く素敵なしかけが入った絵本。(ひさかたチャイルド)

【manpukuポイント】
乗り物が好きな子にぜひ読んでほしいクリスマス絵本。
バスで通る町の様子が丁寧に描写されていて、細かいところまで楽しめます。

【おすすめ年齢】
2~3歳から

『クリスマスのおくりもの』ジョン・バーニンガム

【内容】40ページ
クリスマス・イブの夜。おじいさんサンタとトナカイたちは、プレゼントを配りおえてうちに帰ってきました。
やっと休むことができると思ったら、ふくろの中にまだひとつ、おくりものがのこっているではありませんか!(ほるぷ出版)

【manpukuポイント】
大変な思いをしながらも、なんとかプレゼントを届けようとするサンタさん。優しさが胸に迫ります。

【おすすめ年齢】
5~6歳から

『さむがりやのサンタ』レイモンド・ブリッグズ

【内容】32ページ
「やれやれまたクリスマスか! 」面倒くさそうに目を覚ましたのは、サンタクロース。寒さに愚痴をいい、煙突に文句をいいながら町の子どもたちにプレゼントを配ります。南の島に憧れながら、一日の仕事をおえると、お風呂にはいり、ビールを一杯飲んで、ごちそうを楽しみます。トナカイたちにおいしいえさをあげることも忘れていません。皮肉屋だけど実はやさしい、人間味あふれるサンタクロースを描いたクリスマスにぴったりの絵本です。(福音館書店)

【manpukuポイント】
“素”のサンタさんを知ることができる漫画のような絵本です。思わずくすっと笑ってしまいます。
文章はほとんどなくて、サンタさんの独り言がところどころに入るくらいです。

【おすすめ年齢】
1~2年生から

『クリスマスマーケットのふしぎなよる』たなか鮎子

【内容】36ページ
おじいちゃんとはじめて訪れたクリスマスマーケット。そこでヨハンは、ツリーから落ちて困りはてた金色のお星さまに出会います。
マーケットの番人であるくるみ割り人形と一緒に、ガラス細工の天使やジンジャークッキーなど、マーケットの仲間たちみんなと協力して、お星さまを元のクリスマスツリーに戻そうとがんばるのですが、いじわるな北風が邪魔をして……。
ドイツで暮らした経験をもとに著者が描く、夜の町にかがやくクリスマスマーケットでおきた、ちいさな奇蹟のお話。(講談社)

【manpukuポイント】
クリスマスマーケットの雰囲気がとっても素敵です!
主人公の男の子の、相手を責めず、見方を変えてあげる優しい言葉にはっとさせられます。

【おすすめ年齢】1~2年生から

『わたしのすてきなクリスマスツリー』ダーロフ・イプカー

【内容】32ページ
窓から見える一面の雪、雪、雪。真っ白な庭にそびえるのは、一本のツリー。
ツリーの上には、煌々とひとつの星が。そうしてツリーの周りには、黒クマや白ふくろう、今日もご機嫌なしまりすたち、野や森に生きる動物たちが。
クリスマスの静謐で美しい風景を、鮮やかな色づかいで描いた絵本。カウンティングブックにもなっています。(クレヨンハウス)

【manpukuポイント】
飾っておきたくなるような、絵の美しい絵本です。子どもから大人まで、幅広い方への贈り物に。

【おすすめ年齢】4~5歳から

『プレゼントの木』いもと ようこ

【内容】24ページ
いもとようこが贈るクリスマスの絵本。アメリカの「ギビング・ツリー」というすてきな習慣がモチーフになっています。他者への無償の愛が生む、心温まるおはなしです。
クリスマスツリーに飾られた、子どもたちが欲しいものを書いたオーナメント。
それを見たワニの親子はサッカーボールを、ねこのおばあちゃんはぬいぐるみを、子どもたちに贈ります。
くまのぼうやが見たオーナメントには、いったいなんと書かれていたのでしょうか……?(金の星社)

【manpukuポイント】
わたしはこの絵本で、初めてギビング・ツリーという習慣を知りました。日本でもこども食堂やブックサンタなど、支援の形が増えてきました。興味のある方はぜひ読んでみてください。

【おすすめ年齢】
1~2年生から

『しあわせなモミの木』シャーロット・ゾロトウ

【内容】32ページ
クロケットさんという優しいおじいさんが主人公です。
ある日、クロケットさんは、花屋の隅に捨てられていたみすぼらしいモミの木の苗木を見つけます。
花屋の店員は、タダで譲ると言いますが、クロケットさんは、枯れかかっていても生きている、そのモミの木にふさわしいお金を払うことにします。
モミの木は、クロケットさんの世話で元気をとり戻し、すくすくと成長し、見上げるような大木になりました。
あるクリスマスのこと。モミの木に、たくさんの色とりどりの小鳥たちが何十羽も来て、歌をうたいました。美しい美しいクリスマスツリーが出現したのです。優しくあたたかい気持ちになれるクリスマス絵本。(童話屋)

【manpukuポイント】
手のひらサイズの薄手の幼年童話です(絵は挿し絵のように入っています)
周囲の人から変わり者として見られていたクロケットさんですが、本当は心の優しいおじいさん。クリスマスらしい温かな気持ちになれるお話なので、低〜中学年の子にぜひ読んでほしいです。

【おすすめ年齢】1~2年生から

『ゆうぐれ』ユリ・シュルヴィッツ 

【内容】32ページ
クリスマスを間近にひかえたある日、男の子とおじいさんが散歩にでかけます。
川辺で沈んでいく夕日を眺めているうちに、あたりはだんだん暗くなり、やがて街のイルミネーションが次々と輝きだしていきます。
あわただしく過ごしていると、気づかずに通りすぎてしまうような瞬間が、あざやかに描きだされます。
風景の美しさはもちろん、夕暮れ時のなんとなくさみしい気持ちや、クリスマスを控えた街の様子、イルミネーションにわくわくする気持ちが伝わってくる、珠玉の絵本。(あすなろ書房)

【manpukuポイント】
雪国の冬は大変なことも多いですが、寒いからこそ人の温かさを強く感じたり、雪で薄暗いからこそともる灯りに癒されたりします。そんなコントラストが描かれたユリ・シュルヴィッツ の名作絵本です。

【おすすめ年齢】5~6歳から

『ピヨピヨ メリークリスマス』工藤ノリコ

【内容】28ページ
待ちに待ったクリスマス。ピヨピヨたちは「サンタさん、きてくれるかな?」と、心配でたまりません。
ツリーの飾りつけ、お買い物、手作りのケーキ…… そしてプレゼントは?
ささやかでも、温もりあふれるピヨピヨ一家のステキな一日を描きます。工藤ノリコさんの大人気『ピヨピヨ』シリーズ第二弾。(佼成出版社)

【manpukuポイント】
おもちゃにお菓子にクリスマス料理、どれもカラフルで楽しそう&おいしそうで、子ども心をくすぐります。こんなクリスマスがすごせたら幸せですね! 読んでいるとどんどんわくわくしてくる絵本です。

【おすすめ年齢】2~3歳から



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