3歳 おすすめ絵本 〜長男3歳の読書記録より

長男の読書記録、3歳です。文章がしっかりとしたお話タイプの絵本増えてきました。

長男は春生まれのため、この絵本リストは、春→夏→秋→冬と読んだ順に並んでいます。絵本だけでなく、文章が多い本、幼年童話も含みます。読みにくかった本は省きました。

絵本・児童文学研究センターの良書リストにある本は、そのことがわかるようにしました。

シリーズとして他にも出ている絵本があれば明記します。
私は息子が気に入った絵本の続編などがあれば、それも読むことにしていました。読書習慣が身につくまでは、読み終えた本から「次に読む本」へつなげていくことが重要です。

絵本の説明は、出版社HPの説明文を転載させていただきます。
お子さんが好きそうだと思った本は、ぜひ図書館で借りたり購入してみてください!

目次

3歳、入園前の一年。親子でなにげない体験を重ねます

『めしあがれ』視覚デザイン研究所 /作、高原 美和 /絵
すべてのお菓子好きに贈るえほん。
ページをめくれば、いちごキラキラショートケーキ。ふわふわホットケーキに、クリームとろけるシュークリームなど本物のように、丁寧に描かれたお菓子がいっぱい。夢がひろがるあまーい時間をプレゼント。
かわいい! おいしそう! と楽しい気持ちにあふれる絵本です。(視覚デザイン研究所)
他に、『パン めしあがれ』『おべんとう めしあがれ』『フルーツ めしあがれ』『おやさい めしあがれ』もああります

『めの まど あけろ』谷川 俊太郎 /文、長 新太 /絵
「めのまど あけろ おひさま まってるぞ みみのまど あけろ だれかが うたってる…」。
子どもたちが、思わず口ずさんでみたくなる、現代のわらべうた絵本。(福音館書店)

『ちいさな こいのぼりの ぼうけん』岩崎 京子 /文、長野ヒデ子 /絵
折り紙で作ったこいのぼりたちが幼稚園をこっそりとぬけだして、大空を自由に飛びまわり…。(教育画劇)

『ぐるんぱの ようちえん』西内ミナミ /文、堀内 誠一 /絵
ぐるんぱは、ひとりぼっちの大きなぞうです。ビスケットやさん、靴屋さん、ピアノ工場、自動車工場…。ぐるんぱは、色々な仕事場で一生懸命に働きますが、つくるものが大きすぎて失敗ばかり。
そんなときぐるんぱは、子どもがたくさんいるお母さんに出会います。子どもたちの世話をたのまれたぐるんぱは、とても素敵なものを作ります。それはぐるんぱが作った大きなものでたくさんの子どもたちが遊べる、すてきな幼稚園でした。(福音館書店)
絵本・児童文学研究センター 良書リスト3〜4歳前後

『14ひきのひっこし』いわむら かずお
森の奥めざして、さあしゅっぱつ。川をわたり、不安な一夜をすごして、やっとみつけた、すてきな根っこ。みんなで力をあわせて家をつくり、橋も、水道もできた。たべものもたくさんあつめて、さむい冬がきてもだいじょうぶ。みんな、ほんとうにごくろうさま。
人気ロングセラー絵本「14ひきのシリーズ」の第1作。ねずみの家族があたらしいすみかを求めて森へひっこし、木の根元に家づくりをするこの作品から、シリーズの物語がはじまります。(童心社)
絵本・児童文学研究センター 良書リスト3〜4歳前後
「14ひきのシリーズ」として、他に11冊出ています

『おなべおなべ にえたかな?』こいで やすこ
キツネのきっこは、イタチのちいとにいと一緒に、おおばあちゃんのところにタンポポを摘んでもっていきました。おおばあちゃんはニンジンスープを煮ているまっ最中。
おおばあちゃんに急用ができ、3人はスープの入ったお鍋の番をすることになりました。何回も味見をしていたら、いつのまにかお鍋はからっぽ。あわてて水と豆を入れ、仕上げにタンポポも入れると…。
春の香りと春の味がいっぱいの絵本。(福音館書店)
「きつねのキッコ」シリーズとして、他に『やまこえ のこえ かわこえて』『おおさむ こさむ』『たろうめいじんの たからもの』もあります

『どうぶつサーカス はじまるよ』西村 敏雄
パンパカパーン、パンパンパン、パンパカパーン。アザラシさんの司会で、動物サーカスがはじまりました。
ライオンの火の輪くぐりにカンガルーの棒まわし、ワニたちの組体操… 次々に楽しい芸が飛び出します。
ところが最後の空中ブランコに、サルくんが怪我で出場できなくなり、お客さんはブーイング。困ったアザラシさん、さて、どうする…?
月刊誌での刊行当初から大人気の、愉快な動物たちのサーカスをお楽しみください。(福音館書店)

『こんにちワニ』中川ひろたか /文、村上 康成 /絵
『おひるのアヒル』と同時発刊のことばあそび絵本。語尾を変えるだけでこんなに楽しくなる“ことば”って面白い! 親子で友達同士で、ことばを笑おう。(PHP研究所)
「こどばあそびブック」シリーズとして、他に『おひるのアヒル』『かいじゅうのこんだて』『ブルドック ブルブル』もあります

『いっしょって うれしいな』
シャーロット・ゾロトウ /文、カレン・ギュンダシャイマー / 絵
この地球上でいのちは、たった一人では生きていません。いつも何かと一緒、だれかと一緒です。
初めにでてくるのは、小さな男の子のぼく。ぼくは母さんと一緒に、本を読んでもらっています。
「うれしいな ぼくのうち かあさんと いっしょ はとも いっしょ」
男の子のぼくは、庭で水まきをします。草や花は水をもらって嬉しそうです。時計は時を刻みます。
「はなは まいにち じぶんでさいて とけいは チクタク いまをさす」
ぼくは母さんに、花をあげます。母さんがいるから、花をとるのが嬉しいし、ぼくがいるから、母さんも幸せ。
「うれしいな あおいそら かあさんが いっしょ ひかりといっしょ」(童話屋)

『ぶたぶたくんの おかいもの』土方 久功
子ブタのぶたぶたくんはお母さんから、買い物をたのまれました。
ひとりでパン屋さんにいってパンを買い、八百屋さんにいくと、からすのかあこちゃんに会いました。
こんどはかあこちゃんといっしょにお菓子屋にいくと、こぐまくんに出会い、帰り道はみんな一緒に近道を通って帰ります。お店屋さんの人もみんなユニークな、愉快な絵本です。(福音館書店)

『ティッチ』パット・ハッチンス
ティッチは小さな男の子でした。
兄さんも姉さんも、体が大きくて、大きな自転車に乗り、すてきな凧をあげることができるのに、ティッチは三輪車に乗って、風車をまわすだけ。兄さんや姉さんは大きな楽器を演奏できるのに、ティッチは小さな笛が吹けるだけ。
でも、兄さんの持ってきた大きなシャベルを使って、姉さんの大きな植木鉢にティッチのとっても小さなタネをまいたら、そこから大きな大きな木が生えてきましたよ!(福音館書店)
絵本・児童文学研究センター 良書リスト3〜4歳前後

3歳半。やさしい絵本では物足りなくなってきたので、幼年童話について調べ始めた頃です

『めっきらもっきら どおんどん』長谷川 摂子 /文、ふりや なな /絵
かんたがお宮にある大きな木の根っこの穴から落ちて訪れた国は、何ともへんてこな世界でした。
そこの住人“もんもんびゃっこ”“しっかかもっかか”“おたからまんちん”とかんたは仲良しになり、時のたつのを忘れて遊び回ります。
けれどもすでに夜。遊び疲れてねむった3人のそばで、心細くなったかんたが「おかあさん」と叫ぶと… 躍動することばと絵が子どもたちを存分に楽しませてくれるファンタジーの絵本です。(福音館書店)
絵本・児童文学研究センター 良書リスト3〜4年生

『だるまちゃんと てんぐちゃん』加古 里子
だるまちゃんは友だちのてんぐちゃんの持っているものを何でも欲しがります。てんぐのうちわや素敵な履物、なんとしまいには鼻まで。
お父さんのだるまどんは思いつく限りの物を集めてきますが、だるまちゃんのお気に入りはいつも意外なところに…。だるまちゃんとだるまどんはどんなアイデアを思いついたでしょう?
ユーモアあふれる物語と楽しいものづくしの絵本。大人気「だるまちゃん」シリーズの第一作です。(福音館書店)
絵本・児童文学研究センター 良書リスト3〜4歳前後
長年愛される「だるまちゃん」シリーズは、『だるまちゃんと てんぐちゃん』の他に7冊出ています

『100にんのサンタクロース』谷口 智則
プレゼントをくばるだけじゃ終らない!
クリスマスはサンタさんにとっても特別な日。なぜかって? それはプレゼントを配り終わったあと、ヒミツの楽しみがあるから!
―あるところに、100人のサンタクロースが住むまちがありました。サンタさんは100人みんなで協力してクリスマスの準備をします。そして、みんなにプレゼントを配り終わったあとは…?(文溪堂)
この絵本の前日譚のようなお話『おおきいサンタと ちいさいサンタ』もあります

『とこちゃんは どこ』加古 里子
赤い帽子と青い半ズボンの元気な男の子、とこちゃん。市場でお母さんがおしゃべりしているまに、とことこかけだして、どこかへいってしまいました。
人ごみの中をさがしていくと、ああ、いたいた! 動物園、浜辺にお祭り、デパート… 人ごみにまぎれたとこちゃんを探そう!
絵さがしの絵本の元祖ともいえる、子どもの大好きな絵本です。(福音館書店)
絵本・児童文学研究センター 良書リスト3〜4歳前後

『ノラネコぐんだん パンこうじょう』工藤ノリコ
おいしそうなパンが気になるノラネコぐんだん。
ワンワンちゃんのパンこうじょうにしのびこみ、見よう見まねでパンづくりに挑戦!?
食いしん坊のノラネコぐんだんが巻き起こす大騒動!(白泉社)
「ノラネコぐんだん」の絵本は他にも数冊出ていて、幼年童話やコミック、レシピブックもあります

『おには そと』せな けいこ
豆まきで鬼たちは逃げだしますが、残された可愛いちび鬼は人間の子どもたちと仲良く遊びます。鬼の親分がちび鬼を連れ戻しに、よろいを着て来ますが、豆まきに降参。親分はちび鬼のお父さんでした。心が和む楽しい絵本。(金の星社)

『チョコレート だいすき』大西 寿 /監修、古島 万理子 /写真
大人も子どもも大好きなチョコレート。カカオからチョコレートがどうやってできるのか、実際に作る様子を順に追って、わかりやすく紹介。(ひさかたチャイルド)
「しぜんにタッチ!」シリーズとして、『チョコレート だいすき』を含め44冊出ています

『よるくま』酒井 駒子
夜、男の子が寝ていると、まっ黒なよるくまがお母さんをさがしにきました。母の匂い、あたたかさを思いおこさせるファンタジー。(偕成社)
続編として、『よるくま クリスマスのまえのよる』もあります

『まちには いろんな かおがいて』佐々木マキ
子どもは、木目や壁紙の模様の中から「顔」を見つけ出す名人ですが、この絵本の作者も顔探しの名人。町を歩いて見つけたこんな顔、あんな顔を写真に撮りました。
それは、ごくありふれた家の壁やマンホールや公園の遊具なのですが、なるほど、とても愉快な顔に見えてくるからふしぎです。
この絵本を見たあとは、あなたもきっと町で「顔探し」をしたくなりますよ。(福音館書店)

『おしりたんてい』トロル
「フーム、においますね」
見た目も、推理もエクセレント! 涼しい顔して、真実に迫る、あたらしい名探偵の登場です。
こんどの依頼は、おかしなおかしの事件。さっそく現場にかけつけるおしりたんていの前に、かさなりあう謎の数々。いったい、犯人はだれ?
おしりたんていといっしょに、お話を読み進めながら、めいろや絵探しをして真実にせまる謎解き絵本です。(ポプラ社)
言わずと知れた大ヒット作。この他にも絵本や幼年童話などたくさん作品があります

『番ねずみのヤカちゃん』リチャード・ウィルバー /文、大社 玲子 /絵
ある家にすむ母さんねずみと子ねずみたちは、人に気づかれないよう静かに暮らしていました。
ところが末の子ねずみヤカちゃんの声の大きいこと。きっと大変なことがおこるでしょう!(福音館書店)

『おばけのてんぷら』せな けいこ
うさこがごきげんでてんぷらをあげていると、においにさそわれた山のおばけが、そーっとしのびこんできました。さあ、たいへん!(ポプラ社)

『うめじいの たんじょうび』かがくい ひろし
かがくいひろしさんのまぼろしの作品がついに刊行されました。会話のやりとりが楽しい絵本です。(講談社)

『す〜べりだい』鈴木のりたけ
公園のすべりだいが変な形になっちゃった!
す――――べりだいに、すべりだい――――に、すべりぱい? ことばあそびが楽しめる!(PHP研究所)
「ゆうぐ」シリーズとして、この他に『すなばばば』『ぶららんこ』もあります

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