5歳おすすめ絵本❶ 〜長男の読書記録り

長男の読書記録、5歳❶です。生き物や妖怪など、興味の的がはっきりしてきて、絵本の選び方にも表れています。好きな作家さんの絵本を、連続して読むことも増えてきました。

長男は春生まれのため、この絵本リストは、春→夏→秋→冬と読んだ順に並んでいます。
絵本だけでなく、文章が多い本、幼年童話も含みます。読みにくかった本は省きました。

絵本・児童文学研究センターの良書リストにある本は、そのことがわかるようにしました。


シリーズとして他にも出ている絵本があれば明記します。
私は息子が気に入った絵本の続編などがあれば、それも読むことにしていました。読書習慣が身につくまでは、読み終えた本から「次に読む本」へつなげていくことが重要です。

絵本の説明は、出版社HPの説明文を転載させていただきます。
お子さんが好きそうだと思った本は、ぜひ図書館で借りたり購入してみてください!

目次

5歳春。心も身体も急成長。絵本を理解する力も高まってきてきました

『ハンタイおばけ』トム・マックレイ /文、エレナ・オドリオゾーラ /絵
ある日、突然、ハンタイおばけがあらわれた。その時から、ネイトのやることなすことすべてがハンタイに。おばけに手を焼くネイトがひらめいたハンタイおばけ攻略法とは?(高村教育図書)

『さかさことばで うんどうかい』西村 敏雄
がんばりやのゴリラ、悲劇に見舞われるキリン、玉入れでいかさまをするイノシシ、華麗な舞を披露するウマ、意外な走りを見せるブタなどとぼけた動物たちがくり広げる運動会。どれも憎めない動物たちです。
『バルバルさん』などでお馴染みの西村敏雄さんがすべて回文でお届けします。今までになかった展開のある回文の絵本です。(福音館書店)

反対言葉や回文が好きな時期があり、『ハンタイおばけ』と『さかさことばで うんどうかい』は何回も読みました。
未就学児でも日本語の面白さや文法に触れられる絵本は結構あるので、意識して取り入れていました。

『みんなの こびと』なばた としたか
「私がはじめてコビトと出会ったのは子供のときでした。以来、私はその魅力に取り付かれ、ずっと研究を続けてきたのです」
子どもたちから届く質問や目撃情報に、コビト博士が答えてくれます。「うちにもいるかも…」子どもたちの想像力を刺激して、大流行中‼︎
「外で遊ぶようになった」「自然に興味を持つようになった」「考える力がついた」等様々な反響をいただいている「こびとづかん」シリーズ。子どもたちの想像力・創造力を引き出す、色々な発見・楽しみが詰まっています。(ロクリン社)

『えぞももんがのよる』手島 圭三郎
えぞももんがは、夜行性でリスの仲間。すみかはきつつきの古い巣穴に多く作る。
ふくろうの鋭いツメを逃れ、けなげに生きます。(リブリオ出版)
この他にも、北海道の動物を描いた絵本をたくさん出版されています

『てんてんむし』あべ弘士
体にてんてんのある虫、しましまの虫、トランプもように三角、ひし形…不思議な虫達が大集合!(童心社)

『ぼく ぱぐ』かなざわ まゆこ
「誰か(何か)を思いやることの大切さ」を伝える愛の物語。
主人公のぱぐの感情が伝わってくる繊細な絵と心温まるストーリーが魅力。 捨てられていたぱぐが、人にかわいがられている飼い犬を見かけ、憧れを抱く。
しかし、その憧れは首輪へと向ってしまい…。
あちらこちらで首輪を探し回るぱぐが最後に見つけたものは⁉︎(出版ワークス)

『かげは どこ』木坂 涼 /文、辻 恵子 /絵
ぼくとかげは、いつもいっしょ。ぼくが走れば、かげも走る。
でも、ときどきかげは、ふしぎなんだよ。ぐーんとのびたり、かっくんおれたり。ふっといなくなったと思うと、ぱっと出てきたり、とおくに行ったかと思うと、ぱっともどってくる。
いちばん身近な「じぶんのかげ」の変幻ぶりが、たのしい絵本になりました。(福音館書店)

『赤ずきん』グリムの昔話 フェリクス・ホフマン
フェリクス・ホフマンが1973年に孫娘のために手作りした絵本。それをもとに2012年に生まれた新しい『赤ずきん』の絵本です。(福音館書店)

『たんぽぽの おくりもの』片山 令子 /文、大島 妙子 /絵
春になる前に冬ごもりから目覚めてしまったクマの子コロン、まだたっぷり残った雪の中を散歩に出かけます。
春を探してどんどん歩いて行くうちに、日が暮れて帰り道もわからなくなってしまいました…。(ひかりのくに)

『オオカミがとぶひ』ミロコ マチコ
きょうはかぜがつよい。びゅうびゅうびょうびょうふきぬける。だってオオカミがかけまわっているから。とおくでカミナリがなっている。ゴロゴロドンドンなっている。そうか、ゴリラがむねをたたいているんだ。
ダイナミックな動物の絵で話題沸騰、ミロコマチコ初の絵本が登場!(イースト・プレス)

『かいじゅうたちのいるところ』モーリス・センダック
かいじゅうの国をたずねよう。コルデコット賞を受賞し、世界中の子どもたちをひきつけてやまないセンダックの代表作。
子どもの内面のドラマをみごとに描いて、20世紀最高の絵本の一つと言われています。(冨山房)

『わたしは カメムシ』新開 孝
カメムシはくさい!と思っている人に見ていただきたい写真絵本。美しいカメムシと不思議な卵の形などを楽しむことができます。(ポプラ社)
「ふしぎいっぱい写真絵本」シリーズ

『へぇ こいたの だれだ?』平田 昌広 /文、野村たかあき /絵
「ぷ~う」あれれ、なんだかにおうぞ! おならしたのだれだ? 暗闇のなかでの子鬼3兄弟のおならをめぐるミステリー。
掛け合いや、会話を特徴とする多くの絵本を生み出している作家、平田昌弘の会話が楽しい!
鬼の版画家、野村たかあきが、力をこめてユーモラスに彫った子鬼たちが、ぷぷぷっと笑える!(くもん出版)

『あいうえおカメレオン』増田 戻樹
自然の中で暮らすカメレオンの貴重な写真とともに、生態を紹介した愉快なあいうえおの絵本。カメレオンが詳しくわかる! 解説付。(偕成社)

『おばけなんて こわくない』中川ひろたか /文、村上 康成 /絵
キャンプの夜、きもだめしをすることになってみんな大さわぎ。こわいものがないはずの園長は!?(童心社)
「ピーマン村の絵本たち」シリーズ(全12巻)

『ゆうれいと すいか』くろだ かおる /文、せな けいこ /絵
男が冷やしていたすいかをついつい食べてしまった幽霊。かわりにおばけ組合のすいかを持ってきますが、食べるとどうなる…!?すいかを食べたおわびにせっせと働く幽霊の姿がおもしろい絵本。(ひかりのくに)
他に『ゆうれいと どろぼう』『ゆうれいと なきむし』

長男

幼稚園の頃、妖怪やおばけが好きでした。
せな けいこさんの絵本は幼稚園の図書コーナーにあったので、お母さんにたくさん読んでもらいました。どの本も面白いし日本のおばけにくわしくなります!

『たべてあげる』ふくべ あきひろ /文、おおの こうへい /絵
りょうたくんはピーマンが大嫌い。「だれかかわりに食べてくれないかなー」。
するとコップのかげから小さいりょうたくんが現れて…。
おもしろくてコワ〜くてクセになる食育エンターテイメント絵本。(教育画劇)

『オオサンショウウオ』ゆうき えつこ
夏至のころ、岩かげからはいだしたオオサンショウウオが、ゆっくりと歩きはじめる。1年に一度の大仕事をする場所をめざして。(そうえん社)
「そうえん社・写真のえほん』シリーズ(既刊16冊)

『ももいろのきりん』中川 李枝子 /文、中川 宗弥 /絵
るるこは、お母さんから部屋いっぱいになるぐらい大きな桃色の紙をもらいました。るるこは大喜び。
さっそく、のりとハサミとクレヨンで大きなキリンを作りはじめました。できあがった桃色のキリンに、るるこは、「キリカ」と名前をつけました。
ところが、雨がふってきてキリカの首は、濡れてきれいな桃色がはげてしまいます。キリカの首を再び桃色にぬりなおすため、るるこはキリカに乗って「クレヨン山」にむかいます。(福音館書店)

お母さんがくれた桃色の大きな紙をきっかけに、るるこちゃんの日常がファンタジーの世界に変わります。後半のクレヨン山への冒険は、先が気になって一気に読んでしまいました。
幼年童話ですが、挿し絵が程よく入っているので、絵本から文章だけの本への橋渡しにぴったりです。

『おなべふ こどもしんりょうじょ』やぎゅう げんいちろう
お、おもしろくって、な、なんかへんで、べ、べんころりんで、ふ、ふざけんぼうの、おなべふ先生の診療所では、先生が患者さんにおなべふ検査をします。
検査の結果、お、になったら、おでまるくろちゃんのぬり薬をだしたり、な、になったら、なんじゃもんじゃのおまじないをだしたりします。
伝承わらべ歌「おなべふ」が、柳生弦一郎さんの手によって、おなべふ先生と、子どもたちとの楽しいやりとりの絵本になりました。(福音館書店)

やぎゅう げんいちろうさんの絵本は、絵もお話も一冊一冊がユニークで、毎回新鮮な驚きがあります。書店で読んでいない絵本を見つけたら、すぐにチェックする作家さんの一人です。
読んだことのない方は、ぜひやぎゅうさんの世界観を一度味わってみてください。

『いすうまくん』かどの えいこ /文、こうもと さちこ /絵
夏休み、おじいちゃんの家にいったタッくんは、物置でお父さんの使っていた古い椅子を見つけました。
タッくんがその椅子に馬のりに座ると、椅子はビューンと空へ飛びあがっていきます。空ではいろんな椅子が子どもたちを乗せて飛びまわっていました。タッくんもひとしきり飛びまわったあと、オニヤンマを追いかけて林の中におりると…。
お父さんと子どもを結ぶ秘密の魔法のお話です。(福音館書店)

『ゆっくりむし』みやざき ひろかず
ゆっくり考え、ゆっくり驚き、ゆっくりお散歩… いつもゆっくりのゆっくりむし。あっという間に時間は過ぎていつのまにか…!?
マイペースさが、心をホッと癒してくれる絵本。(ひかりのくに)

『うみのおまつり どどんとせ』さとう わきこ
さあ、みんなで海のお祭りに出かけよう! 人気の「ばばばあちゃんの絵本」シリーズ最新作です!
今回、ばばばあちゃんと仲間たちは海岸で眠り込んでしまったクジラを起こしに出かけます。
作者のさとうわきこさんは「海でお祭りをする絵本」というアイデアを、長年あたためてきました。水族館へ通い、観察をつづけ、ついにこの、たくさんの海の生き物が歌い踊る、にぎやかで楽しい絵本ができあがりました!(福音館書店)
「ばばばあちゃんの絵本」シリーズ

『なぞなぞのすきな女の子』松岡 享子 /文、大社 玲子 /絵
なぞなぞあそびの大好きな女の子とはらぺこのオオカミが、森でばったり出会いました。うまそうな女の子だぞと舌なめずりしたとたん、女の子になぞなぞを出されて、オオカミは大弱り。さあ、どんななぞなぞかな?なぞなぞがいっぱい出てくる楽しい幼年童話。(学研プラス)
絵本・児童文学研究センター 良書リスト3〜4年生

『きりぎりすくん』アーノルド・ローベル
旅にでかけたきりぎりすくんが、途中でいろいろな虫たちに会い、世の中にはさまざまな生き方があるのを知る、心あたたまる作品。(文化出版局)

『とうふこぞう』せな けいこ
お寺のこぞうさんがおつかいのとちゅうで、とうふこぞうにあいました。なかまを紹介されて…。(童心社)
「せなけいこ おばけえほん」シリーズ(既刊15冊ほど

『わんぱくだんの なつまつり』ゆきの ゆみこ・上野 与志 /文、末崎 茂樹 /絵
暑い夏の日、お面をつけてお祭りの踊りの輪に加わったわんぱくだんの3人組。いつの間にか動物たちといっしょになって雨ごいの儀式に参加することになりますが…。(ひさかたチャイルド)
「わんぱくだん」シリーズ(既刊24冊ほど

『いいから いいから』長谷川 義史
これが長谷川義史の絵本の醍醐味です。もちろん、お約束のかくし味も各所に! これはもう一家に一冊、必読書です。
突然やってきたカミナリの親子。にもかかわらず「いいからいいから」と、もてなすおじいちゃん。カミナリにおへそをとられても「いいからいいから」のおおらかさ。肩のちからがぬけることまちがいなし。(絵本館)
「いいから」シリーズ(現在5巻まで)

『くすのきだんちは 10かいだて』武鹿 悦子 /文、末崎 茂樹 /絵
野原にそびえる10階だてのくすのきだんち。管理人はもぐらのもぐ。7・8階以外には住人が暮らしています。
ある日、かけすが団地をたずねてきて…。違うことを認め合う住人から、思い合うことの大切さが伝わるお話。月刊保育絵本から生まれた大人気シリーズの第1弾。違うことを認め合う住人たちの、優しく温かい思いやりが心にしみるシリーズ。(ひかりのくに)
「くすのきだんち」シリーズ(既刊9冊)

『おてらのつねこさん』やぎゅう げんいちろう
あかりちゃんと猫さんは「おてらのつねこさん」をして遊ぶのが大好きです。
お寺の本堂で「おーてーらーのつーねこさんがかいだんのぼってこっちょこちょー」と遊んでいるうちに、あかりちゃんはこちょばゆくてたまらなくなり、座布団に化けていた狸さんの上にどすん! 狸さんは気絶してしまいます。そこで千手観音さんが「おてらのつねこさんデラックス」をすることに。
こちょぐりっこ遊びの童歌が影絵の本になりました。(福音館書店)

『ここにいるよ! ナメクジ』皆越 ようせい
ナメクジのくらしや生態にせまる写真絵本。食事のようすや、産卵シーン、孵化したばかりの赤ちゃんなど、知られざる姿を大紹介! (ポプラ社)
「ふしぎいっぱい写真絵本」シリーズ

『なーちゃんとおおかみ』多田ひろみ さく /文、柳生 弦一郎 /絵
ひとりでお風呂に入ったなーちゃんは、石鹸で体じゅうあわだらけ。
そこへオオカミがお母さんのふりをして窓から入ってきて、なーちゃんを捕まえようとしますが、何度やってもつるつる滑って捕まえられません。
そこでオオカミはなーちゃんにお湯をかけますが、遊んでいるつもりのなーちゃんもオオカミにむかってお湯をぱしゃっとかけたので…。元気いっぱいの女の子のお話。(福音館書店)

5歳夏。楽しむための読み聞かせ、+知識を得るための読み聞かせに

『ねずみのかいすいよく』山下 明生 /文、いわむら かずお /絵
海辺でお昼寝していたら、潮が満ちて、お父さんが沖に取り残されてしまいました。力を合わせてお父さんを助けよう!(ひさかたチャイルド)
「7つごねずみ」のシリーズ。他に『ねずみのでんしゃ』『ねずみのいもほり』『ねずみのさかなつり』

『のっぺらぼう』杉山 亮 /文、軽部 武宏 /絵
のっぺらぼうに追いかけられて、命からがら逃げ帰った男の子。けれども泣きついたお母さんが…。
杉山流おばけ話は、夜きちんと眠りにつけます。(ポプラ社)
「おばけ話絵本」シリーズ、他に『ばけねこ』『てんぐ』『かっぱ』『うみぼうず』

『サンゴの森』キャサリン・ミュジック
ほんとうに美しいサンゴ。どこまでもきれいなサンゴを活写した、サンゴがだいすきになるえほん。(そうえん社)
「そうえん社・写真のえほん』シリーズ

『あまがえるりょこうしゃ』松岡たつひで
ツアーコンダクターのあまがえる君が、ペットボトル製のボートで陸上の昆虫をトンボ池探検に案内します。
お客はテントウムシ、ダンゴムシ、カタツムリ。お父さんが背中で子育てするコオイムシ、肉食のこわい昆虫たち、小魚や昆虫のにぎやかな世界。
陸上の生き物にとって水の中の世界は、初めて体験することばかり。楽しさと驚きがいっぱいです。(福音館書店)

長男

松岡たつひでさんの絵はすごく綺麗で、細かいところまで描かれているので見るのが楽しいです。生き物が好きな子におすすめです。

『タコさん トコトコ どこいくの?』tupera tupera
海からあがったタコさんが、トコトコむかった先はどこ?
チリリン自転車、車でブウ〜ン、ビューンとひこうき、そして次は?
次々登場するのりものに、ワクワク感も加速します。タコさんトコトコどこいくの? ああ、どこへ行くのか気になってたまらない!
なんとも鮮やか洒落た色。とぼけた味付けはユーモラス。すっきりことばはリズミカル。(絵本館)

『うまれたよ! クワガタムシ』山口 進
なんとも鮮やか洒落た色。とぼけた味付けはユーモラス。すっきりことばはリズミカル。(岩崎書店)
「よみきかせ いきものしゃしん」シリーズ

『もちっこ やいて』やぎゅう げんいちろう
はーい、柳生弦一郎さんのとびきり元気な「わらべうた」の絵本をお届けしまーす。
北風君や鬼君たちが、ばっちゃんの家にやってきました。今日はみんなでお餅を焼いて食べるのです。「もちっこやいてとっくらきゃーしてやいて」と、歌いながら焼けるのをまっていたら、やきのりのおっちゃんたちも踊りだし…。
この本を読むと「もちっこやいて」の歌をうたって、みんなで遊びたくなります。みんなでしっかり遊んでね。(福音館書店)

『ぐるりん ぱっ』なかの ひろみ /文、まつおか ようこ /写真
森の中に、いろいろな色や形のうずまきを発見! 動物に見えるもの、宇宙人に見えるもの…、シダの芽生えをユーモラスに見せます。(アリス館)

『おしっこ しょうぼうたい』こみ まさやす
遊びに夢中になって、ときどきトイレを失敗してしまうけんちゃん。
ある時、先生の機転で消防車ごっこをしながらピンチを脱出。
今度は「仲よし三人組」でカッコイイ消防車を作って、夢中で遊びまわっていると…!(ひかりのくに)

『イモリくん ヤモリくん』松岡たつひで
子どもの網つかまったイモリくんを、ヤモリくんが救い出します。
お話を読んでいくうちに、イモリとヤモリのちがいがわかります!(岩崎書店)

『ポテトむらの コロッケまつり』竹下 文子 /文、出口かずみ /絵
たくさんとれたじゃがいもを見て、ポテトおばさんは考えました。「なにかびっくりするような面白いことはできないかしら?」
村の人たちが力をあわせて、コロッケつくり大作戦がはじまります!
ほくほくおいしい楽しいお話。(教育画劇)

『けんちゃんともぐりん』薄井 理子 /文、夏目 尚吾 /絵
けんちゃんは、プールがきらいです。およぐのがにがてだからです。ほんとはおふろもきらいです。
ある日、けんちゃんがおふろに入ると、そこにはなんと水もぐらがおよいでいて…。(くもん出版)

『じゅえきレストラン』新開 孝
木からしみだすじゅえきは、カブトムシやクワガタ、チョウ、ハチなどたくさんの虫が集まる「レストラン」!
いきいきした虫たちの大迫力の写真絵本です。(ポプラ社)
「ふしぎいっぱい写真絵本」シリーズ

『とけいのあおくん』エリザベス・ロバーツ /文、殿内 真帆 /絵
あおくんは、小さな青い目覚まし時計。時計屋さんの棚の上でずっと退屈していましたが、ある日男の子に気に入られて、お父さんの誕生日プレゼントになります。
さあ、お父さんが目覚ましを7時にセットした初めての朝、あおくんは、自分ひとりでベルを鳴らせるだろうかと心配になって、ドキドキしてきます。
イギリス生まれのチャーミングなお話を、新進気鋭のイラストレーターがセンスあふれる絵で描きます。(福音館書店)

『もりのくうちゅうさんぽ』松岡たつひで
あまがえる旅行社の空の旅。紙飛行機にお客さんを乗せて飛び立って、楽しい空の旅の始まり始まり… のはずでしたが、オオタカがリスを連れ去るところを見かけたり、アマツバメに襲われたりと、空の上も安穏としていられる場所ではないことを体験します。
終いには墜落して地面にぶつかりそうになり… あまがえるたちはどうなってしまうのでしょうか?
みなさんも、あまがえる旅行社のツアーに参加して、自然に親しんでください。(福音館書店)

『かずの絵本』五味 太郎
家の中からはじまって、空き地、かちくごや、のうえん、くだものやさんなど、身近な生活の中のかずを物語のように楽しむ絵本。(岩崎書店)

『あまがえるとうさんといく はじめての昆虫採集』まつおか たつひで
かえるの親子が昆虫採集に出かけます。
石の下、うんちの下、地面の中、草原の中、暗闇など、虫がいるスポットを探します。(ポプラ社)

『こがねぐも』甲斐 信枝
実際にこがねぐもを飼って、その生態を観察した絵本です。
まずは、巣のはり方、えさのやり方の観察です。まず最初に何をえさにあげたのでしょうか。
くものあみの不思議な性質、脱皮、こうび、そして、卵を産む様子が描かれます。
秋になると、その卵から生まれた小さなこがねぐもが、かわいいあみをるのです。(福音館書店)

『ドラゴンたいじ』津田 直美
あるところに、とても静かで平和な国がありました。しかし、最近になって、その国にある“のろいの山”からゴーゴーゴーという、ドラゴンの恐ろしい声が聞こえるようになりました。街のみんなは、恐怖で震え上がりました。そこで、その国の王様が、ドラゴンを退治してくれる者を募りました。すると、さんにんの若者が名乗りでました。
ひとりめは、となりの国の王子です。国で一番強い牛をひきつれ、大きなケーキをもってきました。ふたりめは、市長の息子のぼっちゃんです。ぼっちゃんは、美しいマントをはおり、毎日一つ金の卵を産むニワトリと、おいしい栄養満点のチョコレートをもってきました。さんにんめは、まずしい百姓の家のちびすけです。ちびすけは、おなかが冷えないように毛糸のパンツをはいて、小さなハチと、角砂糖を一つもってきました。早速、ドラゴン退治に出かけたさんにんですが…。
コミカルなストーリーとかわいいイラストの絵本です。(PHP研究所)

『ねこどけい』きしだ えりこ /文、やまわき ゆりこ /絵
ことちゃんの家には鳩時計があります。猫のねねこは、いつも鳩時計の鳩と遊びたくてたまりません。
ある日「くくう」と出てきたところにちょっかいを出して、時計を壊してしまいました。
でも、ことちゃんが時計屋さんで直してもらって、おまけにねねこに小さな家をもらいました。ねねこは、鳩時計の鳩と一緒に家を出たり入ったり。かわいい猫時計になりました。
思わずくすっと笑ってしまう幸せな日常のひとこまを描きます。(福音館書店)

『くさはら どん』松岡 達英
一見何もいないように見えていた草原。でも歩き出すと、“どん”と足をおろすたびに足もとから、バッタ、チョウやカエル、たくさんの生き物がとびだしてきて、びっくりしたことはありませんか?
草原には、いろんな生き物がかくれています。あぜ道で、林で、川原で、“どん”。それぞれの場所で、ひっそりと息をひそめていた生き物たちの姿と、“どん”でとびだしてくる姿を、美しい絵で見せていきます。(福音館書店)

『みどりのホース』安江リエ ぶん /文、やぎゅう げんいちろう /絵
かんかん照りの暑い日、けんたはベランダにあった緑のホースに声をかけられて、一緒に散歩に出かけることにしました。
駐車場の車を勝手に洗って叱られたり、砂場に水を流して子どもたちの砂遊びを手伝ったり、落書きされた塀をきれいにしたり、渇いた木に水をかけたりと、ホースとけんたは大活躍。
真夏の水遊びのわくわくする気分を思いっきり楽しめる絵本です。(福音館書店)

『ちきばんにゃー』きくち ちき
ちきばん、ちきばん、の掛け声とともに元気よく行進する女の子と動物たち。
どんどん行進していくと、大きな大きな猫が現れてさあ大変!
ダイナミックな版画の絵の迫力と音楽を感じるリズミカルなことばがマッチした楽しい絵本。(学研プラス)

この絵本を読んで、きくち ちきさんのファンになりました!
絵が“おしゃれ”なのですが、決して可愛いだけの絵本でなく、読んだ後に心に残るものがあります。
何冊も読み聞かせをしていると、似た絵本が多いことに気づきますが、きくちさんの絵本は独特な読後感がいつまでも残り続けます。

『ハハハのがくたい』たかはし ゆうじ /文、やぎゅう げんいちろう /絵
ハハハの島にざっくざっくと砂をふんでやってきた7人組は、楽器を持たずに体だけで演奏するへんてこな楽隊でした。
島に雇われ、赤ん坊の誕生や人の葬式に駆けつけては音楽を演奏します。半年ほどして、城の金庫からメロンくらいの大きさの真珠「アラフラの女王」が盗まれてしまいました。なんとこの楽隊、怪盗だったのです。
新聞記事風の場面も取り入れて愉快な物語が展開します。(福音館書店)

『つまんない つまんない』ヨシタケ シンスケ
ユニークな発想の作品の数々で、日本中が注目する絵本作家・ヨシタケシンスケの新作が登場。
誰もが経験するタイクツな気分を、とことん考え抜いたらこうなった!? 面白さ満点の「つまんない」絵本!(白泉社)

『すいかシーソー』くさま ひろこ
お子さまと一緒に読みたい夏の絵本。
すいかが大好きな赤アリさんと青アリさん。2匹はりょうはしから食べ始めたよ。そしたら すいかが ゆれだして…
アリさんたちとすいかの楽しい光景を色とりどりのユニークな表現で描きます。ほほえましい夏の風物詩。(新風舎)

5歳おすすめ絵本❷に続きます!

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