1歳 おすすめ絵本 〜長男1歳の読書記録より

長男の読書記録、1歳です。カラフルだったり、動きのあるにぎやかな絵本が増えてきます。

長男は春生まれのため、この絵本リストは、春→夏→秋→冬と読んだ順に並んでいます。絵本だけでなく、文章が多い本、幼年童話も含みます。読みにくかった本は省きました。

絵本・児童文学研究センターの良書リストにある本は、そのことがわかるようにしました。

シリーズとして他にも出ている絵本があれば明記します。
私は息子が気に入った絵本の続編などがあれば、それも読むことにしていました。読書習慣が身につくまでは、読み終えた本から「次に読む本」へつなげていくことが重要です。

絵本の説明は、出版社HPの説明文を転載させていただきます。
お子さんが好きそうだと思った本は、ぜひ図書館で借りたり購入してみてください!

目次

1歳頃。歩けるようになり、お散歩などで行動範囲が広がる

『ノンタンのたんじょうび』キヨノ サチコ
ノンタンは友だちから「ないしょ、ないしょ」といじわるされました。でも、目かくしされて連れていかれたところにあったのは?(偕成社)
「ノンタンあそぼうよ(3歳〜)」シリーズ22冊のうちの一冊です。他に、「赤ちゃん版ノンタン(1歳〜)」シリーズ9冊、「すきすきノンタン(4歳〜)」シリーズ2冊が出ています

『いろいろ ばあ』新井 洋行
びっくり! のち にっこり。いろんな いろと あ・そ・ぼ! 赤ちゃん絵本の人気作家、新井洋行がおくる最新傑作です。「いろいろ…」のかけ声でいろんな色が、いろんな形に大変身! 読む側、聞く側に笑顔が生まれる、おしゃれで楽しいベイビーブック。(えほんの杜)
続編に『もっと いろいろ ばあ』『にこにこ ばあ』もあります

 

『おやすみなさい おつきさま』
マーガレット・ワイズ・ブラウン /文、クレメント・ハード /絵
おおきなみどりのへやのなか。こうさぎがベッドにはいり、ねむりにつくところ。こうさぎは、ふうせんやてぶくろなど、へやのなかのすべてのものに「おやすみなさい」と語りかける。
アメリカで1000万部をこえて読みつがれている名作。オバマ大統領が“人生最初の一冊”とし、また雅子妃が“思い出の宝物”とされている絵本。(評論社)
絵本・児童文学研究センター 良書リスト0〜3歳前後
姉妹編として『ぼくのせかいを ひとまわり』があります

 

『はらぺこ あおむし』エリック・カール
小さなあおむしは、もりもりと食べつづけて美しい蝶になった。数や曜日の認識をおりこみ、穴あきのしかけをこらした斬新な絵本。(偕成社)
絵本・児童文学研究センター 良書リスト0〜3歳前後

『リズム』まさご ひであき
赤ちゃんは、生まれた瞬間から明るい暗いなどがわかるくらいに、視覚が発達しています。 首が据わってくる3、4ヶ月ほどから、絵本をめくって見せてあげましょう。 人の顔や原色のはっきりしたものなどをじっとみたり、動く物を目で追うようになってきます。
水彩画のやさしいタッチと、コントラストのはっきりした切り絵風のイラストが、はじめて絵本に出会う赤ちゃんにぴったり。モチーフが自然や動物なので胎教にもおすすめ。(ミキハウス)
レインボウブックスという赤ちゃん絵本シリーズの一冊で、他に6冊出ています。『ひかり』『ながれ』『ことば』『きもち』『かたち』『いのち』

『わらべうたで あそびましょ!』さいとう しのぶ
たあちゃんが鏡の前であそんでいると、ふしぎなともだちがどんどんやってきて…
子どもたちが大好きなわらべうたが、楽しい絵本になりました。
*あがりめさがりめ *だるまさんだるまさん *いっぽんばし *げんこつやまのたぬきさん *なべなべ *かごめかごめ *さよならあんころもち 全7編収録(のら書店)
姉妹編として『あかちゃんと わらべうたで あそびましょ!』もあります

『こりゃ まてまて』中脇 初枝 /文、酒井 駒子 /絵
幼い子が散歩に出かけます。チョウをみつけて、「こりゃまてまて」と追いかけますが、「ひらひらひら」と逃げられてしまいます。トカゲやハトやネコにも出会います。「こりゃまてまて」と追いかけますが、やはり逃げられてしまいます。最後は「こりゃまてまて」と自分が追いかけられて、伸びてきたのはお父さんの大きな手。お父さんに肩車をしてもらって、楽しい散歩になりました。(福音館書店)

『みて みて おてて』北川チハル /文、三原由宇 /絵
おててが目覚めて、おいしそうなおにぎりをむぎゅっ。あらら。ご飯粒まみれ…。
赤ちゃんの可愛いおてて写真で展開する絵本です。(アリス館)

『ゆうちゃんは1さい なあい なあい あった』とくなが まり、みやざわ はるこ
さがしていたものが「なあい」、やがて見つ けて「あった!」。一歳児さんにとって、喜びこそがことばの発達をうながします。(アリス館)
同じ「ゆうちゃん」のシリーズとして、1歳向け『ばいばい またね』『おいしいな うれしいな』、2歳向け『ぶらぶらさんぽ』『できたよ できたよ』『じぶんで じぶんで』、3歳向け『きょうから おはし』『どろだんご つくろ』があります

「車が好き」という傾向が出てきて、おもちゃはミニカーだらけに。乗りもの絵本も登場

『ぶーぶー じどうしゃ』山本 忠敬
子どもたちは自動車が大好きです。身近に見られるバス、パトカー、消防自動車、救急車などを、1点ずつ精巧に描きあげました。いろいろな「ぶーぶー」をお楽しみください。(福音館書店)

『バルンくん』こもり まこと
大の自動車好きの小森誠さんが、温かみのあるタッチで愉快な乗り物絵本を描いてくださいました。小柄な車体のバルンくんは、坂道をぐんぐん上り、うねうね道を走り抜け、サーキットに向かいます。
表情豊かな自動車たちと一緒にレースを楽しむバルンくんの姿は多くの子どもたちの心をつかんで離しません。軽快なスピードで走り抜けるバルンくんと一緒に、風を切りながら走る喜びを感じてくれることでしょう。単行本化を熱望された大人気の乗り物絵本です。(福音館書店)
続編として『バルンくんと ともだち』『バルンくんと おたすけ3きょうだい』があります

『いろいろ おんせん』ますだ ゆうこ /文、長谷川 義史 /絵
「いろいろおんせん」はいろんな色の温泉です。この温泉に入ると、とってもふしぎなことが起こるんです!(そうえん社)
「ケロちゃんえほん」シリーズとして、同じますださんの文章で6冊出ています

『おててがでたよ』林 明子
すっぽりかぶった服から、まずは「ぱっ おててが でたよ」。次は頭と顔が出ます「ばあー おかおが でたよ」もう一つ手も出して、最後は足。苦労しながらも、片足ずつ服から出して、おきがえできました!
自分で洋服を脱ぎ着できるようになるのはとっても難しいこと。そんなあかちゃんが、からだの部分を一つずつ確認しながら、一生懸命服を着て、できるたびに喜ぶ、表情豊かな絵本です。(福音館書店)
「くつくつあるけのほん」シリーズとして、他に『くつくつ あるけ』『きゅっ きゅっ きゅっ』『おつきさま こんばんは』もあります

『きんぎょが にげた』五味 太郎
きんぎょが1ぴき、金魚鉢からにげだした。どこににげた? カーテンの赤い水玉模様の中にかくれてる。おや、またにげた。こんどは鉢植えで赤い花のふり。おやおや、またにげた。キャンディのびん、盛りつけたイチゴの実の間、おもちゃのロケットの隣……。
ページをめくるたびに、にげたきんぎょがどこかにかくれています。子どもたちが大好きな絵探しの絵本。小さな子も指をさしながらきんぎょを探して楽しめます。(福音館書店)

『らっこちゃん』MAYA MAXX
黒いつぶらな瞳のらっこちゃん。すいすい泳いで、くるくる回って、ぷかぷか浮いて、おなかの上で貝をかつかつ。貝をぱくぱく食べたらおなかがいっぱい、らっこちゃんははすやすや眠ります。天真爛漫に遊び、生きるラッコを、勢いのある力強いタッチで描きます。大人気画家のMAYAMAXXさんの赤ちゃん絵本です。(福音館書店)

『ともだち』やまだ うたこ
きいろうさぎのポットくんがおしえてくれるともだち。だいすきねこちやん、だいすきわんちゃん、だいすきとりさん、だいすきありさん…..
カレルチャペック紅茶店オーナー・山田詩子による、うさぎさんのファーストブック。ケース入り3さつセットもあります。(ブロンズ新社)
同シリーズとして、他に『のりもの』『ようふく』もあります

『かお かお どんなかお』柳原 良平
楽しい顔、悲しい顔、笑った顔、泣いた顔、いたずらな顔…。さまざまな顔の表情を大胆にデフォルメして切り絵で表現した“表情の絵本”。赤ちゃんはもちろん、幼児も絵本を見ながら百面相をして楽しんでいます。(こぐま社)

1歳半。生活体験が増えてきて、絵本も身の周りのことをテーマにした絵本が増える

『れいぞうこ』新井 洋行
表紙の冷蔵庫のドアをめくると、中にはおいしいものがぎっしり。ひとつずつ呼んで出てきてもらい、「いただきまーす」と結びます。(偕成社)
「あけてあけて」シリーズとして、『ほんだな』『ひきだし』など他に7冊出ています

『おたすけこびと』なかがわ ちひろ /文、コヨセ ジュンジ /絵
ある日ママが電話をかけました。「じゃあ、おねがいね」そのあとで、キッチンへやってきたのは…ショベルカーやブルドーザー、働く車をそろえたこびとたち!
バター、小麦粉、砂糖をまぜて…さて、何ができるのかな? 車好きの子も、お菓子好きの子も、ページのすみずみまで楽しめる絵本です!(徳間書店)
人気シリーズで、他に『おたすけこびとと あかいボタン』『おたすけこびとの まいごさがし』『おたすけこびとのクリスマス』『おたすけこびとの にちようび』『おたすけこびとと おべんとう』『おたすけこびとと ハムスター』の6冊出ています

『コップちゃん』中川ひろたか /文、100%ORANGE /絵
コップちゃん、おなまえは? コップちゃん、いくつ?… 赤ちゃんにおなじみのことばがリズミカルにくりかえされて、さいごはジュースでカンパーイ!
中川ひろたか&100%ORANGE の人気コンビによるファーストブック。ケース入りの3さつセットもあります。(ブロンズ新社)
同シリーズとして、他に『スプーンさん』『くつしたくん』の2冊あります

『しろくまちゃんのほっとけーき』わかやま けん
しろくまちゃんがホットケーキを作ります。卵を割って、牛乳を入れて…。焼き上がったらこぐまちゃんを呼んで、二人で「おいしいね」。見開きいっぱいに描かれたホットケーキの焼ける場面は、子どもたちに大人気。(こぐま社)
絵本・児童文学研究センター 良書リスト0〜3歳前後
「しろくまちゃん」と、お友だちの「こぐまちゃん」を主人公にした絵本は、他にも多数出ています

『くだもの』平山 和子
すいか、もも、ぶどう、なし、りんごなど、日常子どもたちが食べるくだものを、まるで実物かと思わせるほど鮮やかに描いた、いわば果物の画集。(福音館書店)
絵本・児童文学研究センター 良書リスト0〜3歳前後
平山さんは、他に『いちご』や『やさい』なども出されています

『赤ちゃんにおくる絵本1』とだ こうしろう
見開きの右ページに文字、左ページにイラストという、わかりやすい構成。徹底的に単純化された愛らしいイラスト。そのイラストを引き立てる、鮮やかでも優しい配色。それは大人が見ても美しく、絵本全体から伝わる優しさと幸福感に満ちています。
色やものの認識といった知覚だけでなく、たくさんの優しさと愛情を感じることができる、赤ちゃん絵本の決定版です。(戸田デザイン研究室)
1〜3まで出ています。2も1と同じで「ものの名前」、3は「ものの数え方」をテーマにしています

『おつきさま こんばんは』林 明子
静かな夜の空。ネコが寝そべる屋根の上が明るくなって、しだいに金色に輝くまん丸いお月さまがでてきました。「お月さまこんばんは」。ところが、そこに黒い雲やってきて、お月さまを隠してしまいます。
でも、だいじょうぶ。黒い雲は少しお月さまと話をして、また去って行きました。ふたたびあらわれたお月さま、にっこり笑顔で「こんばんは」。
まるで話かけてくるようなお月さまのやさしい表情に子どもたちも思わずにっこり。(福音館書店)
絵本・児童文学研究センター 良書リスト0〜3歳前後
「くつくつあるけのほん」シリーズとして、他に『くつくつ あるけ』『きゅっ きゅっ きゅっ』『おててがでたよ』もあります

『トマトさん』田中 清代
ある暑い夏の日、真っ赤に熟れたトマトさんが、地面に、どったと落ちてしまいます。ミニトマトたちは小川へ「ころころぽっちゃん」と飛びこんでいきますが、トマトさんは体が重くて転がっていけません。太陽に照らされているうちに、トマトさんは、どんどんあつくなってきて…。
大胆かつ繊細な銅版画で描かれた、トマトさんの迫力満点の表情をお楽しみください。(福音館書店)

『もこ もこ もこ』谷川 俊太郎 /文、元永 定正 /絵
「しーん、もこもこ、にょきにょき」とふくれあがったものは、みるまに大きくなってパチンとはじけた。詩人と異色の画家がおりなす不思議でおかしな世界の絵本。(文研出版)

『れんけつガッチャン』こぐれ けいすけ
サルの電車とダチョウの特急が連結してガッチャン! 次はチーターの新幹線とガッチャン! どんどん連結していって最後は線路を外れて何処行くの?
繰り返しのリズムも心地良い、電車ごっこ遊びの気分が見事に表現された楽しい絵本。(学研)

2歳が近づき、形や色を捉えるのが上手に。少しずつアートな絵本も楽しめるように

『あかいふうせん』イエラ・マリ
ぼうやのふくらませた風船がリンゴ、ちょう、お花と変わっていきます。ページを開くごとに新しいできごとが、リズムを持って展開していきます。新鮮な文字なし絵本の傑作。(ほるぷ出版)
絵本・児童文学研究センター 良書リスト3〜4歳前後

『しろくまのパンツ』tupera tupera
「どこにいったんだろう?」パンツをなくしてこまっているしろくまさん。そこへ、心配したねずみさんがやってきて、いっしょにパンツをさがしにいくことに。
しましまのパンツ、かわいい花がらのパンツ、へんてこりんな水たまのパンツ….. 物語のラストには、あっとおどろく発見が!(ブロンズ新社)

『いやだ いやだ』せな けいこ
ルルちゃんはなんにでもすぐに「いやだいやだ」といいます。あんまり「いやだいやだ」と言っていたら…。
お母さんも「いやだ」といって抱っこしてくれなくなりました。おやつもお日さまも、保育園にはいていく靴も、大事なくまのぬいぐるみも、みんなが「いやだ」といいだします。みんなに「いやだ」といわれて、ルルちゃんは泣きべそをかいてしまいます。
いやいや期の子どもといっしょに読みたいユーモラスな絵本です。(福音館書店)
絵本・児童文学研究センター 良書リスト0〜3歳前後
「いやだいやだの絵本」シリーズとして、他に『にんじん』『もじゃもじゃ』『ねないこ だれだ』『あーんあん』『ふうせんねこ』『ルルちゃんのくつした』の6冊あります

『どうぶつの おかあさん』小森 厚 /文、薮内 正幸 /絵
動物の母親は、どうやって自分の子どもを運んでゆくのでしょうか。子どもたちが好きな動物を13種類登場させ、リアルに、母が子を連れ歩く様を描いています。(福音館書店)
絵本・児童文学研究センター 良書リスト0〜3歳前後

『でんぐり でんぐり』くろい けん
けんちゃんがでんぐりがえりをすると、ねこやうさぎやぞうが出てきて、いっしょにでんぐりがえりをします! (あかね書房)
絵本・児童文学研究センター 良書リスト0〜3歳前後
「けんちゃんとあそぼう」シリーズとして、他に『のってのって』『まねっこまねっこ』の2冊あります

『まり』谷川俊太郎 /文、広瀬弦 /絵
「ころん」「ころころ」「ころころころころ」「ぽとーん」「ぽんぽんぽん」…。顔のついた「まり」がころがったり、はねたり、落ちたり…。まりのいろんな動きにぴったり合った擬音語が、笑いを誘います。
ころんとまあるい「まり」がはずんで、つぶれて、四角くなって…。はじめて「かたち」に出会う絵本としてもおすすめ。でもね、大事なことは楽しむこと、です。(クレヨンハウス)

『まるくて おいしいよ』小西 英子
赤や黄色、色とりどりの丸のシルエット。そしてページを繰ると、子どもたちの大好きなケーキ、クッキー、オレンジ、スイカなど「まるくておいしいもの」があらわれます。(福音館書店)

『ぺったん! サンドイッチ』鈴木まもる
おいしいサンドイッチをつくろう! ハム、トマト、レタス、キュウリ、たまごサラダ、バナナ… はさむよー、ぺったん! ページをめくると、サンドイッチのできあがり。
たくさんつくったら、みんなでいただきまーす。くりかえしのここちよいリズムは、読み聞かせにもぴったりです。サンドイッチのレシピも紹介する、たのしくて、おいしくて、うれしい、スキンシップ絵本。(小峰書店)

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