0歳 おすすめ絵本 〜長男0歳の読書記録より

現在小学生の長男が読んできた本を、まとめたいと思います。

我が家は「子どもを言葉の洪水の中で育てたら成長する」という絵本・児童研究センターの教えのもと、生まれてすぐから絵本の読み聞かせを始めました。

よく聞く「3歳までに3万冊」など多読を目標にはせず、なるべく良い本を選ぶこと、今興味のあるテーマの本を読むこと、本と体験をつなげるようにすること、その3点を念頭に置いて私たちのペースで進めてきました。

長男はもうすぐ小3で、読書の他にも楽しいこと・やりたいことが山ほどある、知的好奇心が旺盛な子に育ちました。

小さい頃からたくさんの本に耳を傾け、心を動かし、自分の頭で考え、知識を厚くしてきた過程で身についたものだと考えています

これから紹介する長男の読書記録は、彼が選んできた読書の道です。

当然偏りはありますが、これからお子さんの読み聞かせを頑張りたい親御さんにとって、ヒントになる部分もあると思います。

長男は春生まれのため、この絵本リストは、春→夏→秋→冬と読んだ順に並んでいます。
絵本だけでなく、文章が多い本、幼年童話も含みます。読みにくかった本は省きました。

絵本・児童文学研究センターの良書リストにある本は、そのことがわかるようにしました。

シリーズとして他にも出ている絵本があれば明記します。
私は息子が気に入った絵本の続編などがあれば、それも読むことにしていました。読書習慣が身につくまでは、読み終えた本から「次に読む本」へつなげていくことが重要です。

絵本の説明は、出版社HPの説明文を転載させていただきます。
お子さんが好きそうだと思った本は、ぜひ図書館で借りたり購入してみてください!

目次

ファーストブックはやさしい動物の絵本。生後1カ月前後から読み始めました。

『わんわん おかお』とよた かずひこ
いぬさんのおくちはどーこ? ねこさんのおめめはどーこ?動物たちが目や鼻や口を指差して教えます。指差しをはじめた赤ちゃんに。(アリス館)

 
『くっついた』三浦 太郎
ページをめくると…、くっついた! そのくり返しが楽しいあかちゃん絵本。金魚、アヒル、ゾウ、サルが、思い思いのやり方で「くっついた」。最後は、あかちゃんをはさんで、お父さんとお母さんも一緒に「くっついた」。(こぐま社)

生後3カ月。好奇心旺盛な目や耳を楽しませる赤ちゃん絵本を投入

『ぴよ ぴよ ぴよ』平野 剛
最初は「ぴよぴよ」とひよこが1匹。ページをめくるたびにひよこが増えていきます。そんなにぎやかなひよこの行列を、黒いこねこがからだを低くしてねらっています。それをみつけたにわとりのおかあさんが、こっこっこっ! とこわい顔をして黒いねこをよせつけません。
「ぴよぴよ」という音が赤ちゃんには心地よく、ページをめくるたびに「ぴよぴよ」がどんどん増えていくことが楽しい絵本です。(福音館書店)

 
『ぽんぽん ポコポコ』長谷川 義史
いろんな動物が次々とおなかをポコポコたたいていくユーモラスな絵本。お父さんも赤ちゃんのおなかをポコポコ。さいごにお母さんが赤ちゃんのおなかをそっと「ないない」。楽しいリズムで、赤ちゃんと一緒に遊べます。(金の星社)

 
『だるまさんが』かがくい ひろし
「だ・る・ま・さ・ん・が」左右にうごくだるまさん。ページをめくると……あらら、びっくり! 大わらい! さて、おつぎは……?
0歳の赤ちゃんから大人まで、ページをめくるたびわらいの渦に引きこまれる、とびきりゆかいな「だるまさん」シリーズ第1弾です。(ブロンズ新社)
続編として『だるまさんの』『だるまさんと』があります

 
『くーくー ねむりんこ』南 椌椌
くーくーすやすや、ねむりんこ。ねむってい るのは、だあれかな…。美しいガラス絵の世 界が、やさしい眠りをさそいます。(アリス館)

生後半年。動きが活発になってきて、読み聞かせが大変な時期へ

『がたん ごとん がたん ごとん』安西 水丸
がたんごとんがたんごとんと、まっ黒な汽車がやってきます。駅で待っているのは哺乳瓶。「のせてくださーい」と言って汽車に乗り込みます。ふたたび出発し、がたんごとんと次の駅へ行くと、こんどはコップとスプーンが「のせてくださーい」。さらに次の駅では、リンゴとバナナが、ネコとネズミが「のせてくださーい」。みんなをのせて汽車は「がたんごとん」と終着駅へ。そこは…。くり返しのリズムが楽しい赤ちゃん絵本です。(福音館書店)
絵本・児童文学研究センター 選書リスト0〜3歳前後
続編として『がたんごとん がたんごとん ざぶんざぶん』『りんご りんご りんご りんご りんご りんご』があります

 
『もじゃらんこ』きしだ えりこ /文、ふるや かずほ /絵
「もじゃらんこどこいくの?」。”もじゃらんこ”とは、小さな3匹の毛虫たちのこと。どこへいくのか「わからんわからん」と歩いていきます。葉っぱの陰に隠れたと思ったら、一匹ずつ顔を出して、まるで「いないないばあ! 」と遊んでいるみたい。そして、また3匹で歩き出したもじゃらんこ。「どこいくの?」と聞いてもやっぱり、「わからんわからん」。
岸田衿子さんの楽しいことばと古矢一穂さんの描く愛らしい絵が魅力の絵本です。(福音館書店)

 
『もみじちゃんと ちゅう』村上 康成
「パラッパ パラッパ こんにちはで チュウ」もみじちゃんが、こんにちはってチュウをすると、みんなまっかっか。夏が過ぎ、だんだんと景色が秋色になっていく様子が楽しみになる絵本。(ひかりのくに)

 
『いない いない ばあ』松谷みよ子  /文、瀬川 康男 /絵
いない いない ばあ にゃあにゃが、くまちゃんが、ほらね いない、いない……
「あかちゃんと、どんなふうにコミュニケーションとったらいいでしょうか?」こんなお問い合わせをいただくことがよくあります。この絵本はそんなあかちゃんとご家族にぴったりの絵本です。「いない いない ばあ」と語りかけて一緒に楽しむことで、大人もあかちゃんも笑顔になり、心の交流を通じて親子の信頼を深めるきっかけになります。(童心社)
絵本・児童文学研究センター 選書リスト0〜3歳前後

 
『しごと』ヘレン・オクセンバリー
6か月からのあかちゃんのための絵本シリーズ(全5冊)。身近なもの、人をとりあげて、あかちゃんの興味をそそります。お母さんといっしょに楽しめる、文字のない知育絵本です。
あかちゃんが触ったり、ひっくり返したりして遊ぶことを充分考えて、角の丸い丈夫な装丁にしました。(文化出版局)
同シリーズに『あそび』『したく』『かぞく』『ともだち』があります

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