4歳 おすすめ絵本 ❶ 〜長男4歳の読書記録より

長男の読書記録、4歳❶です。図書館も利用するようになったため、お気に入りを繰り返し読むのでなく、新しい絵本をどんどん読むようになりました。

長男は春生まれのため、この絵本リストは、春→夏→秋→冬と読んだ順に並んでいます。絵本だけでなく、文章が多い本、幼年童話も含みます。読みにくかった本は省きました。

絵本・児童文学研究センターの良書リストにある本は、そのことがわかるようにしました。

シリーズとして他にも出ている絵本があれば明記します。
私は息子が気に入った絵本の続編などがあれば、それも読むことにしていました。読書習慣が身につくまでは、読み終えた本から「次に読む本」へつなげていくことが重要です。

絵本の説明は、出版社HPの説明文を転載させていただきます。
お子さんが好きそうだと思った本は、ぜひ図書館で借りたり購入してみてください!

目次

4歳、幼稚園に入園。寝る前の読み聞かせが習慣化して、一日の終わりのリラックスタイムに

『おべんとうばこのうた』さいとう しのぶ
歌詞に合わせて、擬人化されたお弁当箱が登場。そこへ、おにぎりやきざみしょうが、ごましおが現れ、お弁当箱の中へ。にんじんさん、さくらんぼさん、しいたけさんたちもやってきて…、おいしそうなお弁当のできあがり!
ワンフレーズごとにページをめくりながら、見て聞いて、歌って楽しい絵本です。手遊び歌としてもよく知られていますから、手振りをまじえて楽しむこともできますね。(ひさかたチャイルド)
わらべうた絵本をたくさん作られているさいとうさん。同出版社からは『あぶくたった』も出ています。

『さる・るるる』五味 太郎
「さる・くる」「さる・みる」「さる・とる」愛嬌たっぷりのさるが「る」のつく動詞だけで見事なストーリーを展開します。
1979年初版のロングセラー絵本。おかげさまで親子孫 3代でファンという方がおおぜいです。リズムのよさと、何といってもさるの表情がおかしくて、この人気はとまりません。(絵本館)
続編として、『さる・るるる one more』『さる・るるる・る』もあります。

ロシア民話『三びきのやぎの がらがらどん』マーシャ・ブラウン /絵
橋の向こう側の山で、たくさん草を食べようと考えた3匹のヤギ。小さなヤギ、中ぐらいのヤギ、大きなヤギ、みんな名前は「がらがらどん」。
橋をわたっている途中に谷に住むトロル(おに)にでくわしてしまいます。小さなヤギの機転によって、小さなヤギと中くらいのヤギはトロルから逃げて橋をわたることができました。
とうとう、一番大きくて強いヤギがトロルに勝負を挑みます。3匹のヤギは無事に橋をわたることができるのでしょうか?(福音館書店)
絵本・児童文学研究センター 良書リスト3〜4歳前後

『うんちっち』ステファニー・ブレイク
はっきりしたブルーがひときわ目をひく、チャーミングなフランスの翻訳絵本。
うさぎの子は、どんなときでもたったひとつの言葉しかいえません。その言葉とは、「うんちっち」。
ある日オオカミがやってきて、「おまえを食べちゃうぞ」といいますが、「うんちっち」としか答えないので、結局ペロリとひと飲みにされてしまいます。
ところが、家に帰ったオオカミは、自分の言葉が全部「うんちっち」になっていて… 具合が悪くなります。そこに登場したのは、うさぎのお医者さん。オオカミの言葉を聞いて、自分の息子が食べられてしまったことを知り、上手に救い出します。
オオカミのおなかから出てきたうさぎの子は、普通のことばを話すようになっていました。しかし、次の日おとうさんがうさぎの子に話しかけると…「オナラブー」と答えました。
くすりと笑える話の中に、トイレトレーニングの第一歩である「うんち」の言葉を言える工夫がなされています。(PHP研究所)
続編として、『あっ、オオカミだ!』『ちびちっち』『もらったものは もらったもの』があります。

『あおくんと きいろちゃん』レオ・レオーニ
絵の具で描かれた青や黄色のまるが生き生きと動きまわり、絵本ならではの夢と感動をもたらしてくれる。作者が孫のために作ったという人間愛あふれる絵本。(至光社)
絵本・児童文学研究センター 良書リスト4〜5歳前後


『クネクネさんのいちにち きょうはマラカスのひ』樋勝 朋巳
マラカスは振ると音がする、楽しい楽器です。クネクネさんはマラカスが大好き!
今日は、お友だちのパーマさんとフワフワさんと、新しいリズムの発表会を開きます。クネクネさんは、新しいリズムで二人を驚かそうと大張り切り!
お昼ご飯も済んで、いよいよクネクネさんの演奏が始まりました。ところが足がからまって…! チャッウーチャチャウーチャッ! マラカスのリズムに乗って楽しいお話が進みます!(福音館書店)
続編として、『フワフワさんのいちにち フワフワさんは けいとやさん』『クネクネさんのいちにち きょうはパーティーのひ』があります。

『おちゃのじかんにきたとら』ジュディス・カー
ある日、ソフィーとお母さんがお茶の時間にしようとしていると、「ごめんください、お茶の時間にご一緒させていただけませんか」と毛むくじゃらのとらが入ってきます。
 お母さんは言います「もちろん、いいですよ。どうぞおはいりなさい」二人は次々に食べものをすすめ、それを、とらはぜんぶたべてしまいました。家中の食べものも飲みものもなくなってしまうまでです!(童話館)

『よーし、よし!』
サム・マクブラットニィ /文アイヴァン・ベイツ /絵
こぐまのハンシは、元気いっぱい。ころんだり、木にぶつかったり、いたいめにあっても、すぐにおとうさんがとんできて、ちゃんと手当てをしてくれます。ところがある日、おとうさんがけがをして……。心あたたまる親子の物語。(光村教育図書)

『むしむし レストラン』しもだ ともみ
たくさんのむしがあつまるレストランをひらくこと!これがごひきのゆめ。でも…なかよしなごひきなのに、なかなかいけんはまとまらないのでした。(教育画劇)

長男

アリ、クモ、バッタ、ダンゴムシ、モンシロチョウがみんなでレストランを開くお話です。虫の口の形の説明が入っているので、虫たちがそれぞれ何を食べるのかがわかって、面白かったです。何度も読んでもらいました。

『つぎ、とまります』村田エミコ
お客さんを乗せてバスが走ります。「つぎはもりのいりぐち~」。プー。ブザーが鳴って、「つぎ、とまります」。たぬきの兄弟が降りました。
「つぎはどんぐりやま~」。プー。「つぎ、とまります」。くまの親子が降りました。
バスは、森の中の「どろんこいけ」、海の中の「こんぶはらっぱ」、地面の中の「まっくらよこちょう」を通ります。さあ、最後に着いたのはどこかな?
乗り物好きの子にはたまらない、楽しいバスの絵本です。(福音館書店)

『せんろはつづく どこまでつづく』鈴木まもる
大人気絵本『せんろはつづく』待望の第3弾! いっしょにあそぼうよ!
線路と線路をつないだら、列車をつなげよう。坂道がのぼれないときは、ディーゼル機関車につなげよう。新幹線も貨物列車もブルートレインも、みんなつなげて走らせよう。いろいろな列車が登場、親子で一緒に楽しめる絵本。(金の星社)
「せんろはつづく」シリーズとして、他に『せんろはつづく』『せんろはつづく まだつづく』の2冊が出ています。

『あな』谷川 俊太郎 /文、和田 誠 /絵
日曜日の朝、何もすることがなかったので、ひろしは穴を掘り始めます。
途中、おかあさんやいもうとのゆきこ、となりのしゅうじくんやおとうさんがやってきて、いろいろなことを言います。でも、ひろしはただ穴を掘り続けます。
あなの中に座り込むと、静かで、土はいいにおいがしました。ひろしは思います。「これはぼくのあなだ」。穴から見上げる空はいつもよりもっと青く、高く思えました。そして、穴から出たひろしは…。(福音館書店)

『かぶとむしのぶんちゃん』高家 博成 /文、仲川 道子 /絵
夜ぶんちゃんは土の中から出てくるとメスのカブトムシを助けたり乱暴者のクワガタと戦ったり…。(童心社)
「かわいいむしのえほん」シリーズ全10冊です。他に、『ころちゃんはだんごむし』『ありこちゃんのおてつだい』『かたつむりののんちゃん』『てんとうむしのてんてんちゃん』『ばったのぴょんこちゃん』『くわがたのがたくん』『ちょうちょのしろちゃん』『かまきりのかまくん』『とんぼのあかねちゃん』があります。

『いもむしれっしゃ』にしはら みのり
細部まで描かれた虫の様子や表情、動きに注目の一冊! 見ているだけでも楽しめる絵本です。
がたん もにょん がたん もにょん。いもむしれっしゃは、虫のお客さん達を乗せ今日も元気に発車します。
もうすぐ次の駅。「はらっぱだんち はらっぱだんちでございまーす」ブロックアパートに住んでいる虫達は続々と降りていきます。さて次は…。
「のうえんまえ のうえんまえでございまーす」いもむしれっしゃは、駅にいるカナブンおじさんに元気よく声をかけました。
次は真っ暗なトンネルの中。「つちっこよこちょう つちっこよこちょうでございまーす」モグラちかがいでは、ミミズソフトが売られ、カラオケ大会が開かれ、とってもにぎやかです。
終点までもうすぐのところで、突然目の前に大グモが現れました。いもむしれっしゃも、お客さんも大きな悲鳴をあげましたが、かみきりレンジャーがとんできて、大グモをやっつけてくれました。(PHP研究所)

『あくたれラルフ』
ジャック・ガントス /文、ニコール・ルーベル /絵

ラルフは、セイラのねこです。ラルフはとてもあくたれ。お父さんもお母さんも、ラルフのあくたれには、ほとほと困っています。それでも、セイラは、ラルフが大好き。ある日、家族でサーカスを見にいきました。
そこでも、ラルフはあくたれのかぎりをつくし、とうとう、サーカスに置き去りにされることに…。(童話館)
続編として、『あくたれラルフのたんじょうび』『あくたれラルフのハロウィン』『あくたれラルフのクリスマス』もあります

『あいうえおにぎり』ねじめ正一 /文、いとう ひとし /絵
あ行はおにぎり、か行はコロッケ、た行はトンカツ・・・わ行のおもちまで食べるともうおなかいっぱいです。大きな声で読んで楽しい絵本です。(偕成社)

『ねえ、どれが いい?』ジョン・バーニンガム
「ネコとボクシング…」「サルとくすぐりっこ…」「サイのしたじき…」つぎつぎと繰り出される、ギョッとおどろく選択肢。子どもたちは「どれもイヤだ~!」と言いながら大よろこびで、こっちかな~、あっちかな~、と悩みます。(評論社)

『ゆかいな かえる』ジュリエット・ケペシュ
水の中の4つのたまごは、おたまじゃくしからりっぱな4ひきのかえるに成長します。
かえるたちは、泳ぎの競争をしたり、かたつむりをかくしっこしたり、ときには敵から身をかくしたりと仲よく愉快にくらします。そして夏が終わり冬がくると、花が咲く春まで眠るのです。
ユーモラスなかえるたちの絵と、石井桃子のリズミカルな文章。そこから伝わるかえるたちの楽しげな暮らしをとおして、生物としてのかえるの生態にも自然と興味がわいてきます。(福音館書店)
絵本・児童文学研究センター 良書リスト0〜3歳前後

『はだかんぼ!』
マイケル・イアン・ブラック /文、デビー・リドパス・オーイ /絵

男の子は、お風呂からとびだすと走り出しました。「みんな見て見て、ぼく、はだかだよ!」そしてはだかのまま階段を走り降り、はだかのままクッキーをぱくり。
ママが服を持って追いかけてきても、「パンツなんていらない」「シャツもいらない」でも…「マントならかっこいいな!」
マントをつければスーパーヒーロー。「みんな見て見て、 ぼく、 空を飛ぶよ」そして、 クッキーを食べてまたダッシュ!
でも、 はだかでいるうちに、 体が冷えてきて「パジャマ、着たほうがいいかな」自分から服を着て、遊び疲れた男の子は…(ひさかたチャイルド)

『しりとりの だいすきな おうさま』中村 翔子 /文、はた こうしろう /絵
なんでもしりとりの順に並んでいないと気がすまない王様、料理の順番も、もちろんしりとり。
そして最後は好物プリンと決まっています。間違ってラーメンなんかで食事が終わろうものなら、王様はかんかんです。
悪戦苦闘する家来たちは、そんな王様をこらしめてやろうと、ある作戦を考えました。(鈴木出版)

『かずのえほん 123』五味 太郎
これは「かず」をおぼえるための絵本ではなく「かず」となかよしになれる絵本です。
こどもたちは、たのしいことがだいすき。
たのしんでいるうちに「数っておもしろい!」と感じることでしょう。(絵本館)
姉妹編として、『ことばのえほん あいうえお』もあります

『ちょうちょう ひらひら』まど みちお /文、にしまき かやこ /絵
ちょうちょうひらひら、うさちゃんにとまった。うさちゃんがうふふ。シカさんにとまって、シカさんがえへへ。次は誰にとまるのかな?
軽やかに飛ぶちょうちょうのように子どもの心を明るく楽しくしてくれる絵本。(こぐま社)

『いやいやえん』中川 李枝子 /文、大村 百合子 /絵
元気だけど、わがままできかんぼうの保育園児のしげるが主人公の童話集。
しげるたちが積み木でつくった船でクジラをとりにでかけるお話や、山のぼりで山の果物を食べすぎてしまうお話、赤いバケツをもって保育園にやってきた小ぐまの話など、全部で7つのお話がはいっています。
表題作『いやいやえん』では、なんでもいやだ、いやだと駄々をこねるしげるが、「いやいやえん」に連れてこられます。「いやいやえん」とはいったどんな園なのでしょうか?(福音館書店)
絵本・児童文学研究センター 良書リスト4〜5歳前後

『おっきょちゃんと かっぱ』長谷川 摂子 /文、降矢 奈々 /絵
おっきょちゃんが川で遊んでいると、カッパの子どもに水底のお祭に誘われました。おっきょちゃんは、キュウリをおみやげにもっていったので大歓迎され、お餅をもらって食べると、水の外のことを全部忘れてしまいました。
カッパの家の子どもになって楽しく暮らしていましたが、ある時、人形が流れてくるのを見つけて、急に家を思いだし帰りたくなりました。はたして人間の世界に戻る方法は…。(福音館書店)

『おすしの さかな』川澄 健ほか /監修、古島 万理子ほか /写真
いろいろな魚介類がお寿司になるまでを、水中写真と寿司作りの実写で子どもたちにもわかりやすく紹介。(ひさかたチャイルド)
「しぜんにタッチ!」シリーズとして、『おすしの さかな』を含め44冊出ています

『たなばたまつり』松成 真理子
願いは、きっとかなう。七夕の夜、短冊に書かれた願いの言葉たちは、夜の空へとのぼっていって…。
心あたたまる七夕のおはなし。親子で楽しむ、季節と行事のよみきかせ絵本(講談社)
「季節と行事の読み聞かせ絵本」シリーズとして、『たなばたまつり』を含む10冊出ています

『ぼくはあるいた まっすぐ まっすぐ』
マーガレット・ワイズ・ブラウン /文、林 明子 /絵

ある春の日、「ぼく」はおばあちゃんの家へ、はじめて一人で向かいます。
おばあちゃんに電話で教えてもらったとおり、田舎道をまっすぐまっすぐ…。途中、いろいろな“はじめて”に出会いますが、ぼくは臆せず歩き続けます。
「ここがおばあちゃんのおうちかな?」最後にのぞいたお家で待っていたのは・・・。
たっぷりの余白・やわらかい色彩で描き出され 春の空気感と光が全体に広がります。文章は「ぼく」のセリフのみ。「絵が語る」1冊です。(ペンギン社)
絵本・児童文学研究センター 良書リスト3〜4歳前後

『へんな おにぎり』長 新太
地平線のむこうから「もく もく もく」と手のような形をした雲がわいてきました。
山にさしかかると、その雲は山を大きなおにぎりにしてしまいましたが、山なので食べられません。
街にやってくると、今度はビルをおにぎりにしてしまいましたが、これもビルなので食べられません。
そして、ついにお母さんまでがおにぎりにされてしまいます…。長新太による、不思議で怪しい世界観のナンセンス絵本。(福音館書店)

4歳夏。自分の好きなこと・得意なことは何? 自分の色を見つけていく時期に、励ましてくれた絵本『おすしのうた』

『おすしのうた』牛窪 良太
くるくる回るステージは、おすしたちだけの世界。そこで彼らは元気いっぱい歌います。お客さんにもぐもぐしてもらうため。
でも、チビで地味なカンピョウ巻はくよくよ。「皆、立派なすしなり!!」と、ウニじいはいってくれますが…。
さぁどうなる? カンピョウ巻…。傑作回転寿し絵本。(教育画劇)

長男

お寿司たちの絵がかっこよくて、本当に生きているようで、楽しい絵本です。かんぴょう巻きを励ますウニじいの言葉「おまえには、おまえにしかない良さがあるのじゃ!」に、とても感動しました。

『ももたろう』松居 直 /文、赤羽 末吉 /画
世に桃太郎の話は数多く語り伝えられていますが、これは再話者と画家が、桃太郎の原型、あるべき姿を追求して作りあげた「桃太郎絵本」の決定版です(福音館書店)
絵本・児童文学研究センター 良書リスト4〜5歳前後

『しずくの ぼうけん』
マリア・テルリコフスカ /文、ボフダン・ブテンコ  絵 

バケツからぴしゃんと飛び出した水のしずくは冒険の旅へ。
お日さまにぎらぎら照らされて水蒸気になったかと思ったら、空にのぼって雲のところへ…。今度は雨になって地上に逆戻り。地上では岩のあいだにはさまって、寒い夜に氷になったかと思えば、朝のお日さまに温められて再びしずくなって、川へと流れ出します。
気温や場所によって変化する水の不思議を、子どもたちに親しみやすい「しずく」を主人公に描いたかがくの絵本です。(福音館書店)
絵本・児童文学研究センター 良書リスト5〜6歳前後

『わにわにの おでかけ』小風さち /文、 山口マオ /絵
まだ暑さが残る夜、ワニのわにわにはなかなか寝付けません。
すると、家の外をぞろぞろと歩くたくさんの足音がします。好奇心を抑えられないわにわには、外へ出て、みんなのあとをついていきます。“ずりずりづづづ”と這い進みながら。
たいこ橋を渡ると、なんと、そこはたくさんの屋台がでている大賑わいの縁日でした。綿飴屋さん、お面屋さん、金魚屋さん。一軒一軒のぞいて、ヨーヨーを買って、大きな花火を見て、ゆっくりと家に戻ります。(福音館書店)
「わにわに」シリーズには、他に『わにわにの おふろ』『わにわにの おおけが』『わにわにと あかわに』があります。

『あおいうみの イルカたち』越智 隆治 /写真、越智 充奈子/絵
広く美しい海の中で、自由に楽しく暮らす大西洋マダライルカたちの生活や子育てを描きます。(ポプラ社)
「親と子の写真絵本」全10冊のうちの一冊です。他に、シロクマ・アホウドリ・パンダ・マナティー・サル・ペンギン・キタキツネ・イノシシ・タテゴトアザラシをテーマにした絵本があります

『だめよ、デイビッド!』デイビッド・シャノン
どろんこで家に入るし、おふろでは大あばれ、おもちゃはちらかしっぱなし、あげくのはてに大しっぱい。
やんちゃなデイビッドのいたずらは、とどまることがない。
だからママは、いっつも「だめ、だめ、だめよ!」ってばっかり。いる、いる、こんな子!(評論社)
続編として、『デイビッドがっこうへいく』『デイビッドがやっちゃった』『クリスマスだよ、デイビッド!』があります

長男

デイビッドがダメなことをたくさんして、お母さんに怒らます。デイビッドの表情が面白いです。こんなイタズラを思いつくなんて、独創的ですごいなと思いました。

『海のなか のぞいた』よしの ゆうすけ
毎年来ている海だけど、今年は、少しちがいます。だって、水中メガネをもってきたから!
水中メガネで見るとなにもかも、はっきり鮮やか。星のようなかたちのヒトデ、とげのあるウ二、ピンクの触手をうごかすイソギンチャク…。カエルウオは、さっとかくれてしまったけれど、静かにじっとまっていれば、ほら、穴からでてきて、こっちを見ています!
はじめてのぞいた海のなかは、生きものたちで、にぎやかでした。(福音館書店)

『ぐりとぐらの かいすいよく』なかがわ りえこ /文、やまわき ゆりこ /絵
ぐりとぐらが浜辺で遊んでいると、沖から葡萄酒の空き瓶が流れてきました。栓を開けてみると、中には「しんじゅとうだいへきてください」という、うみぼうずからの手紙が入っていました。
ぐりとぐらが、浮き袋をつけてうみぼうずの島までたどりつくと、うみぼうずは灯台の真珠のランプを穴に落としてこまっていました。
ぐりとぐらは穴に入って真珠をもちかえりました。うみぼうずはお礼に、いろいろな泳ぎ方を教えてくれるのでした。(福音館書店)
「ぐりとぐら」の絵本は、他に6冊ほど出ています

『どれがぼくか わかる?』カーラ・カスキン
お母さんは、たくさんの動物にまぎれてあそぶぼくを見つけてくれるかな? お母さんの愛を確かめたい幼児の心理を描きます。(偕成社)
絵本・児童文学研究センター 良書リスト4〜5歳前後

『シルクハットぞくは よなかのいちじに やってくる』おくはら ゆめ
シルクハットぞくは、夜中の1時にやってくる。空をとんで、窓のすきまをするりとぬけて、ぐっすり寝ている人のまくらもとに立つ。そうして、ふとんのはじっこをそっと持つと…。
いったい、何をするのかな?(童心社)

『ラチとらいおん』マレーク・ベロニカ
ラチは世界でいちばん弱虫です。犬をみると逃げ出しますし、暗い部屋には入ることができません。
そんなラチのところに小さな強いライオンがやってきました。ラチはライオンがそばにいてくれることで少しずつ強くなっていきます。
ある日、友だちのボールをとったのっぽの男の子をラチは夢中でおいかけボールを取り返します。ふときがつくとライオンの姿はありません…。あわてたラチが家にもどると、ライオンからの素敵な手紙が残されていました。(福音館書店)

『バムとケロのにちようび』島田ゆか
雨の日曜日。サッカーもすなあそびもできない。そんな日には、ちらかったへやをかたづけて、おかしを用意して、それから本を読もうと…。(文溪堂)
人気作です。続編として、『バムとケロのそらのたび』『バムとケロのさむいあさ』『バムとケロのおかいもの』『バムとケロのもりのこや』の4冊出ています。

『どうしよう!』アイリーン・ローゼンタール /文、マーク・ローゼンタール /絵
サルのぬいぐるみのポポは、ぼくにとって、特別な存在。いつも、どこでも一緒なんだ。
なのに、ある朝起きると、ポポがいない!「どうしよう!」
ポポが一緒なら、すべり台をすべるのも、大きなイヌのそばを通るのも、怖くないけど…。
ぼくはポポを探しまわります。どうやら、ネコのミュウがかくしちゃったみたいで…。
ソックモンキー・ポポをめぐって、ぼくとねこのミュウがくり広げる、微笑ましいとり合いっこに思わずにっこり。黙々とポポをねらうミュウの表情にもご注目。
「好き」のかたちが、かわいらしくコミカルに描かれた一冊です。(クレヨンハウス)

『カップケーキのバニラくん』 シャリース・メリクル・ハーパー
かわいそうなカップケーキのバニラくん。おしゃれでカラフルななかまたちのなかで、バニラくんだけなんだかものすごく 『ふつう』だから。
でもね、あたらしくであったともだちのおかげで…
『ふつう』のカップケーキのバニラくんが、『とくべつ』のカップケーキめざしてがんばるものがたり、よんでね。(BL出版)

『あおい目のこねこ』エゴン・マチーセン
青い目の元気なこねこは、ねずみのくにをみつけにでかけます。途中、さまざまな困難にあっても、前向きに進んでいくこねこは、同じく、ねずみのくにを探す黄色い目の5匹のねこたちに出会い、一緒に暮らすことにします。
ある日、犬に襲われた黄色い目のねこたちを助けようとしたこねこは、急に吠えた声に驚いた拍子に犬の背にとび乗ってしまいます。犬は背中に青い目のこねこをのせたまま駆け出し、そして行きついたところは…。(福音館書店)
絵本・児童文学研究センター 良書リスト4〜5歳前後

『おしいれのぼうけん』ふるた たるひ /文、たばた せいいち /絵
お昼寝前に、ミニカーのとりっこでけんかをしたさとしとあきらは、先生に叱られておしいれに入れられてしまいます。
そこで出会ったのは、地下の世界に住む恐ろしいねずみばあさんでした。ふたりをやっつけようと、追いかけてくるねずみばあさん。
でも、さとしとあきらは決してあきらめません。手をつないで走りつづけます―。
80ページものボリュームがありながら、かけぬけるように展開するふたりの大冒険。1974年の刊行以来多くの子どもたちが夢中になり、版を重ねてきました。累計228万部を超えるロングセラー絵本。(童心社)
絵本・児童文学研究センター 良書リスト5〜6歳前後

『よーするに医学えほん からだアイらんど けが編』
きむら ゆういち、川田 秀文 /文、中地 智 /絵 
読めば、けがの治り方がすぐわかる! 子ども医学絵本の決定版! 第2弾
親子で楽しむからだのふしぎが絵本でわかる「よーするに医学えほん」シリーズ
同シリーズとして、『おなか編』『インフルエンザ編』もあります

『22の色』とだ こうしろう
あさぎいろ、しゅいろ、すみれいろ…。昔から伝わる日本の伝統色を22選び、紹介していきます。
ピンクやグリーンという言い方もありますが、日本語の色の表現には、昔からの生活に根ざした意味と、美しい響きがあります。その魅力を子どもたちにも伝えていきたい。その思いからこの作品は誕生しました。
深みのある美しい色と、その色のイメージにふさわしいシンプルな絵。色の名前の由来も紹介されていて、これがとてもおもしろい! 大人でも思わず「なるほど…」と感心させられます。
古くから日本人が大切にしてきた、美しく個性豊かな色。それをわかりやすく、楽しく感じることができる、素敵な色彩絵本です。(戸田デザイン研究室)
「色彩えほん」シリーズとして、『6つの色』『どの色すき』もあります

『なんで?』トレーシー・コーデュロイ /文、ティム・ワーンズ /絵
アーチーは、しりたがりやの男の子。まわりには、ふしぎなことだらけ。
「なんで、ジャムはべとべとなの?」「なんで、あわはぶくぶくするの?」
なんでかなあっておもっているうちに、どんどんたいへんなことになってしまいます。
パパとママとでかけた博物館で、たのしいふしぎがいっぱい。「なんで?」がピークにたっしたアーチーは…(ブロンズ新社)

『てん』ピーター・レイノルズ
お絵かきなんて大嫌い! 苦しまぎれに描いたのは、小さな小さな《てん》ひとつ。そのちっぽけな《てん》にかくされた大きな意味を知って、ワシテは変わり始める。
水彩絵の具と紅茶で描かれた、色とりどりの美しい絵本。(あすなろ書房)

『ピッツぼうや』ウィリアム・スタイグ
雨が降って外に遊びにいけず、ピートは不機嫌でした。そんな息子の様子を見ていたお父さんは、すてきなことを思いつきます。
「そうだ ピートでピッツァをつくったら たのしくなるかもしれないぞ」
その結果は、表紙のとおり! とびっきりの笑顔になりました。(らんか社)

『ぶん ぶん ぶるるん』バイロン・バートン
1975年刊行の『ぶん ぶん ぶるるん』が改訂新版でデビュー!
1匹のみつばちが、ちくりとオウシをさしたことから、牧場は大混乱。メウシもちちしぼりのおばさんもみんな騒ぎにまきこまれていきます。
リズミカルな文とユーモラスな絵が笑いをさそいます。(ほるぷ出版)
絵本・児童文学研究センター 良書リスト3〜4歳前後

『とびたて てんとうむし』七尾 純 /文、久保 秀一 /絵
雪がとけて、落葉の下からてんとう虫が出てきました。大好物のあぶらむしを花から花へ探しているうちに結婚することになります。(偕成社)
「自然きらきら」シリーズとして、他に11冊出ています

『バナナこどもえん ざりがにつり』柴田 愛子 /文、かつらこ /絵
さりがにつりにでかけたバナナえんの子どもたち。自分でざりがにをつることができなかったかっきーは、あーくんと取ったさりがにをいっしょに持ってかえりました。すると、「あっ、ざりがにがだっぴしている!」本物そっくりの殻に、みんな驚きました。
帰る時間になると、かっきーはあーくんにいいました。
「おれがとったんだ。だからおれがもってかえる。おまえはからをもっていけ」あーくんは泣き出しますが、かっきーの目はどんどん強くなっていきます。そして、あーくんは言います。「いいよ、ぼくいらない。かっきーにあげる」集団の中で、一人一人がいきいきと輝いている子どもたちを描き、本気のけんかを通じて、子どもの心の成長をとらえます。(童心社)

『あめ ぽつん ぽつん』ミック・インクペン
雨の日、はりねずみくんとうさぎさんをかさに入れてあげたキッパー。かさをさかさにして、舟にしたよ。
雨の日もみんなで遊べば楽しいね。(小学館)

『おばけだじょ』tupera tupera
ハラハラ、ドキドキ! ちょっとこわいおばけの正体はまさかの⁉️ 予想外の展開にびっくり、どっきり間違いなし。
斬新な絵本を発表し続けて話題の大人気ユニットtupera tupera待望の最新絵本! 影絵のような光を感じる新しい画風にも注目。(学研)

『カタツムリの親子 くるりん まいごになる』西沢 杏子  /文、武田 晋一 /絵
カタツムリの親子にスポットをあてた写真絵本。気鋭の写真家による大迫力写真に児童文学作家による物語がついた、見ても読んでも楽しい本。(旺文社)

『うえきやの くまさん』フィービ・ウォージントン、ジョーン・ウォージントン
朝になると植木屋のくまさんはエプロンをかけ、手押し車に植木ばさみとほうきを積みこんででかけます。庭の手入れや野菜作り、楽しいくまさんの仕事です。
同じシリーズとして、『せきたんやの くまさん』『ゆうびんやの くまさん』『パンやの くまさん』があります

『モーイイヨ』五味 太郎
かくれんぼをする2頭の牛の会話が笑いを誘う『モーイイヨ』。大きい牛の「モーイイカイ」との呼びかけに、ちいさい牛が「モーイイヨ」と答えます。 が、くり返しあそんでいるうちに…?(クレヨンハウス)
五味さんの「干支セトラ絵本」シリーズとして、他に11冊あります

『つきの ぼうや』イブ・スパング・オルセン
空の上にいるお月さまが地上の池の水に映ったお月さまを連れてきてほしいと、月のぼうやにお願いしました。月のぼうやは、星をけとばしたり、飛行機に会ったり、鳥にかこまれたり、お月さまに似ている風船やボールを見つけたり、冒険をしながら地上におりてきます。
月のぼうやは、魚たちがすむ池にお月さまを探して飛びこみ、そこで小さな鏡をみつけます。ぼうやは空にいるお月さまに地上のお月さまを連れてかえることができるのでしょうか?(福音館書店)
絵本・児童文学研究センター 良書リスト5〜6歳前後

『はちうえは ぼくにまかせて』ジーン・ジオン /文、マーガレット・ブロイ・グレアム /絵
夏休み、お父さんの仕事が忙しくて どこへも旅行に行けない少年トミーは、近所の人たちの鉢植えを預かって世話をするアルバイトを思いつきます。
預かった鉢植えの植物たちは トミーの上手なお世話のおかげで、ぐんぐん成長し、家の中はまるでジャングルのよう。
ある日、植物が育ちすぎて家を壊してしまう夢を見たトミーは、図書館から本を借り、剪定の仕方を学びます。
夏休みが終わる頃、より活き活きと素敵になった鉢植えを手にした人びとの笑顔がご近所にあふれました。そして、お父さんからトミーにあるうれしいことが伝えられます。
トミーのやることにしかめ面だったお父さんの表情が、夏休みの最後にはどう変化しているのか…にも注目です。(ペンギン社)
絵本・児童文学研究センター 良書リスト5〜6歳前後

『おだんごぱん』せた ていじ /文、わきた かず /絵
おばあさんは粉箱をごしごしひっかいて集めた粉で、おだんごぱんを焼きました。
窓のところで冷やされたおだんごぱんは、ころんと転がると、いすからゆかへ、ゆかから戸口を出て、おもての通りへ逃げ出しました。
途中で出会ったウサギからも、オオカミからも、クマからも上手に逃げたのに、口のうまいキツネに、つい気を許して…。ロシアの民話の絵本(福音館書店)
絵本・児童文学研究センター 良書リスト3〜4歳前後

4歳秋。夏休みのクワガタ採りで、虫好きが加速! 虫の絵本を片っ端から読みました。実体験 ⇆ 本の世界の行き来が、理解力の基礎をつくります

『土をつくる生きものたち』谷本 雄治 /文、盛口 満 /絵
雑木林の落葉や、動物の死骸、糞などを、土にかえていく生きものたちのはたらきを、精密なイラストとリズミカルな文章で紹介。(岩崎書店)

『イカタコつるつる』長 新太
長 新太さんのニューワールド絵本! つるつる、くねくね、こんがらかっちゃおう!
イカがラーメンを食べてたら、足とラーメンがつるつるまざって、さあ、たいへん! そしてタコも…。つるつるくねくね、さあ、みんなもいっしょにこんがらかっちゃおう。(講談社)

『ワニくんの アップルパイ』みやざき ひろかず
アップルパイが食べたくなったワニくんですが、トラブル続出! なかなか食べられず…。(BL出版)
大人気のワニくんシリーズ。他に12冊出ています

『さいごのひみつ』いとう ひろし
ぼくの住む町のだれも知らない秘密を教えてくれる、友達のミリくん。ミリくんと一緒なら、見慣れたいつもの学校の帰り道も、色鮮やかに見違える。
そんなある日、ミリくんが教えてくれた、最後の秘密とは…? いとうひろし氏の描く、楽しい想像の世界と、ほんのり切ない友情の物語。(小学館)

『むしこぶ みつけた』新開 孝
虫が植物につくる虫こぶ。面白い形の虫こぶを紹介しながら、虫こぶのなかで起きるふしぎなことも紹介しています。(ポプラ社)
「ふしぎいっぱい写真絵本」シリーズとして、他に37冊ほど出ています

『ともだち絵本 なかよし』シャーロット・ゾロトウ /文、ベン・シェクター /絵
友だちは、おたがいに他人どうしで、対等です。対等ということは、自己主張するけど、相手のことを考えて、一歩さがることもしなければなりません。
人間(じんかん)にあって自立した人間になる大事な第一歩は、友だちづき合いですね。(童話屋)
姉妹編として『ともだち絵本 けんか』もあります

『どろんこ こぶた』アーノルド・ローベル
こぶたはどろんこが大好き。ズブッズブッとどろんこに沈んでいくときの、こぶたのうれしさがこちらにも伝わり、子どもたちの共感を呼びます。(文化出版局)
絵本・児童文学研究センター 良書リスト3〜4歳前後

『じゃんけん ほかほか ほっかいどう』長野ヒデ子 /文、あおき ひろえ /絵
ヒデ子さんのうたあそび絵本第3弾。♪じゃんけん ほかほか ほっかいどう♪ のびやかな絵が楽しい! 巻末に楽譜付き。(佼成出版社)
「ヒデ子さんのうたあそび絵本」シリーズとして、他に6冊ほど出ています

『あきはいろいろ』五味 太郎
はっぱがあそびにきましたよ。いろがやってきましたよ。あきをあそぼう。(小学館)
同シリーズとして、『はるはゆらゆら』『なつはぐんぐん』『ふゆはふわふわ』もあります

『ふゆめ がっしょうだん』長 新太 /文、冨成 忠夫・茂木 透 /写真 
冬の公園や雑木林で、木の芽を見てごらん。ほら、ウサギさんがいたりコアラ君がいたり… 冬芽って動物たちの顔に見えるんだね。
木の芽の冬姿を撮影、拡大した愉快な写真絵本です。(福音館書店)

『へんしん とびばこ』あきやま ただし
大好評! あきやまただしの「へんしんシリーズ」第6弾!
声にだして読んでみると、いろんなものが変身しちゃうふしぎなことばあそび絵本! 読み聞かせにも最適で、ページをめくる楽しさが満載です!
さあ、とびばこ大会を始めるよ。このふしぎなとびばこを飛ぶと、いろんなものに変身しちゃうんです!(金の星社)
「へんしんシリーズ」として、全19冊出ています

長男

この『へんしん とびばこ』が面白くて、他のへんしんシリーズもたくさん読みました。フクロウの「ホウホウ」がゴリラの「ウホッウホッ」になったり、今でも印象に残っています。

『おたまじゃくしの 101ちゃん』かこ さとし
まいごのおたまじゃくし101ちゃんを、やっと見つけたお母さんがえる。でもざりがにとみずかまきりに襲われ、お母さんは気絶。(偕成社)

『14ひきのおつきみ』いわむら かずお
今夜は十五夜。14ひきの子どもたちは、おうちのある大きなクヌギの木の上に登り、何かを作っています。
「木の枝 切って、ひもでしばって、なにつくってる?」
子どもたちが力をあわせて、できあがったのは、みはらしのいいお月見台。(中略)
夜が広がり、お父さん、お母さん、おじいさん、おばあさんたちものぼってきました。
栗の実やどんぐり、おだんごをお供えしたら、山の向こうから、まんまるなお月さまがあらわれました。
「おつきさん ありがとう、たくさんの みのりを ありがとう、やさしい ひかりを ありがとう。」
お月見を題材に、自然の恵みへの感謝を描いた人気ロングセラー「14ひきのシリーズ」の第6作。(童心社)
「14ひきのシリーズ」として、他に11冊出ています

『もりの てぶくろ』八百板 洋子 /文 、ナターリヤ・チャルーシナ /絵
きれいな黄色の葉が1枚、森の小道に落ちていました。その葉はまるで、てぶくろのような形をしています。
ネズミがやってきて、そっと手をあてました。でもネズミの手にはちょっと大きい…。
ウサギやキツネ、クマもやってきて、自分の手と葉の大きさをくらべていきます。このきれいな黄色い葉にぴったりなのは、だれの手なのでしょう?
1枚の葉をめぐって繰り広げられる、秋の森を舞台にした心温まるお話です。(福音館書店)

『かえるくん どうしたの』マックス・ベルジュイス
かえるくんは、ぐあいがよくありません。心臓がものすごくドキドキするのです。
のうさぎくんは言いました。「すきなこができたんだよ」
あいては、かわいくてしろいあひるさん。かえるとあひる、みどりとまっしろ。そんなちがい、すきになったらかんけいないね!(らんか社)
同シリーズとして、他に13冊出ています

『魔女ひとり』 ローラ・ルーク /文、S.D. シンドラー /絵
魔女は、友だちからいろいろな食べ物をもらい、それでスープを作ることにしました。ユニークな数の絵本。(小峰書店)

『いがぐり星人 グリたろう』大島 妙子
タドコロくんちは大家族。電気屋さんのお父さんと涙もろいお母さん、やさしいおばあちゃんに、犬のペロと猫のララ。
ある日、柿の木に、天津甘栗みたいな小さな宇宙人が落ちてきた。「ぼく」がつけた名前は「いがぐり星人グリたろう」!
家族を巻きこんで生まれる、出会いの喜びや別れの寂しさを、見開きA3サイズの大迫力の絵でお楽しみください。人気絵本作家・大島妙子さんの書き下ろし新作絵本です!(あかね書房)

長男

男の子が「ひらけーくり」と言ったら、いがぐりから宇宙人が出てきたのが面白いと思いました。グリたろうが可愛くて、最後に仲間と帰ってしまうところは悲しくなりました。

『きりのなかの はりねずみ』Y•ノルシュテイン・コズロフ /文、F•ヤールブソワ /絵
日が暮れると、はりねずみは、友だちのこぐまの家へ出かける。一緒に星を数えて夜を過ごすのだ。
途中、白い馬を見つけて、はりねずみは、霧の中へ入って行く。深い霧の中で、道に迷ってしまったはりねずみは、こわい思いをしながら、あちこちさまよって、とうとう川に落ちてしまい…。
世界的に評価の高いロシアのアニメーション作家の初めての絵本。詩情あふれる美しい世界が展開する。(福音館書店)

『むしのおんがくがっこう』青山 邦彦
テントウムシは音楽が大好き。虫の音楽学校で勉強したくてたまりません。
ところがクツワムシの校長先生は「音楽は鳴く虫だけのものだ」というのです。がっかりしたテントウムシは、ゴミ捨て場にやってきました。そこでテントウムシが見つけたあるものとは…!?
スズムシやバッタ、コオロギなど鳴く虫はもちろん、チョウ、カミキリ、カナブン、セミ… あらゆる虫が音楽を奏で、画面いっぱいに舞いおどる、美しい絵本です。(あかね書房)

『たんぼの おばけタニシ』大木 淳一
じいちゃんのたんぼに、はでなピンク色の卵が…。おばけみたいに大きい「おばけタニシ」の卵だという。外来種とたんぼの環境を考える写真絵本です。(そうえん社)
「そうえんしゃ・写真のえほん」シリーズとして、他に13冊ほど出ています

『しろいかみのサーカス』たにうち つねお /文、いちかわ かつひろ /写真
紙はどこでも簡単に手に入る、すばらしい遊びの素材です。そんな紙を折ったり、切ったり、まるめたり、びりびりびりとやぶいたり…。
すると、あーら不思議、紙のサーカスがはじまります。立ったり、伸びたり、とびはねたり、重いものをささえたり、紙たちが、すてきな演技を披露します。
この絵本は、紙で何かを作る工作の絵本ではありません。誰もが、どこでも楽しめる、紙といっしょに遊ぶ絵本です。(福音館書店)

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